西暦20XX年、地球は遥か銀河系の彼方にあるX星人による侵攻を受けた。
X星人のUFO軍団によって占領された各地の都市では、エイリアンたちによる研究のための生体サンプルとして、市民が無差別に捕獲されて捕虜収容所に送られていた。平凡な女子大生だった星愛怜美花もその一人である。
「誰かァァ~!! 誰か助けてぇぇ~!!」
両手両足を拘束されながらも、地下の監獄から必死に助けを呼ぶ怜美花。しかしその声が地上へと届くことはない。やがて怜美花の様子を見に、X星から派遣された担当官であるエイリアンがやって来た。
「地球人ノ少女ヨ、お前ハ我々ノ母星へ連行スルコトガ決定シタ。今ノウチニ故郷ノ星ニお別れデモシテオクンダナ」
「イヤよッ! そんな遠くの星になんか行きたくない! お願い放してッッ!! ここから出してよッッ!!」
無論、そんな怜美花の悲痛な叫びを冷酷なX星人が聞き届けるはずもない。しかしその頃、X星人の占領に対して抵抗活動を続けるレジスタンスグループが、捕虜収容所を襲撃して囚われた市民たちを救出する極秘作戦を計画していた。果たして怜美花に救いの手は訪れるのか!?
コメント
>西暦20XX年、地球は遥か銀河系の彼方にあるX星人による侵攻を受けた。
世紀末ヒャッハーになるわ、カルト教団は巨大化するわ、そして宇宙人が襲来…この世界の未来には絶望しかないのか…助けてオカリン!!
手足を鎖で繋がれた怜美花ちゃんがなんとも哀れですね、そして目の前にはグレイタイプのエイリアン…って随分とアナログな感じの拘束具ですね、割と地球の古風なものがお好きのようですね~
さてこのままではエイリアンにアブダクト怜美花ちゃん、だが…レジスタンスグループが捕虜収容所を襲撃して囚われた市民たちを救出する極秘作戦を計画!
これは怜美花ちゃんにとっては救いなのか、それとも…う~ん、なんだかこの作戦失敗しそうな予感が…
レジスタンスのリーダーが鷹松優姫さんで、救出作戦が読まれていて逆に罠に掛ってしまい、他の仲間を逃がすために優姫さんが捕まってしまうって展開とかもありですね、リーダーを失い危機に陥ったレジスタンス…そこに新たな英雄が…ってこれ以上やっちゃうと壮大な物語になっちゃいますね…(汗
> 世紀末ヒャッハーになるわ、カルト教団は巨大化するわ、そして宇宙人が襲来…この世界の未来には絶望しかないのか…助けてオカリン!!
実は当初は「海を隔てて日本に隣接する某軍事独裁国家が侵攻して来た!」的なストーリーにしようと思っていたのですが、それだと実在する国を連想させ、読み手に政治的メッセージと絡めて受け取られかねない為、「エイリアンが地球に攻めて来た!」という突拍子もないあらすじにしました。
> これは怜美花ちゃんにとっては救いなのか、それとも…う~ん、なんだかこの作戦失敗しそうな予感が…
優姫さんがレジスタンスのリーダーというのはいいですね。救出作戦は失敗に終わり、優姫さんも囚われの身となり、そこから先は旅鴉様の好みのぐへへ展開へと繋がるのですね。(^^)