インタールード

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※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
※掲載されている画像の無断転載を禁じます!
※アフィリエイト広告を利用しています。

今日は、Mr.unknounとデスクローン総統が雑談をするようです。

※文章は、前半部はchatGPTで生成しております。

悪のホットライン

 薄暗い部屋の一角、重厚なアンティーク調の椅子に悠然と腰を掛ける一人の老紳士。純白のスーツに身を包み、腕の中ではふわふわの白いペルシャ猫が満足げに喉を鳴らしている。その名は――Mr.unknoun

 そんな彼の前の巨大スクリーンに、突如現れたのは黒い甲冑に身を包んだ男。背後には真紅のカーテンと黄金の装飾が眩しい。彼こそ、悪の組織ネオブラックマフィアの首領、デスクローン総統である。

Mr.unknoun(左)とデスクローン総統(右)は、Stable Diffusion Onlineで生成しました。

「フフフッ…久しぶりだな、Mr.unknoun」

 デスクローン総統の低い声に対し、Mr.unknounは微動だにせず、白猫の耳を優しく撫で続ける。やがて、ふっと表情を曇らせた彼は、無言のまま端末のボタンをポチッと押した。

 ――プツッ。

 通信はあっけなく切断された。

「な、何ィ!? 貴様…!💦」

 狼狽した総統は、慌てて再度通信を繋げる。

「おい貴様、通信を勝手に切るとは何のつもりだ!? 失礼にも程があるぞ!」

「……誰ですか、貴方は? 私が用があるのは、おかめの御前だけです」

「おかめの御前だと? ふん、そんな者は知らんな。我が名はデスクローン! 偉大なるネオブラックマフィアの――」

 再びMr.unknounは、無言で端末のボタンをポチッ。

 ――プツッ。

「おのれぇぇぇ!! あの頑固ジジイめェェェッッッ!!💢」

 黒甲冑の肩が震え、怒りで椅子の肘掛けを叩く。

「……チッ、仕方がない!」

 彼は舌打ちすると、勢いよく玉座の脇にあるタンスを開け、ゴソゴソと手を突っ込む。そして取り出したのは、

 ――おかめのお面。

「しょーがないっスねえ!」

 どこからともなく体育会系の学生のような軽い口調に変わる総統。ずり落ちないようにしっかりとお面を装着し、再び通信を繋げた。

おかめのお面は、leonardo.aiのモデルDreamShaper v7で生成しました。
おかめのお面を付けたデスクローン総統は、Stable Diffusion Onlineで生成しました。

「これで文句はないっスか!?」

「あら、そうそう。それでいいのですよ」

 途端に満足そうに微笑むMr.unknoun。その表情は先ほどとは打って変わって穏やかだった。

 悪の組織ネオブラックマフィアを率いるデスクローン総統、実はその正体は、以前に壊滅した悪の組織おかめ党の総帥「おかめの御前」の生まれ変わりなのである!

「…で、今日は何か御用ですか?」

「フッ、やっと本題に入れるようッスね…」( ̄ー ̄)ニヤリ

次なる悪の目論見

「用件とは他でもないッス。例のアスカロン財団のことっスよ! 最近奴らが現れたせいで、我々の仕事がやりにくくなったッス!」
「放っておけばよいではないですか。貴方らしくもない。所詮は彼らも、我々の掌の上で踊る駒に過ぎません」
「そうはいかないッス。何とか奴らを出し抜くために、ここは恥を忍んで君に知恵を借りたいッスよ」

どうやらデスクローン総統こと当ブログ管理人は、次のシナリオはどんなストーリーにしたらよいかネタ切れを起こしたようだ。

「次はパシフィックゲートウェイ島に派遣された、ライトシーカーテリーサ=エリスマッテオ=ラファエロ=グラツィアーニのコンビの活躍をメインに描いたエピソードを書くとか、確かそう言っていたではないですか?」
「それは確かに…。理想のショーパン美少年&美少女の楽園であるパシフィックゲートウェイ島は、余が作り上げた自慢の箱庭。その箱庭に土足で踏み込んでくる奴らには、目に物を見せてやらねばならないッス。だがその前に、しばらく出番のなかった『こちら学生報道部』の連中(特に漆崎亜沙美ちゃん)を久しぶりに襲って縛りたい気持ちもあるッスよ。他にもアスカロン財団と志賀野紗季との間に接触が出来るフラグも立ててしまったし、ミラージュゴッドの正体も考えねばならないッス。やらねばならんこととやりたいことが多すぎるッス」

Mr.unknounは暫し考え込んで、口を開いた。

「ではこうしたらどうですか? 学生報道部と志賀野紗季も、何か用があってパシフィックゲートウェイ島に来ていることにしたら?」
「なるほど、その手があったッスね。Mr.unknounよ、恩に着るッスよ!」
「…あっ、言い忘れていましたが、ハント星人をまた出すのは止めてくださいね。せっかくスパルトイを使って地球上から駆除したのです。あの蟲どもに、また動き回られたら正直目障りです」
「…………善処するッス💦」

画策

 パシフィックゲートウェイ島のブライトバレー市に本社を置く世界最大のエネルギー企業「ネオ・ヴァンタジス・コーポレーション(Neo Vantagis Corporation)」の会長兼CEOアレクサンダー=D=ハリスは、自身の会長室に有能な女秘書であるヴァネッサ=レイヴンズクロフトを呼び寄せた。

「ではMr.unknounの言うとおり、学生報道部をこの島におびき出すのですか?」
「いや、よく考えてみれば人数が多くなりすぎるのも面倒だ。それに大学の一報道サークルが海外にまで取材に来る設定は無理がある。とりあえず島に来る筋書きにするのは、志賀野紗季だけでよい。漆崎亜沙美は次の楽しみに取っておくとしよう」
「畏まりました。では直ちにライトシーカーを迎え撃つ手配をいたします。」
「頼んだぞ」

会長室から出て行くヴァネッサ。ハリスは会長室の窓から階下を望む。

「フフフッ…アスカロン財団め。この私からおかめの能面を引っ剥がすだと? 笑止なッ! 思い知らせてくれるぞ!」

いよいよデスクローン総統の新たな欲望を満たすための、次なるシナリオが動き出そうとしていた!


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おかめの御前をフォローする

コメント

  1. bakubond より:

     遂にMr.unknoun殿のご尊顔が‼いやあ思ったより若々しいではありませんか。そして思わずデビラー博士‼と叫んでしまいました。そしておかめの御前様も‼おかめの御前様も実現したいプランが多すぎてお困りのようで…。

     そして次なる舞台はパシフィックゲートウェイ島今回は学生報道部の登場は見送りで志賀野紗季さんだけが…。ということは不幸体質の友美さんとの連縛も…。すみません。なんかプレッシャーをかけてしまったようです。

    • > 遂にMr.unknoun殿のご尊顔が‼

      この画像を見た皆さんからの反応が良ければ、これをMr.unknounの正式なプロフィール画像にしちゃおうと思います。

      > そしておかめの御前様も‼おかめの御前様も実現したいプランが多すぎてお困りのようで…。

      デスクローン総統「おかめの御前だと? そんな男は知らん! 我が名はデスクローンだ! 何度も言わせるでない。」

      > そして次なる舞台はパシフィックゲートウェイ島今回は学生報道部の登場は見送りで志賀野紗季さんだけが…。ということは不幸体質の友美さんとの連縛も…。

      現在、Dreaminaで志賀野紗季さんの後ろ手画像を生成しようと悪戦苦闘している最中でございます。友美さんと連縛があるかまでは分かりませんが、少なくとも紗季さんと友美さんの一緒のシーンでの共演はほぼ確定してますので、楽しみにお待ちください。

  2. JUDO より:

    久しぶりに共演した悪の二大巨頭(三巨頭)ですかね(^▽^)/

    もしや、もしやこれまでの壮大な話自体が、この悪の巨頭たちのシナリオ通りに動かされていた仮想空間世界の話・・・!?

    • Mr.unknoun殿も、旅鴉様のアバター的存在に近いのではないでしょうか?
      そしてJUDO様、すでに貴方様もこの世界に黒百合ダークリリィを送り込んだ謎の存在「J」として、この世界のアカシックレコードに少なからず関わっておられる( ̄ー ̄)ニヤリ

  3. 旅鴉 より:

    自分も知らなかったMr.unknounの姿が…
    これでOKですかね、自分の中ではもっとジジイでしたけど、これはこれで紳士的な感じで良いです!
    てゆ~か、仲良いですね貴方達…

    パシフィックゲートウェイ島編…漆崎亜沙美ちゃん久しぶり見てみたい気がしますが、確かに絡ませるには理由がまだ足らないですよね~、商店街の福引当たりました~はちょっとベタすぎますからね…bakubond様の仰る、紗季さんと友美さんの連縛~の方を楽しみにしたいですね!
    テリーサちゃんもピンチにって願いたいところですが、あのサイコメトラーにそんな可愛げがあるかどうか…

    • 旅鴉 より:

      あと、

      https://okamenogozen.com/bravers-edition-episode-59/

      の続きの猿坊主捕獲をちょっと書いて見ました、新ライトシーカー『周 翠琳(チョウ ツイリン)』
      はプロフィールが出来次第また載せようかと、一応スマホアプリで挿絵用の絵も考えてます。

      「おのれ…天凰輝シグフェル…牧村光平…」

      天凰輝シグフェルの斬天紅蓮の太刀を受け、倒されたと思われた闇牙坊だったが、なんと生きて逃れていた。
      酷く火傷を負いダメージを受けた体を引きずるように、共に逃れた弥御影一族の忍者達と森の中を進む闇牙坊。

      「随分と手酷くやられたものだな闇牙坊」

      そう言いながら突如目の前に現れたのは、腰に大小の日本刀を差し、着流しを纏った、時代劇に出てくる浪人のような風体の男、風祭兵庫介である。

      「兵庫介様…申し訳ございません、天凰輝シグフェル…奴を少々侮っておりました…だが次こそは…」

      だが、兵庫介はその言葉を遮るように闇牙坊の背後に鋭い視線を向けながら言った。

      「貴様…尾行られたぞ」

      「馬鹿な…!?」

      兵庫介の言葉に慌てた背後に振り向く闇牙坊と忍者達。

      「おや~鋭い奴もいるんだな~、まさかこうもあっさりバレるとはね」

      そう言いながら現れたのはスーツを着崩して着ている癖のある黒髪の男と、緑色のカンフー服のようなものを着たショートパンツの団子頭の黒髪の女だった。

      「弥御影一族の我らが気づかなかっただと…」

      驚く闇牙坊に、面倒くさそうに頭を掻きながら、癖毛の男が怒気の孕んだ鋭い視線を向けてきた。

      「てめぇらか…うちのお嬢を拉致ったのは…すんなり帰れるとでも思ってたのかこら?」

      「そうか…貴様ら、アスカロン財団の者か」

      「だったら?」

      「ここで始末するまでよ!」

      そう叫び、動き出したのは闇牙坊だった。

      「焼き猿はすっこんでればいいものを馬鹿が…」

      そう言いながら構えをとろうとする癖毛の男を制しながら進み出たのは、緑色の服を着た女だった。

      「加藤…ここは…私が…」

      「了解だ、翠琳(ツイリン)」

      翠琳と呼ばれた女は静かに頷くと、向かってくる暗牙坊の前に立ちはだかる。

      「舐めるな小娘!手負いとはいえ、貴様のような非力な女にやられる儂ではないわ!」

      闇牙坊は一気に間合いを詰めると、翠琳目掛けて強力な拳を振り下ろす、だが翠琳はそれを体を回転させるように躱すと、素早く闇牙坊の水月に掌打を放つ。

      (ふん、天凰輝シグフェルの打撃も跳ね返した儂に女子の細腕の攻撃など効くものかっ!)

      余裕をもってその鋼のような体に力を入れる闇牙坊…だったが…。

      「ぐぼぉっ!!」

      強力な一撃が水月から体全体へと伝わる、何気に出したように見えた翠琳の攻撃は確実に闇牙坊にダメージを与えた。

      (なんだ…今の一撃は、身体の中に衝撃が突き抜けるような…)

      翠琳は間髪入れずに腰を回転させると闇牙坊の側面に再び掌打を打ち込む。
      今度は頭に衝撃が走る、激しく脳を揺さぶられふらつく闇牙坊。

      (こ…これは…気功か…)

      どうやらこの女は気功使いだと判断した闇牙坊は、本気で相手しようと構えるが、既に翠琳は目の前から姿を消していた。

      「ど…どこにいった!?」

      闇牙坊がそう叫ぶと、それに応えるように背中に何者かの手が触れる。
      それを振り払う慌てて裏拳を放つ闇牙坊、それを羽毛のような軽い動きで躱す翠琳。

      「なるほど…流石はアスカロン財団の刺客、やはり只者ではないか…ならばこちらも本気でいかせて貰うぞ、残念だが儂はまだ獣人変化の力を残しておるぞ!」

      そう言いながら、咆哮を上げる闇牙坊だったが…

      「それ…もう…無理…」

      「なにぃ?どうゆうことだ?」

      何を言っているのかといった表情で翠琳を見下ろす闇牙坊、だが、それに答えたのは後ろで見ていた兵庫介だった。

      「闇牙坊、お前…背中に何か貼られてるぞ」

      「なにぃ!?」

      闇牙坊は慌てて背中に手を回すが、鍛え上げた筋肉が仇となり、背中に手が届かない。

      「魔封じの霊符…あなたはもう…獣人変化は出来ない…」

      翠琳は淡々と、静かにそう言った。

      「く…力が…湧いてこない…これは…」

      闇牙坊は自分の体から力が抜けていくのを感じた。

      「翠琳は道士(タオシー)だ、お前みたいな奴の天敵だよ」

      癖毛の男、加藤が翠琳の代わりに答える。

      「おのれぇ~」

      渾身の力を振り絞り、翠琳に飛び掛かろうとする闇牙坊の攻撃をひらりと躱すと、今度は別の霊符取り出し闇牙坊に向かって放つ。

      「そして…これは雷法符…」

      霊符が闇牙坊の額に張り付く、そして翠琳は、何か呪文のようなものを唱えた。

      「九天応元雷声普化天尊!」

      今日、彼女が初めて出す、張りのある大きな声だった。

      「ぐあああああああああああああああ!!」

      闇牙坊の体に強力な電撃が走り、そしてその大きな体は前のめりに地面に崩れ落ちる。

      「おいおい…〇んだんじゃねーだろうな…こいつは生け捕りに…」

      「大丈夫…この人…これぐらいじゃ〇なないと思う…」

      「本当かよ…まあ、とりあえずまず一匹と」

      「こっちもな」

      突如加藤の直ぐ傍で声がした、気付くと直ぐ傍に兵庫介が迫っていた。

      「ちっ…やべぇ…」

      「遅い!」

      兵庫介の刀が加藤の道を一閃する。
      加藤の体は巻藁ように真っ二つに切り落とされた。

      「馬鹿な男だ、敵を前にして気を緩めるとは…ん…?」

      手ごたえがない、それどころか加藤の姿は霞のように消えていた。
      背後から〇気を感じ、体を回転させるように背後に切り付ける兵庫介、そこには素早い動きで後ろに飛びのく男の姿があった。

      兵庫介の背筋に冷たいものが流れる、

      (とったと思ったら逆に背後をとられるとは…今のは危なかった…)

      加藤は肌に鳥肌が立つのを感じた、

      (今のは完全にやれたタイミングだったのに反応しやがった…もう少し踏み込んでたらこっちが危なかったぞ…)

      (こやつは…)
      (こいつは…)

      お互いがお互いの目を睨みつける。

      (面倒だ…)
      (面倒くせぇ…)

      「加藤…」

      心配そうに声をかける翠琳。

      「大丈夫だ、お前は自分の心配をしろ、まだモブ忍者が生きてんぞ」

      加藤の言葉通り、闇牙坊が倒され動揺していた弥御影一族の忍者達が、翠琳を囲むように動き出した。

      「うん、大丈夫…こっちはなんとかする…」

      そう言いながらゆっくりと静かに呼吸を整える翠琳。

      「お前たちはアスカロン財団のライトシーカーとかいう特殊エージェントか?」

      「だったら?」

      「なるほど…噂通り厄介な存在だな、後々の事を考えてここで2人だけでも始末しておく必要があるな」

      「出来るのかよ?」

      「お前たちこそ、2人だけでなんとかなると?」

      その言葉と同時に兵庫介の背後から新たな忍者が現れる。

      「そりゃお前1人だけでお迎えってなわけねーよな…」

      加藤は思わずため息をつく。

      (この兵庫介とか言う奴ヤバいな、本来なら翠琳と俺の2人でかからなきゃいけない相手だ、だが…他の忍者ども相手にしながらこいつはちと骨が折れるな…ちょいと他の連中ほっといて先行し過ぎちまったな、どうする…)

      そう思ってたその時…
      とてつもないスピードで突如この戦場に何かが突っ込んできた、それは獣のような形をしていた!

      バキッ!ドカッ!

      「ぐあああ!」

      「またかよーっ!」

      何人かの忍者達がその獣に吹き飛ばされる、それは大きな狼…いや、狼の形をした金属の塊…そう、狼の形をしたロボットだった。

      『おーい、生きてるか~?』

      狼型のロボットから少女のような声が聞こえてくる。

      「遅いぞアルマ!」

      狼型ロボットに向かって文句を言う加藤。

      『文句を言うな、動かす前に整備が必要だったんだよ、お前たちと違ってスコルはすぐに動けないんだよ!』

      アルマと呼ばれた声の主は、声を荒げて言い返す。

      「ちぃ…今度はなんだ?」

      そう言いながら、新たに現れた謎のロボットを睨みつける兵庫介。
      狼型のロボットは周囲を見渡しながら、少女の声で言った。

      『加藤!お前私を騙したな!ニホンにはサムライはもういないって言ってただろ!それに忍者は忍び装束着てないって!ならなんなんだよこいつらは!』

      「ああいたな…でもまこんなレアなのそんなにいないから…」

      『お前の情報はいつもいい加減なんだよ、大体な…』

      「今はそんなことどうでもいいだろ、つべこべ言わずにいいから手伝えクソガキ!」

      『この天才に向かってクソガキとはなんだ!』

      「あ~面倒くせぇ…スマなかったよ天才様、お助けください!」

      『言われなくてもやるよ、既にB.A.Dに位置を知らせてるしまもなく援軍も来る、それにレイチェルを酷い目に遭わせてくれた奴らだ、ぶちのめしてやるよ!」

      そう言いながら狼型のロボットが兵庫介に照準を向ける。

      「ふん、どうやら風向きが変わったようだな」

      そう言うと、兵庫介は部下の忍者達に「撤収だ」と声をかける。

      『逃がすとでも思っているのか?』

      そう言って兵庫介に飛び掛かろうと身構える狼型ロボットを制するように手を出す加藤。

      「おい、あの猿坊主はいいのかよ?」

      「ふん、2度も敗北するような役立たずに用はない、どうせそいつは大したことは知らん小物だ好きにしろ」

      「流石悪の組織だな、反吐が出るぜ…翠琳、アルマ、ここまでだ」

      「了解…」

      翠琳は呟くように答える。

      『おいおいおい、せっかく来たのに~、まだスコルの性能を試してないんだぞ、ここで実戦データをとりたかったのに!』

      まだ納得いかずに文句を言う狼型ロボット。

      「それは次にしろ、とりあえず猿坊主は捕まえた、これ以上欲張るとろくなことになりそうにないからな、こっちも引くぞ」

      「加藤…とか言ったな、そしてそっちの女はツイリン…だったか、それと…そっちの獣ロボは中の人がいるのか?」

      遠く離れた場所のトレーラーの中、VRゴーグルを被り、コントローラーのような物を握っている白衣を着た少女が、モニター越しに兵庫介を見ていた、少女はマイクに向かって話しかける。

      「アルマ・ブラックバーンだ、覚えておけサムライ、いつかお前達を地獄に送る人間の1人だ、アスカロン財団に喧嘩売ったことを〇ぬほど後悔させてやる」

      「覚えておこう、俺の名は風祭兵庫介、次に会った時には容赦はせん、覚悟しておけ」

      そして、風祭兵庫介と弥御影一族の忍者達は、倒れた者達を残し、風のように姿を消した。

      「また面倒くさい奴を相手にすることになったな…翠琳、多分財団は京都検非違使の援護要員にお前の派遣を考えていると思う、これからまた奴らと当たることになるだろう、気を付けろ」

      「…了解」

      翠琳は小さく頷いて応えた。

      • 旅鴉様のSSキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
        いつも言いますが、これが読みたくてブログの更新を続けている管理人であります。

        なんか風祭兵庫介と加藤段十郎がライバルみたいになっとる!?💦
        この二人の再度の対決は、いつかまたありそうですねぇ…。
        アルマ=ブラックバーンも初登場!
        アルマの台詞から見て、今回レイチェルが誘拐されたことに一番怒っているのはこのでしょうか?
        普段のアルマとレイチェルは、とても仲良く親しい間柄なのだと見ました。
        新たなライトシーカーは中華娘の『周 翠琳(チョウ ツイリン)』、彼女が京都検非違使に派遣されることになるのですね。検非違使はまだブレイバーズとは繋がりの薄い組織。アスカロン財団側に完全に取り込んでしまうなら、今ですね。

        さて、兵庫介に見捨てられてアスカロン財団に捕まってしまった闇牙坊。これからどうなるんでしょうね?
        まあゴツイおっさんの拘束なんて見たくないので、どーでもいいですけど(⇦ヒドイww)

    • > 自分も知らなかったMr.unknounの姿が…
      > これでOKですかね、自分の中ではもっとジジイでしたけど、これはこれで紳士的な感じで良いです!

      ありがとうございます。ではこれでMr.unknounのビジュアルとして正式採用ですね。ただ他にもMr.unknounの容姿として生成したAIイラストが何枚かあるので、必要に応じてそちらも時折使っていきます。多少顔が違って見えるのは、映画『007シリーズ』の悪の組織スペクターの首領ブロフェルドよろしく「整形手術で顔を変えているから」と理由付けしたいと思います。何しろMr.unknounは、文字通り「正体不明」の存在ですから…。

      > てゆ~か、仲良いですね貴方達…

      類は友を呼ぶというか……結局は(細かい点はさておき)共通の趣味の持ち主ですからねぇ…。

      > 商店街の福引当たりました~はちょっとベタすぎますからね…

      それは管理人も真っ先に考えました(;^_^A アセアセ・・・

      > bakubond様の仰る、紗季さんと友美さんの連縛~の方を楽しみにしたいですね!

      友美さんとの連縛になるかどうかは分かりませんが、何とかAIイラストにいろいろ合成加工を施したうえで紗季さんの緊縛イラストは拵えました!
      公開を楽しみにお待ちくださいませ。

      > テリーサちゃんもピンチにって願いたいところですが、あのサイコメトラーにそんな可愛げがあるかどうか…

      せっかくパシフィックゲートウェイ島に来たのですから、よき思い出!?にテリーサちゃんにも拉致られる体験は是非経験して頂きたいところ。どういう形でそういう展開に持っていくかは、まだ考え中です。

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