ひと夏の冒険

イラスト
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※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
※掲載されている画像の無断転載を禁じます!
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夏休みのお盆期間中、東京に住む小学6年生の友貞稜太は両親と共に沖縄の実家に帰省していた。従妹で同い年の譜久里知世と海で遊んでいると、浅瀬の洞窟の中で奇妙な生き物を発見!

キャラクターデザインは、みょうち麒麟様。

「な、なんだぁ~!こいつ!?」
「きゃあ!もふもふして可愛い💓」
「キュルルゥゥ~!!」

何とここの洞窟は、太古の昔から人間に隠れて暮らしていた伝説の海竜シーサーペントの棲み処であり、この幼く可愛い生き物は、シーサーペントの子供なのだ!
稜太と知世の2人は、この幼竜に「しー太」と名付けてたちまち仲良くなる。
しかしシーサーペントの存在を突き止めようとする黒サングラスに黒服姿の政府工作員が動き出した。
大人たちから必死にしー太とその仲間たちを守ろうとする稜太と知世だったが、力及ばず2人は政府工作員のアジトに捕らえられてしまった!

「怖がらなくてもいいんだよ坊やたち、シーサーペントの巣はどこにあるか教えてくれたら、おじさんたちはひどいことはなーんにもしないからね」

最初は懐柔策を取って来る政府工作員たちに、稜太は唾を吐きかけて抵抗する。

「しー太は僕たちの友達だ! 誰がお前らなんかに教えるもんか!?」
「このガキ! こっちが子供だと思って下手に出てれば付け上がりやがって!!」

唾を吹きかけられた政府工作員の男は激怒して稜太に暴力を振るおうとするが、工作員たちのリーダーらしき男に制止される。

「子供相手に手荒な真似はよせ」
「しかしボス! このガキ2人はシーサーペントの巣の場所を…」
「この子供2人を縛り上げて地下室に放り込んでおけ。シーサーペントの巣の場所を喋るまで水も食事もやらんしトイレにも行かせてやらん。フフフッ…所詮は子供だ。果たしてどこまで耐えられるかな?」

こうして稜太と知世の2人は、アジトの地下室に閉じ込められてしまった。

イラストは、ぽよい様。

「ううっ! んううっ!」
「んーっ! んんんーんっ!」

果たして、縛られてしまった稜太と知世の運命は!?
そして、しー太とその仲間のシーサーペントたちの行く末は!?

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コメント

  1. 旅鴉 より:

    黒サングラスに黒服姿の政府工作員、子供相手に随分と大人気ない連中ですね、
    伝説の生物シーサーペント、たしかに世界を驚かす大発見ではありますが、子供を監禁して脅して吐かせようとするなんて…本当にどこの政府の人間だ!?
    まあ、こうゆう冒険物語では子供達が悪い大人に捕まっちゃうなんてことは良くありますよね、映画のドラえもんでは割とありますよね~
    地下室に監禁された稜太くんと知世ちゃん、必死にもがいている感じが出ている良い絵ですね、知世ちゃんの哀しげな目が不覚にもそそられます!

    子供たちの願いも虚しく、子供達を心配して姿を現してしまうしー太、とうとう男達に捕まってしまうのだが…そこの現れたのは全長20mはありそうな大人のシーサーペント!
    子供を捕らわれたことに怒り狂ったシーサーペントは男達を薙ぎ払い、見境なく破壊行動を繰り広げる、そしてその怒りの矛先は稜太くんと知世ちゃんにも向けられ、まさに絶体絶命の危機…っというところでその間に割り込むように姿を現すしー太、そしてしー太は2人に向かって別れの挨拶をするようにひと鳴きすると親シーサーペントと共に元の海へと帰っていくのであった…ってところでよろしいでしょうか?月並みではありますが…

    • > 地下室に監禁された稜太くんと知世ちゃん、必死にもがいている感じが出ている良い絵ですね、知世ちゃんの哀しげな目が不覚にもそそられます!

      旧ブログで使用していた挿絵イラストの再利用ですが、管理人もいい雰囲気が出ていてとてもよい絵だと思います。

      > 子供たちの願いも虚しく、子供達を心配して姿を現してしまうしー太、とうとう男達に捕まってしまうのだが…そこの現れたのは全長20mはありそうな大人のシーサーペント!
      > 子供を捕らわれたことに怒り狂ったシーサーペントは男達を薙ぎ払い、見境なく破壊行動を繰り広げる、そしてその怒りの矛先は稜太くんと知世ちゃんにも向けられ、まさに絶体絶命の危機…っというところでその間に割り込むように姿を現すしー太、そしてしー太は2人に向かって別れの挨拶をするようにひと鳴きすると親シーサーペントと共に元の海へと帰っていくのであった…ってところでよろしいでしょうか?月並みではありますが…

      いえ、ベタな展開と言ってしまえばそれまでですが、そういう少年冒険譚の感動的な王道展開のラストは管理人も大好きです!
      本当はそこまでSSを書いてきちんとした形で完結させたかったのですが、そこまで記事を書いてると真夜中になってしまうため、断念した次第です。
      旅鴉様、管理人の代わりにラストを書いていただき、ありがとうございます。m(_ _)m

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