暗黒大博士の行方を追い、夜の横浜市街をパトロール中だった我らが重機装士ヴァルダーは謎の銃撃を受け、不良グループ「スラッシュ・ドッグス」の残党に襲撃されるがこれを撃退。その背後には、暗黒大博士配下のエージェント001の影がちらついていた。
その翌日、綾瀬早弥香とルナ=ハートウェルは、恋中七香、耀 瑪愛莉を誘い、それに七香の後輩・楯岡彩葉も加わって、ショッピングモールで買い物を楽しむが、そんな中、瑪愛莉が試着室の中から姿を消してしまい、兄の耀 斗仁威もまた暗黒大博士の秘密基地に捕らえられ、早弥香やルナまで連れ去られてしまった。早弥香とルナを救い出したヴァルダーは、残る耀兄妹を救出すべく敵のアジトへと向かう。しかし先回りしていた恋中七香も、久我美輝と共に一足先に敵のアジトへと突入してしまっていた。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
Aパート
廃工場の地下深く――。
地上の荒れ果てた景観とは裏腹に、そこには異様なほど整然とした空間が広がっていた。冷たい金属の壁面、規則正しく並ぶコンソール、そして低く唸る機械音。
まるで別世界のような秘密区画。
その中心にある司令室で、二つの影が向かい合っていた。
「それで……」
腕を組み、苛立たしげに床を踏み鳴らす男――鬼塚剛が口を開く。
「そのヴァルダーって奴は、本当にここに来るのか?」
対するは、黒い全身タイツに身を包み、顔を覆面とゴーグルで隠した男。
エージェント001は、まるで芝居がかった仕草で肩をすくめた。
「来るとも」
低く、ねっとりとした声。
「奴のことだ。すでにこの騒ぎは耳にしているだろう」
ゆっくりと振り返り、暗いモニターの光を背に受けながら続ける。
「捕らえた人質を救うため――必ずここを嗅ぎつけて来る」
その言葉を裏付けるかのように。
――ウゥゥゥゥン!!
けたたましい警報音が、司令室中に響き渡った。
赤い警告灯が点滅し、無機質なアナウンスが繰り返される。
『侵入者確認。侵入者確認』
鬼塚の口元が、ゆっくりと吊り上がる。
001は、まるで愉快そうに喉を鳴らした。
「フフフッ……」
両手を広げる。
「そう言った矢先に――もう鼠が引っ掛かったようだ」
「へっ……」
鬼塚は首を鳴らしながら前に出る。
「いいじゃねえか」
その目に宿るのは、獰猛な闘志。
「俺が出る」
壁際に設置された装備ラックへと歩み寄りながら、振り返る。
「暗黒大博士からもらった“パワードスーツ”ってやつ――」
ニヤリと笑う。
「さっそく試してみてえからよ」
001は、わずかに顎を引いた。
「構わんが――」
声が一段低くなる。
「殺すなよ」
静かに、しかし確実に命じる。
「捕らえた鼠はすべて生かして回収する。研究用の“素体”として利用するとの――暗黒大博士からの仰せなのだ」
「ケッ……」
鬼塚は肩をすくめる。
「分かってるよ」
軽く手を振り、背を向ける。
そのまま扉へと歩み、足音を響かせながら去っていった。
重厚な扉が閉まる音が、地下空間に鈍く響く。
静寂が戻る。
だが――
司令室の奥。
隔壁の向こうにある巨大なガラス張りの区画では、別の“準備”が進んでいた。

無数のアームが伸びる整備ドック。
中央に固定された一体の装甲。
蒼く、不気味な光沢を放つ戦闘用装甲強化アーマー ――《デモンスブルー》。
その内部。
完全に装着された人影が、微動だにせず立っている。
耀斗仁威。
だがその瞳には、もはやかつての意志の光はない。
機械的な光が、かすかに明滅するのみ。
「最終調整……完了」
無機質な声が響く。
装甲の各部がわずかに駆動音を立て、起動シーケンスを終えていく。
001は、その様子をガラス越しに見つめながら、ゆっくりと口元を歪めた。
「フフフ……」
低く、愉悦に満ちた笑い。
「役者は揃った」
赤い警報灯がなおも明滅する中――
「さあ見せてもらおうか、ヴァルダー……」
闇の中で、陰謀が静かに牙を研いでいた。
Bパート
薄暗い廃工場の内部。
剥き出しの鉄骨と、ひび割れたコンクリートの壁が延々と続く通路は、まるで迷宮のように入り組んでいた。照明はところどころで点滅し、足音だけがやけに大きく反響する。
「もうっ、久我くんったら……どこに行ったのよ!」
恋中七香は苛立ちを隠さずに呟いた。
さっきまで確かに一緒にいたはずの久我美輝の姿は、いつの間にか消えている。どうやら途中ではぐれてしまったようだ。焦りと不安が胸の奥で渦巻くが、立ち止まっている余裕はない。
(瑪愛莉ちゃんを助けないと……!)
気持ちを奮い立たせ、七香は先へと進む。
その時――
通路の先に、人影が立っているのが見えた。
小柄な少女。
姫カットの黒髪に、紺色のリボン。フリルの付いたオープンショルダーのトップスとショートパンツという、場違いなほど可憐な服装。

「ちょっと、お嬢ちゃん!」
七香は駆け寄りながら声をかけた。
「こんなところにいたら危ないよ!」
しかし少女は、じろりと七香を睨みつける。
「危ないのはあなたの方です」
冷たく言い放つ。
「邪魔なので、とっととここから立ち去ってください」
そして、わずかに眉をひそめた。
「それと……私はあなたより年上なのですけど💢」
「はぁ!?」
思わず声が裏返る七香。
「どう見ても年下でしょ!?」
「見た目で判断しないでください」
ぴしゃりと返す少女――津雲露華。
だがその言葉の応酬も、長くは続かなかった。
――ガシャッ!!
背後から荒々しい物音。
「見つけたぞ!」
数人の不良たちが通路の奥から現れ、二人を取り囲む。
七香は身構えた。
(まずい……数が多い……!)
だが、その瞬間。
「ここは私に任せて、先に行きなさい」
露華が一歩前に出た。
「北東の部屋なら、そこの通路を真っ直ぐ行って、突き当たりを右に曲がった先です」
「え……で、でも……!」
戸惑う七香。
こんな小柄な少女を一人残して行くなんて――
しかし。
次の瞬間、その迷いは吹き飛んだ。
露華が、すっと袖の中から鉄扇を取り出す。
――ヒュンッ!!
鋭い風切り音。

飛び込んできた不良の拳を、紙一重でかわし、そのまま鉄扇で手首を打つ。
「ぐあっ!?」
悲鳴と同時に、男が崩れ落ちる。
さらに。
回転するような動きで、背後の敵の顎を一撃。
足払い。
肘打ち。
無駄のない、まるで舞のような動きで、次々と不良たちが地に沈んでいく。
「なっ……!?」
七香は目を見開いた。
(この子……強い……!)
露華は振り返りもせず、短く言う。
「さあ、早く!」
「……っ!」
七香は唇を噛み――
「ありがとう! 恩に着るわ!」
そう叫び、教えられた方向へと駆け出した。
その背中を見送ることなく。
露華は静かに息を吐く。
だが。
倒したはずの不良たちが、ふらつきながら立ち上がる。
さらに奥から、新たな影が現れる。
まるで――
倒しても倒しても湧いてくるかのように。
「……まるでゾンビですね」
露華は小さく呟いた。
そして、ふっと微笑む。
「さて」
鉄扇を拡げる。
「そろそろお遊びもここまでにしますか」
静かに目を閉じ――
次の瞬間。
空気が変わった。
「――来なさい」
低く、凛とした声。
その足元に、淡い光の紋様が広がる。
やがて、そこから現れたのは――
幾つもの影。

獣の形をしたもの、人型のもの、異形の存在。
式神。
「なっ、なんだこりゃあ!?」
不良たちの顔が恐怖に歪む。
だが、もう遅い。
式神たちは一斉に動いた。
風を裂き、影を貫き、瞬く間に不良たちを飲み込む。
悲鳴が、通路の奥へと吸い込まれていった。
やがて静寂。
露華は何事もなかったかのように鉄扇を閉じる。
「これで静かになりましたね」
わずかに髪を払う仕草。
そして、七香が走り去った方角へと視線を向ける。
「さて……」
その瞳に、かすかな興味が宿る。
「あなたがどこまでやれるのか――少し見せてもらいましょうか」
静かに、しかし確実に。
戦いの歯車は、さらに加速していくのだった。
(つづく)

コメント
”鬼塚”と聞くと、某財団(Xはつかない方ですね(;^ω^))のサイボーグ兵士(レベル3くらいの・・・)を連想してしまう。結局、序章だけで終わってしまったのが残念なシンでなく真の方の仮○ライダー・・・(´;ω;`)
鉄扇の武器というのも新鮮ですね。ときおり、国民的RPGにも月の扇やら太陽の扇やらの武器が見られますが(⌒∇⌒)
式神まで召喚できるとは、この娘は簡単にはピンチにすらならなそう( ;∀;)
> 式神まで召喚できるとは、この娘は簡単にはピンチにすらならなそう( ;∀;)
とりあえず今のところは露華ちゃんの美脚太ももだけで、管理人は充分満足でございます。
パワードスーツを装着した鬼塚と斗仁威君の取り込みを完了したデモンズブルー、暗黒大博士が体制」を固める一方で七香ちゃんと露華がお互い年相応に見えないが故の応酬。襲い来る不良集団を鉄扇と式神で撃退‼露華ちゃんは今回が本格バトルデビューということでよろしいでしょうか?アスカロン財団の星彩のルミナと同様にブレイバーズの魔術・超常系担当要員としての活躍期待しております。
>”鬼塚”と聞くと、某財団(Xはつかない方ですね(;^ω^))のサイボーグ兵士(レベル3くらいの・・・)を連想してしまう。結局、序章だけで終わってしまったのが残念なシンでなく真の方の仮○ライダー・・・(´;ω;`)
余談ですが、
https://okamenogozen.com/princess-disappearance-part10/
こちらで登場した「皇国」というフレーズにJUDO様が言及されていた「財団」に通じる響きを感じ取りましてしばらくはこの謎めいた不気味な雰囲気を楽しもうと思いますので「皇国」及びその女皇陛下の詳細設定につきましてはまた後日、という風に考えております。
> こちらで登場した「皇国」というフレーズにJUDO様が言及されていた「財団」に通じる響きを感じ取りましてしばらくはこの謎めいた不気味な雰囲気を楽しもうと思いますので「皇国」及びその女皇陛下の詳細設定につきましてはまた後日、という風に考えております。
異世界ファンタジー版「財団」という訳ですね(そのうち「皇国X」とかいう名前になりそうな(;^_^A アセアセ・・・)。
異世界編は当面予定はありませんので、女皇陛下の詳細設定はいつでも構いません。よろしくお願いいたします。
さて、七香ちゃんと美輝くんが廃工場に潜入すると同時に、動きだした暗黒大博士サイド、早速イキりまくってパワードスーツを装着して出陣する鬼塚と、デモンズブルーを装着させられ動きだす斗仁威くん、いよいよ決戦の時きたりですね!
さて…潜入した七香ちゃんですが、気が付くと一緒に潜入した美輝くんがいない!?
はぐれただぁ?愛しい相手目の前で迷子とかあの男は…意外と抜けてますよね美輝くん…
そして、七香ちゃんはここで謎の少女と遭遇、この場所にはあまりにも似つかわしくない可憐な下手すると中学生にも見える少女に心配して声をかけるが…ここで初邂逅七香ちゃんと露華ちゃん、年下扱いされて怒りを露わにする露華ちゃん、そりゃまあ、君には言われたくはないと思うよ七香ちゃん。
まあ、敵地のど真ん中で声を上げて言い争ってると…ほらDQNどもがよってきた、ここで足止めを買って出る露華ちゃん、小柄でひ弱そうな露華ちゃんに任せて動くことに後ろ髪を引かれた七香ちゃんだが、ここで見事な鉄扇捌きでDQNどもを打ちのめす姿を見せる露華ちゃん、ここで露華ちゃんの力を認め、促されるままに瑪愛莉ちゃんを助けに向かう七香ちゃん、現時点では武術でも七香ちゃんを上回るかもですね露華ちゃんは。
さて、七香ちゃんの姿が見えなくなったら隠す必要もなし、ここで面倒なDQNどもを式神術を使い一蹴、こいつら相手だとオーバーキルでしょこれ。
自分的にもずっと見たかった露華ちゃんの活躍が見れたのは嬉しいですね!
> はぐれただぁ?愛しい相手目の前で迷子とかあの男は…意外と抜けてますよね美輝くん…
まあここで美輝くんと別行動をとってくれないと、今後の挿絵内容(瑪愛莉ちゃん救出シーンや再捕獲→連縛)と矛盾しますので(;^_^A アセアセ・・・💦
> 自分的にもずっと見たかった露華ちゃんの活躍が見れたのは嬉しいですね!
そういえば露華ちゃんの本格的なバトルシーンって初めてのような…。