UFO少年団大ピンチ! 第6話

こちら学生報道部
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※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
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 朝霧尋紀友貞稜太譜久里知世は、UFOマニアの仲良し小学生トリオである。雲龍峰の麓で偶然UFOを目撃した彼らは興奮し、すぐにその時に撮影した証拠写真を週刊誌に売り込もうとしたが、どこも相手にしてくれなかった。最後の望みをかけて鷺島国際大学報道部に向かうも、チーフディレクターの桜庭陽平に門前払いされてしまう。しかし尋紀たちのUFO写真に興味を持った漆崎亜沙美は、同じ報道部の小寺洸介に頼み込んで車を出してもらい、尋紀たち3人を引率する形で今度こそUFOの動かぬ証拠写真を撮ろうと再び雲龍峰へと向かったのだが、そこで秘密基地を築いていた悪のハント星人に捕らえられてしまった。

 頼みの綱の異星人スーパーヒーロー・ミラージュジャックもハント星人の放つ異星人分解光線の前に敗れ、地球最大の危機が迫る!

囚われの亜沙美と有理紗

漆崎亜沙美と星本有理紗イラストは、KazuHanabi様。
背景は、Leonardo.AiのモデルDreamshaper v7で生成しました。

「んんっ!!んんーっ!!んむむーっ!!」
「んんんーっ!!んんぐぐっっ!!」

 ハント星人の秘密基地の地下牢に捕らえられている漆崎亜沙美と星本有理紗。ハント星人の人体実験で身体中をくまなく調べ尽くされ、幸い体に直接手は加えられておらず怪我などはしていないものの、長時間の実験検査で疲労困憊状態の亜沙美は用が終わるとこの地下牢に連れて来られてすぐさまに縄で両手を縛られて不自由な状態で上から吊るされたのだが、そこにはすでに先客である有理紗がいた。

 一方の有理紗も以前に鉢嶺百合子ブラックマフィア一味によって誘拐された時、監禁中に脳裏に声が響いて来た謎の宇宙人ミラージュジャックに言葉巧みに唆されて自分の身体を貸すことに同意したような覚えがあるのだが、何しろ意識が朦朧としていた監禁中での出来事なので、その記憶は曖昧だ。彼女にはそれ以降の記憶がなく、気がついたらブラックマフィアとは全く別の悪者であるハント星人に捕まっていたのだった。

 ちなみに亜沙美と有理紗は今回が全くの初対面。おそらく相手も自分と同じハント星人に拉致された被害者なのだろうと推測しつつも、互いに自己紹介しようにも勇気づけ合い励まし合って労ろうにも口にガムテープが貼られているので言葉を交わすことすら出来ない。

「フハハハハ!!! 美少女二人ガ並ンデ縛ラレテ吊ルサレテイル眺メハ眼福ダナ。目ノ保養ニハ持ッテコイダww」

 亜沙美と有理紗、二人の美少女捕虜を牢屋の前で見張っているハント星人兵士は、中の様子をじろじろ見つめながらご満悦の様子である。

インヴェード実験

譜久里知世イラストは、山並 かい様。
ハント星人イラストは、みょうち麒麟様。
背景は、Leonardo.AiのモデルDreamshaper v7で生成しました。

「んっ、んんっ…!!」((((;´・ω・`)))ガクガク

 ハント星人の開発した実験装置の中央に座らされた譜久里知世。これからハント星人は、ミラージュ星人のように地球人の肉体に寄生・憑依するインヴェード実験を行おうとしているのだ! 亜沙美や洸介のような大人よりも、知世のような子供の方が肉体が若く柔軟であり、インヴェードの成功確率が高くなるとの研究データが出ているのだ。

「サア覚悟ヲ決メロ。オ前ハコレカラ身モ心モハント星人トナッテ生マレ変ワルノダ!」

 実験の責任者でもあるハント星人の科学技術士官がその手を伸ばして、今にも装置のスイッチを入れようとしていた。危うし、知世!

つづく。


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コメント

  1. 旅鴉 より:

    >以前に鉢嶺百合子とブラックマフィア一味によって誘拐された時、監禁中に脳裏に声が響いて来た謎の宇宙人ミラージュジャックに言葉巧みに唆されて自分の身体を貸すことに同意したような覚えがあるのだが、何しろ意識が朦朧としていた監禁中での出来事なので、その記憶は曖昧だ。彼女にはそれ以降の記憶がなく、気がついたらブラックマフィアとは全く別の悪者であるハント星人に捕まっていたのだった。

    鉢嶺百合子…はて?誰だっただろうか…って思ったら、そういえばあのクソビッ〇でしたね(忘れんなよ…
    あれからどうしたのやら、元気にやってるんでしょうかね…?

    まあ、そんなことはどうでもよく、有理紗ちゃんがブラックマフィアに誘拐されたところから記憶がなく…ってことは、メアリーの襲撃でベラドンナに再び誘拐され監禁された時には既にミラージュジャックが憑依してたってことでOKですか?どんなきっかけでどのタイミングでとり憑いたのやら…ある意味たちの悪いストーカーですねミラージュジャック…

    そしていきなり見ず知らずの者同士が変な宇宙人に捕らわれ監禁されることに、お互い口が塞がれ会話出来ないので自己紹介も出来ませんが、コミュ力おばけの亜沙美ちゃんなら有理紗ちゃんとは直ぐにでも仲良くなれそうですね。

    >「フハハハハ!!! 美少女二人ガ並ンデ縛ラレテ吊ルサレテイル眺メハ眼福ダナ。目ノ保養ニハ持ッテコイダww」

    それについては同意見ですが…
    ただ…きったねぇ甲殻類みたいな形してるのに、人間の美少女に欲情する…本当に不思議な外星人ですね…

    そして別の所ではある意味洒落にならないピンチの知世ちゃん、UFOの写真を撮っただけなのにこんな目に…普通の小学生ならPTSDになりかねない事案ですね、このサイトの女の子達のメンタルがやばすぎるので麻痺ってましたが…
    インヴェード実験…聞きなれない言葉だったのですが、昔のメタルヒーローシリーズの用語だったんですね、内容がなんともエゲつないもののようで…
    このままでは知世ちゃんがハント星人に…ってふざけんな!美少女があんな半端なタラバガニみたいな姿にされてたまるか!
    …ってまあ、もう1人の寄生虫…我らがヒーローミラージュジャックがそれを許さないでしょう!

    • > 鉢嶺百合子…はて?誰だっただろうか…って思ったら、そういえばあのクソビッ〇でしたね

      鉢嶺百合子を覚えていてくれて光栄です。もしお暇なときに気が向かれたらで構いませんが、よろしければ旅鴉様の書かれるSSの中でも自由に使ってやってくださいまし。

      > どんなきっかけでどのタイミングでとり憑いたのやら…

      一応「メアリーの襲撃でベラドンナに再び誘拐され監禁されて」からのタイミングになりますね。
      ミラージュジャックが次に融合する地球人女性を物色していた際に、たまたま有理紗ちゃんを見かけたのでしょう。

      > インヴェード実験…聞きなれない言葉だったのですが、昔のメタルヒーローシリーズの用語だったんですね、内容がなんともエゲつないもののようで…

      1994年1月30日から1995年1月29日まで、テレビ朝日系列(現在のニチアサ枠)で放送されていた東映特撮メタルヒーローシリーズ第13作『ブルースワット』のことですね。第19話~20話にかけてサブヒロイン格の麻生すみれが敵に誘拐されてしまうのですが、口に猿轡を噛まされてもがく姿と呻き声がとても可愛かったのに、縛られている姿がテレビに映ったのは顔アップがほんの一瞬で、全身をしっかりくまなく見れなかったのは今でも残念でありません(その回のすみれの服装コーデが、管理人好みの白ショートパンツだったのが余計に管理人の無念を際立たせます)。

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