その頃、地下室にて……

京都検非違使事件帖
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※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
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旅鴉様のおかめ党、新幹部出現か!? – おかめの御前の創作文庫 (okamenogozen.com)コメント欄投稿より引用。

天岸アンジェリカ愛優美は、最初はおかめ党なる組織に父親にある仕事をさせるための人質として誘拐されたのであった、しかし父親の手引きで一度は逃げ出すことに成功したのだが、おかめ党員達からの追跡から逃れることは出来ず再度捕えらえてしまう、そして再びおかめ党のアジトに連れ戻されそうになったところで、突如襲撃を受けた。
そして再び目を覚ますと、そこは見知らぬ拷問部屋のようなところで吊るされていた。

天岸アンジェリカ愛優美イラストは、華村もも様。
↓↓プロフィールはこちらになります。↓↓
https://profile.coconala.com/users/1106402
背景は、#背景 背景(練習) – りばっぷのイラスト – pixiv様のフリー素材より拝借しました

(ボク…このままどうなるの…恐いよ…パパ…)

禍々しい拷問道具が並ぶ部屋で、1人吊るされていた愛優美、これから自分の身におこるであろう最悪なことを考えながら身を震わせていた愛優美だったが、何も危害を加えられることなく別の部屋へと移された、どうやら画像が撮りたかっただけのようだった、何が目的なのか、再び父親への脅迫に使われるのか、それは解らないがまた捕らわれの生活が続くのは確かなようだった。
だが、今度は今までとは違っていた、なぜなら、今度はもう1人居たからだ。
連れて来られた部屋には長い黒髪を首の後ろで束ねた清楚な感じの雰囲気の美少女が手足を縛られ猿轡をされたまま座らされていた。

「ほら、お仲間連れてきてやったぞ、寂しくないだろ」

愛優美を連れて来た男はそう言いながら男は、黒髪の少女の横に縛った愛優美座らせるとその足も縛っていく。
そして愛優美が動けなくなったのを確認すると、「大人しくしてるんだぞ」と一言言って部屋の外へと出て行った。

天岸アンジェリカ愛優美イラストは、華村もも様。
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綾塚音祢イラストは、KazuHanabi様。
背景は、トップページ – ニコニ・コモンズ (nicovideo.jp)様のじんどっしゅ様のフリー素材より拝借しました。

「うむむ、んううっ…むぐぅっ!」

「ん!うううんっ、うむぅぅッ!」

薄暗い部屋に2人の少女の呻き声が響く。

(綺麗な女の子だな、この子は何を目的に連れてこられたんだろ…そもそもここってどこ、あのおかめ党とかいうのと違うみたいだけど…いったいボク達はどうなるの…?)

そんな事を思い、不安になりながら横の黒髪の少女の顔を覗きこんだ愛優美、その時猿轡をされているので表情が解りにくかったが、少女の顔が微笑んだように見えた。
そして…スルッと少女の手から縄が抜ける。
少女は体に巻きつく縄を器用に解くと猿轡を外す、そして愛優美の背後に回るとその縄を解きながら話しかけてきた。

「他に捕らわれている女の子がいると男達の話から聞えたのですが、あなただったのですね、何とか縄が解けて良かった…待ってくださいね、今縄を解きますから、あ…私、綾塚音祢といいます、あなたと同じくここに…いや元々は別の変な人達に誘拐されそうなっていたのですが…そこへ襲撃してきた人達がいて…今度はその人達が私を…ってその、何言ってるのか解らないでしょうけど…」

「うん、何となく解る、多分ボクと同じ状況だ…」

どうやら2つの組織が争っていて、その組織同士で自分達を取り合いしているらしい、そのことだけは愛優美にはどうにか理解できた。

「ありがとう、ボクの名前は天岸アンジェリカ愛優美」

縄から解放された手をさすりながら、自己紹介をする愛優美。

「あまぎし…アン…」

「ああ、愛優美でいいよ、アンジェリカでも、え~っと綾塚さんだっけ、君ボクと同じ高校生ぐらいに見えるけど…」

「私は…高校二年生、17歳です」

「じゃあボクと同じだね、よろしく、音祢ちゃんって呼んでいいよね!、あと為年なんだから敬語はやめてね!」

そう言いながら握手しながらぐいぐい迫ってくる愛優美、そのコミュニケーション能力の高さにやや圧されながら、「よ…よろしく」と小さく答える音祢。

「でもすごいね、縄抜け出来るって~」

「うん、ちょっと慣れてて…」

「え…」

音祢の答えに、やや驚いた表情を見せる愛優美。

「あ…ちがっ…変な意味じゃなくて…自分もちょっと襲われ体質というか…あと先輩が捕縛術とか得意でよく実験させられたりして…本当に変な意味とかじゃないから…」

変な誤解を招かないように、慌てて手をぶんぶん振りながら否定する音祢。

「う~ん、なんか大変そうだね音祢ちゃんは…っとまあとにかく…ここから何とか逃げ出さないとね…でも部屋の鍵をどうにか…」

愛優美がそんな事を言ったその瞬間、外側から部屋の扉が開かれる、もしかして助けが来たのか…その希望はあっさりと崩れ去る。

「獲物を移動して直ぐに、また移動って…なんなんだよもうぉ…しかも何で別の誘拐専門組織の奴らに偉そうにされなきゃならんのだ…」

そうぶつくさ言いながら部屋に入ってきたのは、先ほど愛優美を連れてこの部屋に来た男だった。

「…ってあれ、何でお前ら縄を解いて…」

その刹那、先に動いたのはなんと音祢だった、自分を縛っていた縄を素早く拾い上げると男の顔めがけて投げつけたのだ。
鞭のようにしなりながら男の顔面に縄が炸裂する。

「ぐぁっ!め…目がっ…!」

思わず目を抑え苦しむ男の懐に間髪入れずに音祢が入り込み、そして男の手首と腕の関節を極めながら取り、身を屈めるように体を潜らせるとそのまま足を払って男を床に叩き落とした。

「ぐあっ!!」

声を上げながら床に落ちる男、更に音祢は男の背後に周りそのまま腕を極めながら首を絞めた。

「ご…ごめんなさい…」

そう言いながら男を絞め上げる音祢。

「すっご…」

その一連の動きに、思わず見とれていた愛優美だったが、ふと我に返りバタバタ暴れる男の体を懸命に押さえつける。

暫くして男は力なく腕をたらしながら落ちていく。

「ふぅ…」

男が動かなくなったのを見て、漸く安心して溜息を付く音祢。

「す…凄いね音祢ちゃん!大人しそうな顔して強かったんだね!」

「いや全然…護身レベルだよ、私なんか…結局何も出来ずに誘拐されちゃったんだし」

「いやいや、ボクなんか腰抜かしそうになってワタワタしてただけだもん、本当に凄いよ」

そう言いながら思わす拍手をする愛優美、だが…

パチパチパチ

別の方向から拍手が聞えて来た、それは部屋の扉の方向から。

「Awesome awesome, that was very cool.」

それは英語のようだった、声色からして女。

声の方に愛優美と音祢が目を向ける、そこに立っていたのは病的な程に白い肌に、ややクセ毛美味なセミロングの黒髪、淡褐色の瞳を持つ全身黒ずくめのゴスロリチックな格好をした西洋人の女だった。

(女の子…ボク達とあまり変わらないぐらいの歳に見えるけど…あれ…この子どこかで…)

突然現れたのが女の子だったことに、驚き思わずほうけてしまった愛優美、そこへ音祢が緊張した声で囁きかける。

「愛優美ちゃん…私が飛び掛かった後直ぐに横をすり抜けて逃げて、あれは…」

音祢が話しを終えるより先にゴスロリ女が動き出す、慌て女に掌打を放つ音祢、だがその攻撃は躱されその腕を掴まれる音祢、すかさずその手を払うとその手を掴み返しその腕を捻り投げ飛ばす音祢、女の体が宙に舞う。

「やったぁ!!」

また今度も見事に音祢が相手を投げ飛ばし、先ほどのように制圧できるそう思った愛優美。

ひらりっと、ゴスロリ女は華麗に床に足をつけた、まるで猫のように。
そして女は素早く音祢の懐に潜り込み、自分の腕を掴んでいる手を捩じ上げ、逆に音祢を引き倒した。

「あうっ!!」

うつ伏せに床に組み伏せられ、腕を後手に極められ、激痛に悲鳴を上げる音祢。

「そ…そんな…」

まるで相手にならなかった、圧倒的な力の差を感じた、愛優美の表情が希望から絶望へと変わる。

「なかなかやるようデスガ、やっぱりアマチュアデスネ」

拙い日本語を喋りながら女は、その顔に笑みを浮かべながら音祢を見下ろす。

「に…逃げて…愛優美ちゃん…」

何とか言葉を絞り出しながら、愛優美に逃げるように促す音祢。

「逃げる…そんな…音祢ちゃんを置いて…私だけ…」

愛優美の頭の中にあの時の事が浮かぶ、父におかめ城から逃がして貰ったあの時の事が。

(また…またボクだけ逃げるの…)

思わず足が竦む愛優美、体が動かせない。

「は…はやく…このままじゃ2人とも…」

「ぼ…ボクはもう…」

「what are you doing mary?(メアリー、何してんの?)」

そしてまた別の女の声が聞えて来た、再び英語だった、愛優美が目を向けると、そこにはロングの赤髪に金色の目、黒いレースのワンピースを着た西洋人の女が立っていた。

「なによ~、なんでこの子ら縄解いてるのよ~?」

「ああ姉様、なんか自力でロープ解いたみたいです~」

音祢を押さえつけたままノンキに風に話すゴスロリ女。

「あらあら、油断も隙もないわね~…で、アンダーグラウンドの警備員はノビてると、本当につかえないわね~、あのお爺ちゃん安いところに頼んだんじゃないかしら?」

そう言いながら赤毛の女は床で気を失っている男を一瞥したあと、愛優美に目をむけ柔和な笑みを浮かべた。

(ボク…この人も…初めて会った気がしない…もしかしたら忘れている記憶に…)

愛優美は思わず後退る、その女から何か底知れる恐怖を感じた。

「大丈夫よ~、良い子にしてたら乱暴にはしないから、悪いけどもう一度捕まってくれないかしら?」

女は流暢な日本語で話しかけながら、愛優美の頬をそっと触れる、愛優美は女に見つめられ蛇に睨まれた蛙のように動けなくなってしまった。

(今度も…今度もまた逃げられなかったよ…パパぁ…)

愛優美は絶望のあまり涙を流しながら、糸が切れた操り人形のように床に膝をついた。

ゴッ!!

男の頭が思いっきり蹴り上げられる。

「うぉっ!!」

間抜けな声を上げながら男が起き上がる、見上げると赤毛の女とゴスロリ女が見下ろしていた。

「何やってんのよ役立たず、警備はあなた達の担当でしょ、まったくなんで私達が専門外の時間外労働させられてるのよ…」

「はっ!!女達は⁉」

慌てて辺りを見渡す男、赤毛の女が顎で方向差す、そこには再び手足を縛られ猿轡をかまされた愛優美と音祢がいた。

「ふぅ~良かった~」

ゴッ!!

安心して息を吐いた男の頭に、再び蹴りが飛ぶ。

「どうします姉様、こいつ処します?」

「油断したすまない…だから殺さないで!!」

情けなく頭を下げる男に、赤毛の女は呆れたような顔をして溜息をつく。

「一応協力関係である組織の人間を無駄に殺すわけないでしょ、トラブル起こしたら私がおじ様に怒られるし、ただ足だけは引っ張らないで頂戴、それより…」

女は天井に向かって指を差す。

「侵入者が入ってきたみたい、獲物の1人が奪われたみたいよ、早く応援にいったら」

「え、なんだって!?」

それを聞き、慌てて扉から外へと出て行く男。

「さてと…」

赤毛の女は縛り上げた愛優美と音祢に目を向ける、思わず身を震わせる2人。

「逃げ出そうとする悪い子達にはオシオキが必要なようね~」

「んんっ、んんむぅっ、んんぐぅっ!」

女の言葉に、英語が理解出来る愛優美は言葉にならない声を上げながらもがく、愛優美のその反応に自分達がよからぬ目に遭わされることを理解した音祢は更に恐怖で顔を青くする。

「オシオキ!姉様のオシオキ!」

その言葉にゴスロリ女が体をビクリと反応させる、顔にはなぜか笑顔が浮かんでいる、ケモノ耳でもあったら立っていたことだろう。

「オシオキのキーワードに反応してんじゃないわよ変態、それよりも…侵入者と逃げた獲物だけど、アナタも行って捕まえてきて頂戴、あいつらだけじゃ不安だから」

「了解です姉様の頼みなら、侵入者の方はプチっとやっちゃっていいんですね!」

「ほどほどに、クライアント様からはこのお屋敷はなるべく汚すな荒らすなって言われているから」

「はいはいで~す、それで姉様は?」

「言ったでしょ、この悪い子たちにオシオキするって、アナタも後で遊んであげるから行ってきなさい」

「やっほ~い、秒で始末してきます!」

そう言いながらゴスロリ女は、部屋の外へ走り出していった。

「さて…悪い子はどちらだったのかしら?」

そう言いながら赤毛の女は2人の前に屈みこむ。
すっと音祢が、恐怖で身を震わせながら愛優美と女の間に割り込むように身を乗り出す。

「そう…音祢ちゃんのほうだったのね~」

そう言うと、女は音祢の足の縄を解くと無理矢理立ち上がらせる。

「さあ、アナタには別の部屋に移ってもらうわ、せっかく仲良くなれたみたいだけどお別れね」

そう言って音祢を無理矢理部屋から連れ出そうとする女、音祢は愛優美の方に振り向きながら不自由な口で言った。

「んふぅっ、んんむぅ、むぅんむぅ(また会おうね、愛優美ちゃん)」

涙目になりながら頷き、音祢を見送る愛優美。

(うん、また会おうね音祢ちゃん)

侵入者が入ってきたと女は話ていた、1人獲物が奪われたとも、誰かが自分達を助けに侵入している、だとしたらまだ助かる希望は残っている。

(侵入者さん、どうか無事でいて、そしてボク達を助けて!)

愛優美は一縷の望みに掛け、ただ祈り続けた。


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コメント

  1. bakubond より:

     旅鴉様ストーリー執筆お疲れ様です。この後音祢ちゃんがどのようなオシオキをプロセルピナさんから受けるのかは存じませんが、愛優美ちゃんがガラス越しにその姿を見せられる形で再会の約束を果たすことになるんでしょうね。望まない形ではありますが…。
     
     祐宜君七香ちゃんコンビは迎撃に向かったメアリーさんと対峙することになるわけですが、そこへ詩郎君が乱入して因縁の対決へという流れになりそうです。個人的には詩郎君が三人の回収に成功しておかめの御前様の前に並ばされるという展開を期待しております。、

    • 旅鴉 より:

      >愛優美ちゃんがガラス越しにその姿を見せられる形で再会の約束を果たすことになるんでしょうね。望まない形ではありますが…。

      bakubond様、それ良いですね!マジックミラー越しに音祢ちゃんがプロセルピナ嬢に苛められるのを見せらされながら涙を流す愛優美ちゃん…う~んドキドキしますね(外道め…

    • > 愛優美ちゃんがガラス越しにその姿を見せられる形で再会の約束を果たすことになるんでしょうね。望まない形ではありますが…。

      イラストでそのシーンを再現できるかどうか、ちょっと挑戦してみたいと思います。
      ガラス越しがダメならモニター越しになるかもしれません。

      > 個人的には詩郎君が三人の回収に成功しておかめの御前様の前に並ばされるという展開を期待しております。

      それだと話がなかなか終わらないので、一区切りつける意味でもなるべく3人とも助けられる方向で進めたいですね。
      おかめ党としては仮に天岸アンジェリカ愛優美に逃げられたとしても、他の天才科学者の娘に改めて狙いをつければよいのです( ̄ー ̄)ニヤリ

  2. 旅鴉 より:

    スイマセン、また長文になってしまいました…

    ちなみに愛優美ちゃんのお父さんの呼び方は「パパ」で良かったでしょうか?

    ちょっと設定説明を、

    プロセルピナは日本語は流暢に話せますが、メアリーはまあまあ話せるぐらいです、だから語尾を少し訛らせました、ちなみに2人(または仲介者)と話している時は主に英語って設定にしてみました、ちょっとややこしいですが…

    女の子の見張りをしてた奴らはアンダーグラウンドのセキュリティ会社の奴らで、所謂非合法な傭兵どもってことにしようかと、
    Mr.Unknownの直属の部下じゃない奴らで、Mr.Unknownとはビジネスでの繋がりしかなく忠誠心は無し(てゆ~か、顔も知らない)、上から言われた通りの仕事をしているだけ、
    戦闘能力はあるがおかめ党の戦闘員ほどではない、給料分の仕事はするが、命を大切にをモットーにしてる奴らもいる、見た目はマト〇ックスシリーズのエージェントだが(おかめの御前様が良く使われる背景の奴らみたいな…)、そこまでクールではない…ってな感じで。

    Mr.Unknownは少数精鋭を好むタイプなので、兵隊は外部委託が多いですね、とりあえず数いればいいや的な感じ(もしくは捕虜達が抗いやすいように楽しみの為に弱キャラ集める)なこともありますね。

    時として強キャラ的なエージェントを雇ったり、手持ちの人間を動かすことがあります。

    今回のおかめ党とのバトル…もし記憶をなくし天山桜桃の名でMr.Unknownのメイドとなっている山桜桃姫の設定、まだ使っても良いのでしたら、おかめの御前様のお許しがあるのでしたら対おかめ党の戦闘員として参戦させてみたいという願望があったりします。

    • > ちなみに愛優美ちゃんのお父さんの呼び方は「パパ」で良かったでしょうか?

      はい、「パパ」で大丈夫です(^^)
      その方がかえって帰国子女っぽくていいです。

      > 今回のおかめ党とのバトル…もし記憶をなくし天山桜桃の名でMr.Unknownのメイドとなっている山桜桃姫の設定、まだ使っても良いのでしたら、おかめの御前様のお許しがあるのでしたら対おかめ党の戦闘員として参戦させてみたいという願望があったりします。

      山桜桃姫……久々にその名を聞きますねぇ。勿論大歓迎です♪
      再登場期待してます!

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