サバゲ―サークル「DRYADES」の新規加入メンバーである上江洲紗樹は、夜に自宅近くで変質者に襲われたところを星彩のルミナに救われた。それ以来、紗樹はルミナの熱烈なファンとなる。
しかしその後、女子大生を狙った新たな拉致監禁事件が発生。アスカロン財団の加藤段十郎も喫茶店Lilyに姿を現し、またDRYADES代表を務める羽鳥瑠璃華の発案で学生たちによる自発的な夜間パトロールも始まり、事態は俄かに動き出す。
加藤段十郎も敵のアジトの廃墟ホテルで鷹松優姫、リネア=フリーデン=ヴァイサー、星彩のルミナと合流して、囚われていた別城寿莉愛を救出した。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
アジト判明
廃墟ホテルの地下室。
椅子に座らされたまま、うなだれている男――
スペクター=エヌこと、久遠寺直哉の前に、静かに立っている人物がいた。
リネア=フリーデン=ヴァイサー。
彼女はそっと久遠寺の視界に入る位置へと歩み寄り、柔らかな声で囁く。
「……大丈夫。怖がらなくていいわ。
あなたが“知っていること”を、教えてほしいだけ」
その瞬間、空気が微かに揺らいだ。
――魅了(チャーム)。
理性の奥に、静かに入り込む異能。
久遠寺の視線は、次第に虚ろになり、抵抗の色を失っていく。
「……ブラックアーク……」
かすれた声が、ぽつりと落ちた。
「ネオブラックマフィアに雇われた……テロリスト集団だ……」
その言葉を、隣で腕を組んで聞いていたのは、鷹松優姫刑事だった。
「拉致した人質は……鷺島市内、西部工業団地……
師和金属工業……閉鎖された工場跡地に……」
優姫の目つきが鋭くなる。
久遠寺は、淡々と、すべてを吐き出すように続けた。
「……それだけじゃない……
闇バイトでさらわれた……他の少女たちも……
次々と……同じ場所に集められている……」
地下空間に、短い沈黙が落ちた。
優姫はすぐに踵を返し、電波の繋がる地上へ出ると、スマートフォンを取り出す。
「……もしもし侑衣梨、聞こえる?」
通話はすぐにつながった。
『はい、優姫先輩』
「場所が割れたわ。
西部工業団地、師和金属工業の閉鎖工場跡地。
里恵さんと優さんも、それにおそらく紗樹ちゃんたちもそこにいるわ」
受話口の向こうで、一瞬だけ息を呑む気配がした。
『……はい……はい、了解しました、先輩。
こちらも、すぐに向かいます!』
抜け駆け

通話を終えた笹南侑衣梨は、スマートフォンを閉じると、そのままポケットへ滑り込ませる。
そして、勢いよく後ろを振り返った。
「瑠璃華さん!
里恵さんたちがいる場所、分かりましたよ――」
そこまで言って、言葉が止まる。
「……って……あれれ??」
さっきまで、すぐ隣に立っていたはずの――
羽鳥瑠璃華の姿が、どこにもなかった。
通路の先も、階段の方角も、静まり返っている。
嫌な予感が、胸をよぎった。
「……やられた!💦」
思わず声が裏返る。
侑衣梨と優姫の通話内容を、すぐそばで聞いていた瑠璃華は――
どうやら誰にも言わずに、先に動いてしまったらしい。
たった一人で。
件の廃工場へ。
「もぉぉぉっ!」
侑衣梨は悔しそうに地面を一度踏みしめる。
「瑠璃華さァァッッん!!
待ちなさァァ~いッッ!!💢」
声を張り上げながら、夜道を駆け出す。
――無茶をする市民がいるなら。
追いかけて、引き戻すのも、警察官の役目だ。
笹南侑衣梨は、必死の表情で、
羽鳥瑠璃華の後を追って走り出した。
(つづく)

コメント
リネアちゃんの魅了(チャーム)の力で遂に監禁場所が判明‼優姫さんが侑衣梨ちゃんに連絡を入れているその隙に瑠璃華さんが…。まあ大人しくしているタマではなかったとはいえ侑衣梨ちゃん共々DID街道一直線モードになりましたね。今度会う時は縛られて…、というのは確実なようですね。