竜門会のクルーズ船「パール・シー・ソブリン号」に捕らえられている人気アイドルグループ『Lumière³』を救うため、我らが重機装士ヴァルダーは稲垣健斗と相模路香、そしてオリンポスの桐橋勇人、マリク=イェンセン、周龍文らと共に船内へと潜入。一人先行したヴァルダーは、敵の現場指揮官である梁志鴻と対峙していた。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
『パール・シー・ソブリン号』――観客ホール
豪華客船の内部に造られた巨大な観客ホール。
そこは本来ならば、豪華なショーやパーティーを楽しむための華やかな空間だった。
しかし今、その雰囲気は完全に崩壊していた。
「な、何なんだ、あれは!?」
「逃げろ!」
「警備は何をしている!?」
観客席に陣取っていた竜門会の賓客たち――世界各地から集められた闇社会のVIPたちが、我先にと出口へ殺到している。
その原因は、ホール中央へ突如として現れた一人の戦士だった。
VIP用バルコニー席。
そこから身を躍らせた黒と銀の装甲のヒーローが、数メートル下の床へ――。
ズンッ!!
重々しい着地音とともに、堂々と立ち上がる。
全身を覆う重厚な装甲。
頭部を覆うフルフェイス型ヘルメット。
その姿は、まさしく正義のスーパーヒーロー。
重機装士ヴァルダー。
「Lumière³を返してもらうぞ!」
ヴァルダーが声を張り上げる。
その視線の先に立っていたのは、一人の男だった。
竜門会幹部――梁志鴻。
梁は逃げ惑うVIPたちを尻目に、冷たい笑みを浮かべていた。
「貴様がヴァルダーか」
そして、ゆっくりとヴァルダーを見据える。
「よくあの鏡のラビリンスから抜け出せて来れたな?」
ヴァルダーは一歩も引かない。
「……明鏡止水」
「何っ?」
梁が眉をひそめる。
ヴァルダーは静かに拳を握った。
「心に濁りやわだかまりがなく、落ち着いて冷静に周囲を見渡せば――」
ヴァルダーはヘルメット越しに梁を睨みつける。
「――あんな子供騙しの手品なんか、すぐに見破れるってことだ!」
「なっ……!」
梁の顔から余裕が消えた。
「私の自慢の鏡幻術を……子供騙しだと!?」
「ああ、そう言った!」
「おのれ……言わせておけばァッ!💢」
梁が怒りに声を震わせる。
だがヴァルダーは、その怒気にも動じなかった。
「お前たち竜門会が何を企んでいようと知ったことか!」
そして力強く言い放つ。
「Lumière³の三人を返してもらうぞ!」
「そうはいくものか!」
梁が手を振り上げる。
「お前たち!」
その声に反応し、ホールの脇に控えていた竜門会の手下たちが動き出した。
「Lumière³の三人を待機しているヘリへ連れて行け!」
「!」
ヴァルダーが振り返る。
そこには、竜門会の手下たちに囲まれた三人の姿があった。
浅羽優鶴。
逢澤心音。
三人とも自由を奪われた状態で、必死にこちらへ訴えかけている。
「んっ……!」
「んんっ……!」
「んーっ……!」
「――あっ!」
ヴァルダーが駆け出そうとする。
「待て!!」
三人を連れて行こうとする手下たちを追おうとした、その瞬間。
ズッ!
目の前に梁が立ちはだかった。
「おっと」
「どけ!」
「そう簡単に通すと思うか?」
「くっ……!」
その向こうでは、優鶴たちが少しずつ遠ざかっていく。
「待ってろ、三人とも!」
ヴァルダーが叫ぶ。
「必ず助ける!」
しかし梁は不敵に笑った。
「それはどうかな?」
そして――。
「……我が身に宿りし力よ」
低い声で、何やら呪文めいた言葉を呟き始める。
「……来たれ」
空気が震えた。
梁の身体から黒い光が放たれる。
「何だ……!?」
ヴァルダーが身構える。
黒い光は梁の身体を包み込み、その姿をみるみる変貌させていく。
衣服の下から黒い装甲がせり上がり、腕、脚、胸部、肩へと次々に金属質の外殻が形成されていく。
やがて光が消えた時――。
そこに立っていたのは、先ほどまでの人間の男ではなかった。
全身を黒いメタリックな装甲で覆った怪人。
鋭い眼光を放つその姿に、ヴァルダーも一瞬息を呑む。
「それが……お前の本当の姿か!?」
「その通りだ」
怪人と化した梁が拳を握る。
「覚えておくがいい、ヴァルダー!」
その声には、もはや先ほどまでの紳士的な響きはなかった。
「私の名は――梁志鴻!」
一歩、前へ。
「竜門会最高幹部――竜生九子第二席・武永照大姉に仕える幹部だ!」
さらに一歩。
「よくもこの場で私の計画をぶち壊しにし、私にこれほどの恥をかかせてくれたな……!」
黒い拳が、ぎりりと握り締められる。
「その恨み――思い知らせてくれるぞ!」
ヴァルダーも腰を落とし、両拳を構えた。
「上等だ……!」
逃げ惑っていたVIPたちの声も、いつしか遠ざかっていく。
広大な観客ホールの中央。
正義の重機装士と、竜門会の黒き怪人。

二人の視線が真正面から激突する。
「Lumière³は、必ず俺が助け出す!」
「ならば――まず私を倒してみろ!」
次の瞬間。
ヴァルダーVS梁志鴻――決戦の火蓋が切って落とされようとしていた。
『パール・シー・ソブリン号』――格納庫への廊下
重厚な船内扉が、低い音を立てて閉じられた。
その向こうへと連れて行かれていたのは、浅羽優鶴、若宮麗衣奈、逢澤心音――Lumière³の三人だった。

「おら、ジタバタするな! とっとと歩け!」
竜門会の男が乱暴に急かす。
「んっ、んむむうぅ……!」
優鶴が必死に身体をひねる。
「んんんっ、んむぐぐうぅぅぅ……!」
麗衣奈も抵抗する。
「んんっ、んむむううぅぅぅ……!!」
心音も何とか足を止めようとする。
しかし、相手は屈強な大人の男たち。
三人は自由を奪われた状態であり、とても力比べになるような状況ではなかった。
(もう……!)
麗衣奈が悔しそうに目を細める。
その隣で、優鶴も必死に周囲を見回した。
――何か、逃げる方法はないの?
だが、廊下には見張りの男たち。
そして前方には、重々しい扉。
やがて扉が開かれると、そこから轟音が響いてきた。
ローターの回転音。
強烈な風。
その先にあったのは、船内の巨大な格納庫だった。
「……!」
三人が目を見開く。
そこには一機の大型輸送ヘリが待機していた。
そしてその周囲では、竜門会の客である闇社会のVIPたちが、我先にとヘリへ殺到している。
「早く乗せろ!」
「こちらが先だ!」
「私はこんなところで死ぬわけにはいかん!」
先ほどまで威勢を張っていた男たちも、今ではすっかり取り乱している。
優鶴たちは、その光景を呆然と見つめた。
「ん……」
――まさか、私たちもあのヘリで……?
嫌な予感が胸をよぎる。
竜門会の男たちに促され、三人は輸送ヘリへと乗せられた。
機内後方に設けられた、貨物を積み込むための区画。
そこへ三人は押し込まれる。
「フフフッ……」
男が扉を閉めながら笑った。
「ここで大人しくして居ろ!」
ガチャン。
扉が閉じられた。

「んんっ……!」
三人は互いの顔を見つめる。
つい先ほどまで、ヴァルダーが現れてくれた。
これで助かる――。
三人とも、そう思った。
しかし現実は違った。
「……ん……」
優鶴がうつむく。
麗衣奈も悔しそうに目を閉じる。
心音の瞳には、今にも涙がこぼれそうな光が浮かんでいた。
――せっかく助けに来てくれたのに。
――それなのに、私たちは……。
三人の胸に、重い落胆が広がっていく。
一方、そのすぐ前方。
VIP用の客席では――。
「いやはや、何とか助かりましたな」
「まったく。一時はどうなることかと思いましたよ」
「この船も、もう終わりでしょうな」
闇社会のVIPたちは、安堵したように笑い合っていた。
だが――。
「……ん?」
一人のVIPが窓の外を見た。
「おかしいな」
「どうしました?」
「このヘリ……予定していた方向とは違わないか?」
別の男も外を見る。
「……確かに」
ヘリは、彼らが想定していた逃走ルートとは明らかに違う方向へ進んでいた。
「パイロットに確認しよう!」
「そうですな!」
数人のVIPが立ち上がり、操縦室へ向かう。
そして――。
「おい、パイロット!」
操縦室の扉を開けた瞬間。

銃を握っている手のイラストは、モッぷ様。
カチャッ。
銃口が彼らへ向けられた。
「――!?」
VIPたちの顔が凍りつく。
「な……何だ、これは何の真似だ!?」
操縦席の隣に立っていたのは、一人の女性だった。
ブロンドのロングヘア。
冷静な眼差し。
そして、余裕すら感じさせるクールな表情。
女性は銃を構えたまま、にっこりと笑った。
「ハァ~い♪」
その口調は、まるで観光ツアーの案内係のように明るかった。
「これから皆様を――」
銃口を軽く動かす。
「警察署と裁判所経由、そして最後は刑務所直行の豪華未体験ツアーへとお連れ致しまぁ~す♪」
「な、何だと!?💦」
「貴様、いったい何者だ!」
女性――イレーヌ=シャノワーヌは、さらに笑みを深めた。
「私?」
彼女は優雅に名乗った。
「コードネーム――アフロディーテ」
そして操縦席では、一人の男が微動だにせず操縦桿を握っていた。
日本人の男性。
三十代前半。
冷静沈着な表情で計器を確認しながら、淡々と機体を操っている。
コードネーム――アポロン。
すなわち、春日陽大。

陽大は後ろを振り返ることなく告げた。
「騒ぐな。こちらの指示に従ってもらう」
「な……!💦」
「お前たちが竜門会とどのような取引をしていたのか。その詳細も、こちらでは把握している」
イレーヌが続ける。
「皆様には、このまま我々が用意した場所まで同行していただきます」
「ふざけるな! 私を誰だと思っている!」
「存じ上げております」
イレーヌは即答した。
「だからこそ、逃げられないようにしているんです♪」
VIPたちは互いに顔を見合わせた。
完全に立場が逆転していた。
そして機体後方。
貨物区画では――。
「ん……?」
優鶴が何かに気づいたように顔を上げる。
扉の向こうから聞こえて来る物音の様子が、先ほどまでとは違っていた。
何かがおかしい。
やがて、遠くからイレーヌの声が聞こえてくる。
「さあ皆様、しばらく空の旅をお楽しみください♪」
優鶴は麗衣奈と心音を見る。
二人もまた、驚いたように顔を見合わせていた。
――もしかして。
――このヘリ、私たちをどこかへ連れて行くんじゃない……?
操縦席では陽大が静かに前方を見据えている。
その胸元には、密かに通信機が光っていた。
オリンポスの作戦は、着実に最終段階へと移りつつあった。
(つづく)
コメント
明鏡止水・・・いつの間にか気力150(最近では、気力限界突破なるスキルがあって200くらいまでいけたり・・・)になっていたヴァルダー。このまま必中+魂で押し切りましょう!!というかもしや入門していた流派東方不は・・・(;^_^A
船内オペラハウスの背景が素晴らしいですね。
そして悪いVIPの皆様に銃口向けるイレーヌ女史の「このヘリは・・・」の口調に、この頃流行りの女の子🎵で始まる某スーパーヒロインを連想してしまった・・・
> 明鏡止水・・・いつの間にか気力150(最近では、気力限界突破なるスキルがあって200くらいまでいけたり・・・)になっていたヴァルダー。
最近スパロボやってない(…というか、ゲーム自体から離れている)せいか、ネタがよく分かりません。どうかお許しを🙇💦
> 船内オペラハウスの背景が素晴らしいですね。
プロンプトに「背景をオペラハウスの劇場にして」と入力すれば、簡単に生成できます。
オペラハウスでの戦闘シーンというのも珍しいかもですね。
明鏡止水の極意で三流の幻術なんぞあっさりと突破してきたヴァルダーこと我らが遼馬くん、子供騙しと馬鹿にされ、梁志鴻のプライドは随分傷つけられたようで、尚且つせっかくのショータイムも滅茶苦茶にされ、このままでは武永照大姉のオシオキが待っている…
コノウラミハラサデオクベキカ
ブチギレた梁志鴻、全身を黒いメタリックな装甲で覆ったゴキ…ではなく怪人に変身、ヴァルダーの前に立ちはだかる、その向こうにはLumière³の3人が、
「Lumière³は、必ず俺が助け出す!」
と息巻いてみたが、いつぞやのゴキレギウスとは別種類のGなのではと思えるほど黒光りしている梁志鴻に行く手を阻まれ、救いの手は届かない、そうこうしているうちに連れて行かれるLumière³、
そして、我先にと逃げてきたVIP達が乗り込んだヘリに一緒に乗せられてしまったLumière³、流石に空を飛べないヴァルダーには追いつけない、万事休す…っと思ったらヘリが別方向へ、そして操縦席にいたのは竜門会の手の者ではなく、アフロディーテことイレーヌ、アポロンこと春日陽大、
ずっと出てきてないから、そろそろ来るんじゃないかと思ったが、ここでかい!
ヴァルダーこと遼馬くんに花を持たせてくれたと思ったら、結局漁夫の利された…
なんだか今回はヴァルダーが上手く利用された感がありますね…
> いつぞやのゴキレギウスとは別種類のGなのではと思えるほど黒光りしている梁志鴻に行く手を阻まれ、
懐かしやのコックローチレギウスww
管理人ですら、その存在はすでに忘却の彼方でした💦
> なんだか今回はヴァルダーが上手く利用された感がありますね…
まあ遼馬くんなら救出対象さえ無事なら「誰それの手柄」云々については気にしないと思います。
それにここでオリンポス側に花を持たせてあげないと、逆に彼らの方が空気になっちゃいますし(;^_^A アセアセ・・・
明鏡止水――明徳先生の教えを生かせましたね。これでヴァルダーもひとつランクアップした感じですが、元々のきっかけが風祭兵庫介に完敗したことだったのを考えると、これからの成長のためには今後も時々コテンパンにのされる必要があるかも(鬼か💦)。まあヴィランが強くないとヒーローものは盛り上がらないと思いますし。ともあれ最終決戦、いかにも強そうな形態に変化した梁志鴻相手にどう戦うか期待ですね。
> これからの成長のためには今後も時々コテンパンにのされる必要があるかも(鬼か💦)。
とりあえず今後の展開では、常闇のレギーナ・ノクタとの初戦でコテンパンにされるのは予定としてほぼ確定かと(;^_^A アセアセ・・・
ヴァルダーには星彩のルミナの引き立て役になってもらうため、彼の活躍はやや抑え気味にしなきゃいけないのと、「自由自在に空を飛べるルミナやノクタに比べ、ヴァルダーはまだ空中戦が苦手➡空中戦も出来るように装備をパワーアップ」というフラグが発動することにも繋がりますので(^^♪
> まあヴィランが強くないとヒーローものは盛り上がらないと思いますし。
完全同意であります。強敵あってこそのヒーローですから。
ところで元ドラゴンレギウスチームの須田奈々美ちゃんがブレイバーズに加入するようですが、そうなるとあいつとの因縁の対決は必然だな…ということでSSをひとつ思い浮かびました。
「まってよ、遼馬!」
「待てるかよ、楽しみにしてた日だぜ!」
勇んで駆けていく遼馬を早弥香は懸命に追いかける。二人の向かう先は日本最大の特撮・アニメ専門店「アニフォルテ」池袋本店である。遼馬が愛してやまない人気ロボットアニメシリーズ「起動兵士ヴァンダム」の新作アーケードゲーム「インフィニットバースト」の稼働開始日が今日であった。
さて二人が建物に入ってゲームコーナーにいってみるとすでに人だかりができている。
「何かあったんですか?」
遼馬は一人に尋ねた。
「すげえぞ、もう7人抜きだ」
言い終わらないうちにタ対戦モードでプレイしていた一人が轟沈する。
「くそ、やられた!」
「よーし、次は俺だ!」
別の一人が台の前に座る。遼馬は向かいの台をのぞいてみた。プレイしているのはカラーシャツにジーンズ、黒いロングヘアで眼鏡をかけた若い女だ。かなりやりこんでいる様子で、するどい目つきで画面をにらみつつ慣れて手つきでコントローラーを操作している。
「ああ、負けた!」
八人目のプレーヤーがあっさり沈んだ。遼馬はにやりと笑うとコインを手に台の前に座った。
「おお。兄ちゃんやるな!」
10分後、激闘は続いていた。早弥香もギャラリーも手に汗握りながらバトルを見守っている。
「ここだ!」
相手のわずかなスキを見つけ、遼馬は必殺技を連打する。一気に優勢になった。
「フィニッシュ!」
最後の決め技がさく裂、画面に「WINNAR」の大文字が表示される。周囲から拍手が沸き起こった。向かいの台から女がひょいと顔をのぞかせた。
「君、強いね」
女は笑った。
「あはは、そりゃ突っ込もうと思えばいくらでもできるけどお約束だからね。あれこれ言うのは野暮ってものよねえ。葵の御紋入りの印籠とか桜吹雪の刺青みたいなものよ」
「ですよねえ!いやーわかってない奴が多くて…」
遼馬と早弥香はアニフォルテ内のカフェで希理子と名乗る女と談笑していた。希理子はゲームのみならずサブカルチャー全般に知識が豊富で、遼馬とは大いに話が弾んでいた。
「希理子さんは何のお仕事をされているんですか?」
早弥香は尋ねる
「フリーランスのプログラマー。約束の時間まで間があるんで暇つぶしに寄ったわけ…あ、そろそろ時間ね。じゃ、私は行くね。今日は楽しかったよ」
「こちらこそ。また会えるといいですね」
「うん。じゃあね」
二人に見送られて希理子はアニフォルテの玄関を出て池袋駅の方へ歩き始めた。
「さて、仕事の時間ね」
希理子の中でスイッチがオフからオンに切り替わった。表情が引き締まり。すっと細まった目から鋭い眼光が放たれる。しばらく歩くと玄関に「長城集団公司」のプレートのかかったオフィスビルに入っていった。
(続く)
(続き)
「内海ラクシュミー希理子です。李玄道支社長はいらっしゃいますか?」
「はい。伺っております」
受付嬢に促されて希理子はエレベーターホールに足を進めながら思いを巡らせた。
(ブレイバーズかあ、連中とは久しぶりよね)
内海ラクシュミー希理子――「デジタルカーリー」の二つ名で知られる天才ハッカー。かつて魔人銃士団ゼルバベルに雇われ、ブレイバーズ結成前の天鳳輝シグフェルやライオンレギウス、ドラゴンレギウスチーム等と対峙、その卓越したハッキング技術と情報処理能力で彼らを大いに苦しめた「電子の魔神」。ゼルバベル崩壊後は香港マフィア竜門会にスカウトされてその活動を側面から支え、こちらでもその能力は非常に重宝されている。
竜門会はかつてゼルバベルとは友好組織であり、その縁でゼルバベル残党を多く吸収している。彼ら残党はブレイバーズを憎悪し折あらば復讐を目論んでいる者たちも多い。しかし希理子はそのような動きとは明確に一線を画している。彼女にとってゼルバベルへの加担はあくまで「仕事」であり、忠誠心があったわけではなく特に遺恨も感じていない。ただ「もらった報酬の分は働く」「クライアントの意思が最優先」「仕事に私情を持ち込まず全力で完遂する」が希理子にとっての矜持にして倫理であり、誰がクライアントであっても変わらない。
(首領ご自身からしてブレイバーズには恨み骨髄だけど。息子の仇じゃ無理ないけどね。まあブレイバーズだろうが他の何だろうが「関係者まとめて地獄に叩き落せ」というのが私の仕事ならば全力でそうするまでのことよ)
やがて希理子は支社長室の前に立っていた。ドアをノックすると「入れ」と中から声がする。「来たか、『デジタルカーリー』。待っていたぞ」
「首領のご命令により参上しました。何なりとご用命を」
希理子は支社長・李玄道――その実は竜門会日本支部長――と握手を交わした。
以上になります。希理子もオタクという設定なので遼馬君と絡ませてみたくなりました。ただ希理子はヴァルダーの正体を知っても全く手加減せず追い詰めようとするでしょうね。
ブレイバーズエディションの世界では過去ドラゴンレギウスチームはゼルバベルに壊滅させられていますが、その折奈々美ちゃんも希理子との電脳バトルで敗北、それがチーム崩壊の一因になった、という想像もしています。
SSキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
しばらくコメント欄に投稿されるSSは久しくご無沙汰だったので、凄い嬉しいです!
僭越ながら挿絵とかも作ってみました(;^_^A アセアセ・・・
https://bsky.app/profile/okamenogozen.bsky.social/post/3muiqtgwyzk27
> ブレイバーズエディションの世界では過去ドラゴンレギウスチームはゼルバベルに壊滅させられていますが、その折奈々美ちゃんも希理子との電脳バトルで敗北、それがチーム崩壊の一因になった、という想像もしています。
菜々美ちゃんと希理子にそんな因縁があったんですね。
ドラゴンレギウスチーム壊滅の際には森橋悠生ブライトウェルことグリーンドラゴンレギウスが戦死していますから、もし悠生の戦死の一因に「希理子との電脳バトルでの敗北」が絡んでいるなら、菜々美ちゃんにとって希理子は悠生の仇みたいな存在なのかもしれませんね。