暗黒大博士の行方を追い、夜の横浜市街をパトロール中だった我らが重機装士ヴァルダーは謎の銃撃を受け、不良グループ「スラッシュ・ドッグス」の残党に襲撃されるがこれを撃退。その背後には、暗黒大博士配下のエージェント001の影がちらついていた。
その翌日、綾瀬早弥香とルナ=ハートウェルは、恋中七香、耀 瑪愛莉を誘い、それに七香の後輩・楯岡彩葉も加わって、ショッピングモールで買い物を楽しむが、そんな中、瑪愛莉が試着室の中から姿を消してしまい…。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
Aパート
夕暮れの街は、すでに夜の気配を帯び始めていた。
耀 斗仁威は、人気の少ない通りを一人、足早に駆けていた。
呼吸は荒いが、足を止める気配はない。
(どこだ……瑪愛莉……!)
胸の奥で焦燥が燃え続ける。
皆上遼馬や久我美輝と手分けして捜索しているものの、手がかりはまだ何一つ掴めていない。
歯を食いしばり、路地を曲がろうとした、その時――
「よぉ!」
不意に、背後から声がかかった。
足が止まる。
ゆっくりと振り返る。
そこに立っていたのは――
「久しぶりだなぁ~、耀」
ニヤニヤと笑う男。
見間違えるはずもない。
「……お、鬼塚!?」
思わず声が荒くなる。
「てめぇ……警察に逮捕されたはずじゃ……!?」
スラッシュ・ドッグスのリーダー、鬼塚剛。
あの事件で確かに捕まったはずの男が、なぜここにいるのか。
「それがよぉ……」
鬼塚は肩をすくめる。
「暗黒何たらっていう爺さんの手下の、全身タイツ野郎がよ」
軽い口調で言い放つ。
「手助けしてくれてな。塀の中から脱獄してきたってわけさ」
「……俺に今さら何の用だ?」
低く、警戒を込めて問う。
鬼塚は、その反応を楽しむように笑った。
「探してるんだろ?」
一歩、距離を詰める。
「可愛い妹をよ」
その瞬間。
斗仁威の中で、何かが弾けた。
「やっぱりてめぇらの仕業かァァッッ!!」
地面を蹴る。
拳を振り上げ、一気に距離を詰める――
だが。
「おっと」
鬼塚は余裕の笑みを崩さない。
「お前の大事な妹は、今……俺たちの手の内にあるんだぜ?」
その一言で、斗仁威の動きが止まった。
「その妹がどうなってもいいのか?」
「くっ……!」
拳が震える。
だが、振り下ろすことができない。
「安心しな」
鬼塚はゆっくりと手を広げる。
「妹にはまだ、指一本触れちゃいねえよ」
にやりと笑う。
「だがな……」
その目が、冷たく光る。
「妹が無事でいられるかは――お前次第だ」
重い沈黙が落ちる。
その時。
――キィィッ。
近くに、一台の乗用車が静かに停まった。
黒塗りの車体。
中の様子は見えない。
鬼塚が顎で示す。
「乗りな」
短い命令。
「……」
斗仁威は、動かない。
歯を食いしばり、拳を握りしめる。
だが――
選択肢は、ない。
(瑪愛莉……)
心の中で呟く。
やがて。
ゆっくりと、拳の力を抜いた。
「……分かったよ」
低く、吐き出すように言う。
鬼塚が満足げに笑った。
「そうこなくっちゃなぁ」
後部座席のドアが開かれる。
斗仁威は無言のまま乗り込んだ。
すぐ後に、鬼塚も隣へと腰を下ろす。
「出せ」
運転席へ短く命じる。
エンジンが唸りを上げる。
次の瞬間――
車は滑るように走り出した。
夕闇の中へと。
どこへ向かうとも知れぬまま――
斗仁威を乗せて。
Bパート
車は市街地を離れ、人気のない工業地帯へと入り込んでいった。
やがて、外からは用途も分からない無機質な建物の前で停車する。
連れて来られた耀斗仁威は、無言のまま車を降ろされた。
「入れ」
短く告げられ、導かれるままに中へ足を踏み入れる。
――瞬間。
肌にまとわりつくような、異様な空気。

広大な空間に並ぶのは、見たこともない奇怪な形状の機械群。
無数のケーブル、鈍く光る金属、どこか生き物のようにも見える不気味な装置の数々。
「おい……」
斗仁威は眉をひそめる。
「俺をこんなところに連れて来て、どうするつもりだ?」
振り返る。
だが――
「……?」
自分をここまで案内して来たはずの鬼塚の姿が、いつの間にか消えていた。
「……!? あの野郎、どこ行きやがった!」
辺りを見回す。
静寂。
広い空間に、自分一人の気配しかない。
(チッ……最初から罠かよ……!)
舌打ちしながら、斗仁威は駆け出した。
「瑪愛莉! どこだ!」
叫びながら、通路を走る。
左右に分かれる通路、無数の扉。
どれも似たような景色で、方向感覚が狂いそうになる。
「くそっ……!」
焦りが募る。
それでも足を止めない。
やがて――
一つの扉の前で立ち止まった。
重厚な金属製の扉。
わずかに開いている隙間から、白い光が漏れている。
「ここは……」
ゆっくりと押し開ける。
中は――
まるで手術室のような空間だった。
中央には、無機質な手術台。
周囲には、見たこともない医療機器のような装置が並んでいる。
「いったい……何なんだここは……」
呟いた、その瞬間。
ガシッ!!
「――っ!?」
背後から腕を掴まれる。
振り向く間もなく、次々と黒服の男たちが現れた。
屈強な体格。無言のまま迫ってくる。
「な、何だお前ら!? 放しやがれッ!!」
必死に抵抗する。
だが――数が違う。
数人がかりで押さえ込まれ、力でねじ伏せられる。
「くっ……!」
そのまま、引きずられるようにして部屋の中央へ。
そして――
ドンッ!!
手術台に叩きつけられた。
「ぐっ……!」
仰向けに押さえつけられる。
次の瞬間、冷たい金属の感触。
カチャリ、カチャリと音を立てて――
手首、足首が鎖と枷で固定される。
「やめろ……!」
必死に身をよじるが、びくともしない。
完全に拘束された。

「放しやがれッ!!」
怒声が響く。
その時――
スピーカーから、甲高い笑い声が流れた。
『フハハハハ!!』
「……っ!」
『ようこそ、耀斗仁威君!』
「誰だてめぇは!?」
叫ぶ。
「姿を見せやがれ!!」
『喜びたまえ!』
声は、どこか楽しげだった。
『君は選ばれた栄光の人間だ!』
「ふざけんな!!」
『これより君は――最強の戦士へと生まれ変わるのだ!』
「人の話を聞いてんのかコノヤロー!!💢」
怒りに任せて叫ぶ。
だが、その声を嘲笑うかのように――
機械が動き出した。
ギギギ……と重々しい音。
天井から伸びる無数のアーム。
その先端には――
金属の装甲パーツ。
「……な、何だ……!?」
斗仁威の目が見開かれる。
次の瞬間――
ガシャン!!
胸部に装甲が固定される。
「ぐっ……!」
肩、腕、脚へと、次々に取り付けられていく。
まるで生きたまま機械に組み込まれていくような感覚。
「やめろ……!」
必死に叫ぶ。
だが止まらない。
装甲は次々と身体を覆い尽くしていく。
「やめろォォッッ!!」
絶叫。
そして――
最後に。
ゆっくりと、頭上から降りてくるものがあった。
無機質なフルフェイスのヘルメット。
内側から、不気味な光が漏れている。
「来るな……!」
首を振る。
だが固定されて動けない。
「や、やめろォォォォッッ!!」
ヘルメットが、顔へと迫る。
視界が覆われていく――
その瞬間。
斗仁威の叫びが、施設内に響き渡った。
――そして、闇が閉じた。
(つづく)

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