前回からの続きです。
生贄の儀式
「助けて―!! 誰か助けて―!!」
星愛怜美花は海底人によって邪神の生贄に捧げられようとしていた!
「やめろー!! 怜美花には手を出すな!! やるなら俺を先にやれー!!」
怜美花と一緒に捕まり儀式の準備が進む様子を見物させられている千隼祐一郎は、怜美花を庇おうと必死に訴えるが、見張っている海底人たちは鼻でせせら笑うだけで一向に相手にしない。果たして2人の運命は!?
尋問
一方こちらでは、捕虜にした小学6年生の友貞稜太に対して、海底人の尋問官による厳しい取り調べが始まっていた!
「ちきしょー!! 放せー!!放せー!!」
「ヤイ小僧、地上ノ兵力ノ詳細ヤ軍事機密ニツイテ、オ前ガ知ッテイルコトヲ全テ言ウノダ!」
「地上の兵力や軍事機密だなんて、僕が知る訳ないだろ! そんなことは防衛軍にでも聞けよ!!」
「隠ストタメニナランゾ!」
「だから何も知らないったら!! 僕はただの小学生なのに…」( ノД`)シクシク…
最初は男の子らしく精一杯虚勢を張っていた稜太も、やがて尋問官の無茶ぶりに泣き出してしまうのだった。
いざ脱出へ!
その後しばらくして、もがきにもがきまくってなんとか自力で縄抜けに成功した恋中七香によって、尋問官が席を空けた隙に稜太は無事に救い出された。二人は海底城の中を必死に逃げ回り、やがて格納庫のような場所へと辿り着いた。そこで二人は、海底人が地上侵攻用に開発していた巨大機動兵器を見つける。
「ねえ稜太くん、これ使えそうじゃない?」
「えっ!? でも七香さん操縦できるんですか!?」
「きっと適当に動かしてれば何とかなるわよ! これで逃げ出す前に、他に捕まっている人たちも助けようよ!」
「やれやれ、相変わらず無茶だなぁー💦」
幸いにして二人乗りだった翠海竜型可変式機動兵器へと乗り込んだ七香と稜太は海底魔城内部で大暴れを繰り広げ、祐一郎と怜美花も助け出した後に無事4人全員で地上へと脱出することになるのであるが、そのお話の詳しい内容は、ご覧の皆様のご想像にお任せします🙇
END
コメント
七香ちゃんと凌太君はいいコンビになりそうで(三枚目のイラストがとてもいい感じですね。おねショタカップルも結構好きです)今後もいろいろなエピソードで活躍してくれそうですね。基本的には猪突猛進な七香ちゃんを年の割にしっかりしてる凌太君がサポートする形な気がしますが、やっぱり小学生なのでいざという時には七香ちゃんが頼りになるお姉さんぶりを発揮してピンチを脱することになりそうですね。結局どうにもならなくてLilyの二人とかシブルリックオーダーとかミラージュXとかの出番になることも多そうですが。
S-A様、お久しぶりでございます。
七香ちゃん&稜太くんコンビを応援して頂いて嬉しいです。
確かに最後は超人的なヒーローの力に結果的に縋る結末に落ち着きそうですね。
2人乗りメカ、きっと中盤以降で稜太くんがサブパイロットとして精神コマンド大活躍!!あるいは、2人ともメインにできて、戦術好みで使い分けて・・・などと妄想するスパロボ大好き人間ですw
「ぼくのかんがえたさいきょうスパロボオリジナルしゅじんこう」を考えるのって、凄く楽しいものです。ただしそれを実際に創作として発表するとなると常にメアリー・スー化の危険を伴いますが…。
まさか続編があるとは…なんでも言ってみるもんですね(オイ
海底人に邪神、生贄の儀式、とある架空の邪神の神話みたいな展開になってますね!
「やめろー!! 怜美花には手を出すな!! やるなら俺を先にやれー!!」
…っとイケメンムーブを出す祐一郎くんをせせら笑う海底人たち、この海底人たちは反リア充か…
さて、ところ変わって…友貞稜太くんは、海底人の尋問官に取り調べを受けていた。
>「ヤイ小僧、地上ノ兵力ノ詳細ヤ軍事機密ニツイテ、オ前ガ知ッテイルコトヲ全テ言ウノダ!」
よかった…やっぱりこいつらポンコツだ…小学6年生がそんなこと知ってるわけねーだろ!
むしろ知ってたら恐いわ、なんなんだよその小学生は!?
そりゃそんなん聞かれても稜太くんも困りますよね、そりゃ泣くわ…
ここでやはり助けに来たのは、どんな時でもめげない七香ちゃん、自力で縄を解いて華麗に登場。
こどもの目線の合わせる姿が、たしかにお姉さんしてていいですよね~
そして海底城を逃げ回ってる間にいいものを見つける、地上侵攻用の巨大機動兵器…そして当たり前のごとくそれを奪取行動力のお化けの七香ちゃん、こいつ・・・動くぞ!
普通考えれば、ド素人にしかも地上のものとは違う兵器を動かせるはずがないのですが…精神に同調するタイプだと話は違いますね、どうゆうわけだか七香ちゃんをマスターとみとめた兵器、七香ちゃんとシンクロしたことで七香ちゃんの身体能力も付与され、本来持つ性能をフルに発揮して圧倒的な力で他の機体を破壊していく翠海竜型可変式機動兵器を想像しますね。
> まさか続編があるとは…なんでも言ってみるもんですね(オイ
本当は単発シナリオだけのつもりだったのですが、せっかくのリクエストに急遽お応えしてみました。お気に召していただけたのであれば幸いです(^^♪
> そして海底城を逃げ回ってる間にいいものを見つける、地上侵攻用の巨大機動兵器…そして当たり前のごとくそれを奪取行動力のお化けの七香ちゃん、こいつ・・・動くぞ!
未知の侵略者に立ち向かうため、主人公が敵の巨大ロボットを失敬してそのまま愛機として使用するパターンは、巨大ロボットヒーロー物にはよくありそうな展開ですよね。ミラージュ何某の力を借りずに七香ちゃんたちが自力で事態を打開する方法といえば、これしか思いつきませんでした。