寺瀬聖佳の捜索 第5話

BRAVE GENIUS
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※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
※掲載されている画像の無断転載を禁じます!
※アフィリエイト広告を利用しています。

ブレイブジェニウスのチームレッド、翔空寺鷲とエミリー=ハートが誘拐された。誘拐犯一味はエミリーを人質に取って鷲を脅迫し、行方不明の寺瀬聖佳を捜索するよう強要する。
一方その頃、ブレイバーズの寺瀬詩郎に、ブレイブジェニウスの小林陽菜が接触。何者かに連れ去られた聖佳の行方を引き続き追う!

誘拐帝国とは?

寺瀬聖佳は、Leonardo.AiのモデルLeonardo Anime XLで生成しました。
鉄枷と鎖は、ぽよい様。

寺瀬聖佳は、ついに自分を捕らえた犯罪組織のボスと対面していた。

「あ、あなたは…!?」
「はじめまして寺瀬聖佳さん。それでは前置きは止めて単刀直入にお伺いしよう。おかめ党の遺産が収められたスイス銀行のVIP専用秘密口座の暗証番号を言え」
「そんなものは知らないわ」
「この期に及んで惚けるのはよせ! 人質がどうなってもいいのか!?」
「くっ…」

ちなみに聖佳はまだこの時、すでに蒼煌天斗が救出されていることは知らない。

「…分かったわ。言うわよ。でもわたしが知っているのはパスワードの前半分だけよ。残り半分は弟が知っているわ」

「な、なんだと!? それは本当か!?💦」
「どうしましょうボス!?💦 この女の弟は今はブレイバーズにいます。しかも噂では記憶喪失だとか…」
「ちきしょー、謀りやがって! 誘拐帝国を築くためには何としてもおかめ党の遺産を手に入れなければならん! 女を連れて行け。ひょっとしたら苦し紛れのハッタリかもしれん。締め上げて何としてもパスワードを吐かせるんだ!」
「ボス、その前に少々お待ちを…」

何かに気づいたらしい切れ者風の手下が、聖佳のショートパンツの尻ポケットから発信器を見つけ出して取り出す。

「ちょっと何するのよ! 触らないで!」
「ジタバタするな! 大人しくしていろッ!………やはりな。ボス、発信器です」

手下はボスに見つけた発信器を手渡す。

「小癪なッ…💢」

ボスは手につまんだ小型発信器を憎々しげに睨むように見つめ、床に投げ捨てようとするが、途中で思い留まりニヤケ顔に表情が切り替わる。どうやら何かよからぬ企てを思いついたようだ。

偽者の聖佳現る!

天斗が仕掛けた発信器の信号を頼りに、聖佳の居場所を見つけ出した詩郎、天斗、陽菜、ウェン=リーナの4人。それぞれ一人ずつ手分けして建物の中を捜索するが、やがて詩郎は鎖に繋がれていたオレンジ色のポロシャツの少女を発見する。

寺瀬聖佳に変装した津雲露華は、Leonardo.AiのモデルLeonardo Anime XLで生成しました。
鉄枷と鎖は、ぽよい様。

「んん~っ!! んん~っ!!」
「アンタ、本当に俺の姉さんか…?」

少女を拘束から解放しようとした一寸手前で思い留まる詩郎。目の前の少女に不審を抱いたからだ。服装こそ同じだったが、夢や写真で見た姉よりも、明らかに小柄で背も低く幼い顔立ちだったからだ。

詩郎が戸惑い躊躇していると、目の前の少女の口を塞いでいたガムテープが突然ひとりでに剥がれ、少女が何事かを呟いた。

「なっ―!?💦」
「あなた、今わたしのことを子供だと思いましたね? 呪詛掛けますよ」

すると詩郎は何か催眠術にでもかかったように、すぅーと意識を失いその場に倒れ込んてしまった。

「こう見えてもわたしは立派なJKです。女子高生なんです。それが分からないあなたには、これからオ・シ・オ・キです♪」( ̄ー ̄)ニヤリ

聖佳に魔手が!?

寺瀬聖佳は、Leonardo.AiのモデルLeonardo Anime XLで生成しました。
黒革手袋の手は、Leonardo.AiのモデルDreamshaper v7で生成しました。

「んんっ!! んむぐぐ~っっ!!💦」

椅子に縛り付けられている聖佳を取り囲んでいる男たちは、彼女の股を強引に開かせた。

「ボスからの命令だ。弟くんがここに来るまでの間、存分に楽しませてもらうぜ。ぐへへ…」

「んん~っ!! んむむ~んっ!!」

果たして男たちに弄ばれようとしている聖佳、そして偽者の聖佳=津雲露華に囚われた詩郎の運命は!?

さらに組織のボスの口から語られた「誘拐帝国」の詳細とは!?

次回に続く!


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コメント

  1. bakubond より:

     ご無沙汰しております。早速アイデアを採用していただき誠にありがとうございます。前回からの流れでは魔女様の登場になると予想しておりましたが、新手の組織の登場なんでしょうか?それとも…。誘拐帝国、まさにおかめの御前様の理想郷を思わせる響き、といいたいところですが、グへへに走るところからして方向性は完全に真逆な気がします。

     詩郎君遂にお姉様と御対面、と思いきや何と津雲露華ちゃんの変装‼

    >「あなた、今わたしのことを子供だと思いましたね? 呪詛掛けますよ」

    すると詩郎は何か催眠術にでもかかったように、すぅーと意識を失いその場に倒れ込んてしまった。

    「こう見えてもわたしは立派なJKです。女子高生なんです。それが分からないあなたには、これからオ・シ・オ・キです♪」

    露華ちゃんなんかすごいセリフを言ってますね。露華ちゃんにお仕置きされる詩郎君、見たいような見たくないような…。旅鴉様は確実に見たくないようですが…。
     露華ちゃんの付けていた発信機が聖佳ちゃんにつけられたものと同一だとすると露華ちゃんもまた誘拐帝国との接点がありそうですが…。

     
     
     

    • > 誘拐帝国、まさにおかめの御前様の理想郷を思わせる響き、といいたいところですが、グへへに走るところからして方向性は完全に真逆な気がします。

      「おかめ党の遺産」とは、おかめの御前が残した莫大な額の軍資金と共に、bakubond様も仰る通りおかめの御前が築こうとした世界最高規模の誘拐コネクション・ネットワークを建設し、そのユートピアに君臨できるプロセスとノウハウを手中にすることができるのです。そのため世界中の犯罪組織が目の色を変えて「おかめ党の遺産」の在処を追っています。

      > 詩郎君遂にお姉様と御対面、と思いきや何と津雲露華ちゃんの変装‼

      「やったぞ! ついに露華ちゃんに念願の白色ショートパンツを穿かせたぞ♪」と狂喜している管理人であります(^^♪

      > 露華ちゃんの付けていた発信機が聖佳ちゃんにつけられたものと同一だとすると露華ちゃんもまた誘拐帝国との接点がありそうですが…。

      おかめの御前とエターナルライバルの間の取り次ぎ役を務めているかと思ったら、今度はおかめ党の遺産横領を企む一味のパシリをしている露華ちゃん。本当に何を考えているのか分かりませんね…💦

  2. JUDO より:

    誘拐帝国・・・今後おかめ党の御意思を継ぐ素晴らしい方々と考えてよろしいのでしょうか?老婆心ながら、おかめ党の残党の皆様に対して「おかめ党に変わる新組織にとって、貴様らは必要ではないのだ~( ̄∇ ̄;)」などと粛清せずに、大人しくヘッドハンティング(中途採用)して差し上げた方が、効率よい運営かと・・・

    • > 誘拐帝国・・・今後おかめ党の御意思を継ぐ素晴らしい方々と考えてよろしいのでしょうか?

      それは今後「誘拐帝国」の建設プログラムの秘密を握った者次第……。もし万一、おかめ党の掲げる理想に反する急ぎ働きをするような鬼畜凶悪な奴らの手に渡ったら、それはとても「おかめ党の意思を継ぐ者」とはいえないでしょう。

      > 老婆心ながら、おかめ党の残党の皆様に対して「おかめ党に変わる新組織にとって、貴様らは必要ではないのだ~( ̄∇ ̄;)」などと粛清せずに、大人しくヘッドハンティング(中途採用)して差し上げた方が、効率よい運営かと・・・

      プログの垣根を越えて、JUDO様の組織で残党を再雇用してくださると嬉しいです。

  3. 旅鴉 より:

    誘拐帝国…なんだか気になるフレーズが…
    犯罪組織のボス、なんかクールで紳士的な大物…かと思ったら…
    パスワードの半分を詩郎くんが持ってると解った瞬間の「ちきしょー、謀りやがって!」って慌てっぷり…こいついきなり小物臭がするんですけど…
    なんか発信機見つけた部下の男の方が優秀に見えるんですけど…

    そして…発信機を頼りに聖佳ちゃんの元にたどり着いた詩郎くんと愉快な仲間達、そこには鎖に繋がれていたオレンジ色のポロシャツに白いショートパンツの聖佳ちゃん…!?
    …いやまて…小さいし胸がないし…コレジャナイ…

    ここで使いましたか露華ちゃんの聖佳ちゃん衣装バージョン、
    「やったぞ! ついに露華ちゃんに念願の白色ショートパンツを穿かせたぞ♪」
    管理人様の喜びがすごく伝わってきます!

    >「こう見えてもわたしは立派なJKです。女子高生なんです。それが分からないあなたには、これからオ・シ・オ・キです♪」

    >露華ちゃんなんかすごいセリフを言ってますね。露華ちゃんにお仕置きされる詩郎君、見たいような見たくないような…。旅鴉様は確実に見たくないようですが…。

    野郎が嬲られるのはちょっと抵抗ありますが…露華ちゃんのオシオキにはちょっと興味ありますね(オイ

    それにしても確かに…

    エターナルライバルの間の取り次ぎ役を務めているかと思ったら、今度はおかめ党の遺産横領を企む一味のパシリをしている露華ちゃん。

    本当に何を考えているんですかねこの娘は、もしかしたら別の誰かの指示で動いている二重三重スパイかもですね。

    そして、椅子に縛られ、このサイトでは珍しいエッチな格好をさせられ、まさにぐへへな展開の聖佳ちゃん、このままどうなってしまうのか!?
    いや~楽しみですな~って、ここでエターナルなんとかとかミラージュなんとかとか出てくんなよ!空気読めよお前ら!!

    さて、ちょっと久々にSSを…って言うにはちょっと無駄に長文になりましたが…
    Mr.unknounが新たに雇った傭兵部隊や、ベラドンナの今後についても書きたかったもので、
    またただの暗躍話になりそうだったので強引に鷹松優姫さんに生贄になってもらいました、
    それと…スイマセン、ハント星人に噛ませになってもらいました💦

    「結局ここに来ることになるわけだ…」

    そう言いながら心の中で溜息をつく男、犯罪組織ベラドンナの仲介者、張 秀狼である。
    張はとある屋敷の扉をくぐりながら、既に憂鬱な気分になっていた。
    出迎えるプラチナブロンドの執事は笑顔で彼を案内するが、目はまったく笑っていない。

    (それはそうだろう…)

    今から会う男、名称不明の裏社会で謎の大物、Mr.unknounには随分と世話になっていた、何度も仕事を貰い、幾度となく手を借りたこともある、にもかかわらずだ、何の伺いもなく突然イザベルを使い敵対組織のおかめ党に営業をかけていた、これはMr.unknounからしたら裏切り行為と受けとられてもおかしくない。

    (実際にボスはあの老人を少々甘く見ているところがある、目の前に立ったことがないから解らないのだろうが)

    自分の組織の「ベラドンナ」の魔女と呼ばれるボスも大概な化け物だと思うが、得体の知れないと言う意味ではMr.unknounの方が気味が悪い、謎の財力と謎の力で裏社会でその力を振るう、謎の奇人、それがMr.unknounと言う怪物である。

    (日本にはぬらりひょんなる詳細が不明なのにもかかわらず妖怪の総大将と言われている妖怪がいるらしいが、あの老人はそれなんじゃないか?)

    そうだとしたらあの謎のカリスマ性も頷ける、部下たちの忠誠心も高いし、密かに繋がっているお偉い方の中ではあの老人を心酔している人間もいると聞く。

    (…って何を馬鹿なことを考えているんだ俺は…?)

    そう思いながら頭の中からぬらりひょんを振り払う張、だが、あの老人を目の前にするとどうしても委縮してしまう、全てを見透かしているようなあの目には弱い、数々の修羅場を潜り抜けてきたほどのこの張 秀狼がである。

    (ああ…こんな状況で来たくなかった…しかし、あの老人のお目通り出来るのは自分しかいないしな…)

    Mr.unknounに会える人間は限られている、その中の1人が張 秀狼、ベラドンナの中でも彼1人である、ボスの魔女ですら直接やり取りはしない。
    だから張が粗相を犯しMr.unknounを怒らせてしまえば関係はそこでお終いであり、またベラドンナと言う組織がMr.unknounを怒らせてしまえば、間に入らされるのも張である。
    そして今、その状況になったかもしれないのだ。

    (ああ…もしかしたら今日で〇ぬかものな…俺が居なくなった後、イザベルであのハンター達と上手くやれるかな…)

    そんな事を考えながら歩いていた張の前に、1人の男が歩いてくる、金髪の髪を靡かした軍服を着た仮面をつけた大男。

    「これはこれは、今日はお客人が多いですな」

    男は大きな声で気さくに声をかけてきた。

    「初めましてですか、私は張 秀狼と申します、『ベラドンナ』に所属している仲介者です、いつもお世話になっております」

    そう深々と頭を下げる張。

    「これはご丁寧に、私は…」

    大男が挨拶を返そうとしたその時…

    「ゴホンッ!」

    前方を歩いていた執事が大きく咳き込む、暗にこれ以上喋るなと言っているのだ。

    「おっと…申し訳ない、これから仕事がありますので、失礼」

    そう言いながら慌てて立ち去る大男。

    「あの…あの男の事は、忘れて…」

    「はい、大丈夫です、何も見なかったことにします」

    執事が言葉を終えるより先に、返答する張。

    (いや、端から隠す気ないだろ、あれがゲアハルト・ギルベルトの偽物か、あんなのを作ってあの老人は何を考えているのか、まあ他の組織が騙されて踊ってくれるのならウチとしては好都合だが)

    それよりも気になったゲアハルトの偽物の言葉、

    (客人が多い…?)

    長い廊下を進み、とある部屋にたどり着く、執事がノックをし、部屋の扉がゆっくりと開かれる。
    張が緊張した面持ちで部屋の扉を潜ると、アンティーク調のテーブルの向かいの席に腰を下ろしMr.unknounが待っていた、そして、テーブルの左側の席には見慣れない顔の男が座っていた。

    (本当だ、自分以外に客がいる…?珍しいこともあるものだ)

    滅多に人間と会うことがないMr.unknounが自分を含めて2人も客を招いている、これはとても意外なことだった。
    客人の男は、髪の色は黒く東洋系だが彫の深い顔をしている、そしてどこの男爵かと言いたくなるような立派な髭を生やしている。

    「お待ちしてましたよ張さん、お久しぶりですね」

    そう言いながらいつものように柔和な笑みを浮かべるMr.unknoun。

    「丁度今貴方の事を話してたところだったのですよ、紹介します、こちらの方は傭兵部隊『スパルトイ』の極東支部を任されておられる源城さんです」

    そう言いながら髭の男に手を向け、紹介するMr.unknoun。

    「先程から優秀なお方だと、御大からお聞きしていた所だったのですよ」

    そう言いながら源城と呼ばれた男はおもむろに立ち上がると、張に近づき握手を求めてきた、警戒しながらもゆっくりと手を出す張。

    「お会いするのを楽しみにしておりました、改めまして、私、スパルトイ極東支部支部長、源城 クテニオス 将吾と申します、立場上名刺はありませんが、以後宜しくお願いします」

    そう言いながら張の手を取り、笑顔を向ける源城。

    「『ベラドンナ』に所属している仲介者の張 秀狼と申します、こちらこそ宜しくお願いします、立場上私も名刺を持ち合わせておりませんが…」

    そう言いながら張もまた、源城に対して笑顔で返す。

    (スパルトイ…だと…!?)

    張も噂には聞いていた、ギリシャ神話の竜の歯を大地に撒いて生まれたという伝説の戦士の名を冠するその傭兵部隊、とある軍産複合体によって作られた、表立って公表出来ないような裏仕事を任せるための秘密傭兵部隊、精鋭揃いな上にハイテク武器を装備した超強力部隊、その中でも実験部隊と言われているS級部隊の竜牙(ドラゴントゥース)は、人外連中ばかりだとも言われている。

    「この前のブラックマフィアとの抗争、大変だったようですね、それでも邪魔が入らなければベラドンナの勝ちが決まっていたようですし、お強い組織のようで」

    「さあどうだったでしょうか…こちらは重要な拠点を潰されたわけですからね、ある意味痛み分けですよ…」

    「それでも、そちらのエージェント狩りに差し向けられたブラックマフィアの刺客『ブラックアウト』でしたかね、殆ど貴方が返り討ちにしたとか、本当に噂通り強さだ」

    「いやそんなことは、うちの特殊猟犬部隊にも手伝って貰いましたし、ハンターの中にも武闘派はいますからね、私だけの力ではないですよ」

    「またまたご謙遜を、でも特殊猟犬部隊とは『ヘルハウンド』と仰られましたか、随分強い部隊もお持ちのようで、貴方方とは戦いたくはないですね」

    (よく調べてるな、それにしても解りやすい社交辞令だな、ウチとブラックマフィアがサメなら、そっちはシャチじゃないか、もし介入されてたら共に食い散らかされてお終いだったぞ、嫌味か…)

    源城と名乗る男の言葉に、張は心の中で悪態をつく。
    ベラドンナは強力とは言え犯罪組織でしかない、片やスパルトイはプロの戦争屋である、純粋な戦いにでもなれば相手にもならない。

    (ヘルハウンドが強いだって?よく頑張ってそちらの上位部隊と遣り合えるかどうかだ、噂の竜牙(ドラゴントゥース)はもっと化け物だと聞く、ブラックハウンドやメアリーレベルの奴らがゴロゴロいる所とまともにやって勝てるわけないだろ)

    張の表情は笑顔のままだが、内心穏やかではない、なぜ自分と一緒にスパルトイの幹部が呼び出されているのか、いよいよベラドンナが不要になったのではないかと、その代わりがスパルトイではないかと。

    「お互いの顔見せは終わったようですし、そろそろ座りませんか?」

    そう言ってMr.unknounが2人に席につくように促し、そして話し始める。

    「本日張さんをお呼びしたのは…」

    Mr.unknounの次の言葉を待ちながら、張は考えを巡らせる。

    (なんとかしてこの老人との繋がりを残しておかなければ、ここで関係を切られる訳には、ここ最近の情勢を考えると…組織が孤立するのはまずい…)

    「端的に言えばまた仕事を依頼したいと…」

    「……」

    「どうしました、不思議そうな顔をして?」

    当たり前のように仕事の依頼をされ、不思議そうな顔をする張、それを更に不思議そうな目で見つめるMr.unknoun。

    「いや、直ぐに仕事を頂けるとは思いませんでしたので、ここ最近ウチの組織がその…」

    そう言われて少し考え始めるMr.unknoun、そしてああっと何か思い出したように声を上げる。

    「おかめの御前に営業をかけに行ったことですか、別に気にしてませんよ、そちらも仕事ですからね、貴方方は私達の下部組織ではないのでしょう、だったら問題ありませんよ、まあターゲットが重なってしまった時は問題でしょうけど」

    「そうですか…私はどうやら気にし過ぎていたようですね」

    (そう言えばこの老人は細かいことを気にする人間ではなかった…何を考え過ぎててんだ俺は…)

    「本当に貴方は真面目な方ですね、そして義理深い」

    そう言いながら、張に笑顔を向けるMr.unknoun。

    「それに…もう気にすることはないでしょう、何故ならばもうおかめ党は存在しないのですから」

    「ああ…そうですね…」

    (はっきり言い切りやがったな…あんなもんまで作っておかめ党の存在をアピールしといて)

    張は先程すれ違った人物を思い出す。

    「…あ、もしかして廊下であの者とすれ違ってしまいましたか?この事は内緒でお願いしますね」

    「…勿論です、はい…」

    そう言いながら心の中で溜息をつく張。

    (解ってて見せただろ、共有の秘密とでも言いたいのか?)

    「でも…偽おかめ党作戦もそろそろ幕引きかもですね、まあ十分混乱させ時間も稼げましたし、そろそろ良いかなと」

    そして「本題に入りましょうか」と話を進めるMr.unknoun。

    「依頼とは、おかめ党壊滅と同時に失踪したおかめ党の元幹部、寺瀬聖佳を探し出して連れてきて欲しいのですよ、まあ貴方方もよくご存じの方なので説明は不要ですよね」

    「そりゃまあ…」

    ある意味おかめ党では一番絡みが多かった相手でもある、説明も何も、金髪だった頃の彼女までよく知ってるぐらいだ、先程すれ違ったあれのオリジナルだった頃も。

    「承りました、直ぐにハンターを選んで捜索を…」

    「ただ…」

    Mr.unknounが、張の言葉を遮るように話し出す。

    「そこで問題なのがその弟と、その弟が今所属している組織です」

    「弟…寺瀬詩郎のことですか…?なんでも記憶を無くしてBRAVERS(ブレイバーズ)なる組織に匿われてるとか」

    「ええ、しかもそこの長官の牧村がそもそも人外の化け物で、その上その部下達もレギウスなる獣人に変身出来る能力者です、尚且つジブリックオーダーなどのハイテク兵器を扱う組織とも最近合併したそうですからタチが悪い、そこもまた寺瀬聖佳を捜しているようですし、未だ抗争の傷の癒えていないベラドンナだけが相手するには少し骨が折れるでしょう」

    「まあ…確かに難しいですね…我が組織でも人外みたいなのは存在しますが…」

    確かにMr.unknounの言う通りだと張は思った、正直、出来る事なら相手にしたくない存在である。

    (そんなんに出て来られたら確かに面倒くさい、何とかなるかも知らないが、女1人捜して攫うのに、そんなのを相手するリスクを考えると、あまりにも割に合わない)

    「そこでです」

    Mr.unknounは、源城の方へ目を向ける。

    「彼ら『スパルトイ』に協力をお願いすることとなりました」

    Mr.unknounの言葉にうなずくように頭を下げる源城。

    「勿論、精鋭部隊の『竜牙(ドラゴントゥース)』の出動もお願いしました、その分高くつきましたけどね」

    そう言いながら、困ったような表情を見せるMr.unknoun。

    「その料金分の働きは十分にさせて頂きますよ、相手が人外類だとしても、ウチの連中が後れを取ることはありません、なぜならウチの連中また人間やめてますから、それにハイテク技術ですが…そこは問題ではありません、ウチにも奴らに負けない技術力が提供されてますからね」

    そう言いながら、不敵に笑う源城。

    「そう言うわけで、仕事の方はスパルトイと協力して行って頂きたいと思っています、ああ、勿論それで貴方方に支払うギャラを半分にして欲しいとか、そうゆう事を言うわけではありませんので、今まで通りの額をお支払いしますよ」

    そう言いながら「心配いりませんよ」と笑うMr.unknoun。

    「それはとても助かります」

    と、笑って答えながらも、

    (これ、自分達いらないんじゃないか?)

    と、思わずそう思ってしまう張。

    その心中を察したかのように、源城が口を開く。

    「私達は貴方方のような、その道のプロのように器用ではないですからね、こちらは荒事の方を担当させて頂きます、まあそちらの技術が必要な時は協力をお願いすることもあるかもしれませんが、その時は宜しくお願いします、こちらも必要とあらば協力させて頂きます、お互い上手くやっていきましょう」

    (なるほど)

    源城の言葉に、一応自分を納得させながら、口を開く張。

    「お互い得て不得手がありますからね、まあ少々厄介な相手は貴方方にお願いしましょうか」

    その言葉に「お任せください」っと胸を張る源城。

    その時、源城が何かに気づき、胸に手を当てる。
    そして、胸ポケットからバイブ音を鳴らす携帯端末を取り出し、その画面を確認する。

    「どうやら終わったようですね、執事殿、申し訳ありませんがこれをモニターに繋いで頂けませんか?」

    そう言いながら、プラチナブロンドの執事に端末を渡す源城。

    「どうやら害虫駆除が終わったようですね」

    源城の言葉を聞き、何かを察したように口を開くMr.unknoun。

    「ええ、良いデモンストレーションにはなったかもですね」

    そう答える源城、それと同時に部屋に備え付けられたモニターに何かが映し出される。
    突如モニターに現れたのは、黒いロボットのような顔だった。

    『ワタシタチ、ハント星人ハ、調子ブッコイテ、ヤラレチャイマシタ、ピエン』

    突然喋り出すロボットの、だがどこかふざけた感じに聞こえる。

    「こら、ふざけるのはやめなさいアレクシア」

    『は~い、スイマセン支部長』

    源城の言葉に、モニターの向こうから陽気な声が返ってくる、そして新たにモニターに現れたのはロボットの生首を手に持った、ベレー帽を被った、癖のある短めのブロンド髪の美しい女だった。
    女はロボットの首を無造作に後ろに投げ捨てる。
    女の後ろには2mはあろうかと思われるベレー帽を被った赤毛の男と、ベレー帽を被った長身の黒人の男が立っていた、そしてその足元には…

    (まさか…噓だろ…)

    モニターに映るものを見て張は自分の目を疑った、男達の足元に転がっていたのは、先程の黒いロボットの残骸の他に、青やら緑やらの甲殻類のような生物が、更に奥の方には鬼のような黒い生物も見える、それらは無惨にもボロボロになって転がっていた。

    (ハント…星人…)

    奴らの事は一応知っている、地球文明より遥かに進んだ科学力と弾丸をも通さない強固な体を持つ、地球侵略を企むエイリアンだ。
    基本的どこか抜けてはいるものの、敵に回すと厄介な存在である筈なのだが…

    「ああ、害虫が何か悪だくみしてたので、早速スパルトイに害虫駆除をお願いしました」

    そう笑って説明するMr.unknoun。

    『任務完了です、支部長』

    そう言いながら、モニターに向かって敬礼する女。

    「ご苦労アレクシア、ところでハント星人はどうだった?」

    『正面からご挨拶したのに、大した歓迎は受けられませんでしたね、いくら文明が進んでるって言っても、頭が甲殻類なのか、てんで馬鹿で期待外れでしたね』

    そう言いながら、アレクシアと呼ばれた女は肩を竦める。

    「でもあれは…弾丸をも弾く硬い装甲を持つ化け物な筈ですが…」

    張の問いに、源城は誇らしげに答える。

    「彼女達にはオリハルコン製の高周波振動ナイフを持たせてありますからね、いくら装甲が硬いハント星人やアンドロイドの体でも容易く切り裂けますよ、それに…」

    源城は一呼吸間を置くと、モニターを差しながら声高に言った。

    「彼女達は我等が誇るスパルトイS級部隊竜牙(ドラゴントゥース)のサイボーグ部隊ですから!」

    源城の言葉に反応するかのようにモニターの向こうのアレクシアが口を開く。

    『どうもで~す!スパルトイ竜牙サイボーグ部隊のアレクシア・バーンズで~す、ちなみに後ろのデカいのがブライアン・ノーランで、細い方がクリストファー・デーヴィスで~す!』

    アレクシアに紹介され、ブライアンは無言で頭を下げで、クリストファーは右手を胸に左手を後ろに紳士的に頭を下げる。

    『サイボーグって証拠に…』

    アレクシアは転がっているアンドロイドの頭をサッカーボールのように蹴り上げると、機械化した手に仕込んでいた振動ナイフで真っ二つにそれを切った。

    『ほら、こんなことも出来ます!』

    まるで通販番組の商品紹介のように陽気に話すアレクシア、それを見て『これは凄い!』
    っと乗っかってきたクリストファー。

    『ちなみに私は…』

    『オノレ…地球人メ…』

    かすかに息があった黒いハント星人が起き上がろうとした時、強力な弾丸がその体を撃ちぬいた、クリストファーの機械化した手から硝煙が上がる銃口が飛び出していた。

    『こうゆうことが出来ます』

    ふっと銃口に息を吹きかけ、硝煙を吹き消すクリストファー。

    『ブライアンは何かしないのですか?』

    アレクシアの問いに、ブライアンは無言で首を横に振る。

    (とんでもないなこいつら…これがスパルトイの竜牙(ドラゴントゥース)か…)

    スパルトイのサイボーグ達を見ながら、思わず息を飲む張。

    「どうです、ウチの者達は?」

    そう言いながら誇らしげに笑う源城。

    「…ええ、想像していた以上です…」

    そう言いながらとりあえず笑って返す張。

    だが、アレクシア達の様子を影から伺っていた存在がいた。

    「なんなの…あいつら…?」

    特殊班担当刑事の鷹松優姫は、密かに動きを見せるハント星人を追って、このハント星人の秘密のアジトに潜入したのだが、突如そのハント星人が襲撃され、壊滅させられたのだ。

    (確かに今回は隠密行動なのかそんなに数はいなかった、でも…あのハント星人達がたった3人に壊滅させられるなんて…って、何あれ、サイボーグ!?)

    あれは何者なのか解らないが、少なくとも正義の味方には見えなかった、金髪の女、あれはあきらかに戦闘を楽しんでいた、笑いながらハント星人達を狩っていた。

    (ここは一度戻って、本部に連絡を…)

    優姫は静かにこの場を立ち去ろうとした。

    「ところで…私達とは別にこのアジトに潜入してる人間がいるみたいです、ずっとこっちの様子を伺ってるようですが、どうしますか?」

    あきらかに優姫に聞えるように、金髪の女はカメラのマイクに話しかける。

    『ほほう、面白いですね、こちらに連れてきてください、なるべく〇さずに』

    スピーカーから聞える男の声に、了解と答え、直ぐに優姫の方向に振り向く女。

    (まずい、バレてる!)

    素早く動き出そうとする優姫だったが、女はまる氷のリンク滑るように動き出すと、ありえない程のスピードで優姫に迫り、そしてすぐさま正面へと回り込んだ。

    「くっ…!」

    慌てて銃を抜く優姫、だが優姫トリガーを引くよりも速く、女が両手に持つ鎌のように湾曲したナイフが、優姫銃を三等分した。

    「お姉さん、一瞬撃つの躊躇ったでしょ、日本人って優しいですね~」

    そして女は優姫が動き出すよりも速く、その喉元にナイフを突きつけた。

    「でもその甘さが命取りですよ、見たらすぐに撃たないと、まあ当たらなかったですけどね」

    Mr.unknounの屋敷の部屋のモニターには、手を後手に縛られ、猿轡をされた優姫の姿が映し出された。

    『なんかエイリアンのくせに、拘束用の縄とか猿轡用の布とかがいっぱい用意してました、何なんですかねこいつら本当に?」

    そう言いながら、笑うアレクシア。

    「これはこれは」

    「なんとまあ…」

    優姫の姿を見ながらMr.unknounと張はあきれたように呟く。

    「お2人とも、この女をご存じなのですか?」

    驚いた顔で2人に訊ねる源城。

    「ええ…まあ、色々と…」

    うんざりしたような表情で頭に手をやる張。

    「彼女は鷹松優姫と言いまして、特殊班の警察官です」

    「なんですと、それは困りましたね~」

    Mr.unknounの言葉に、少し悩むような仕草を見せる源城。

    「消しますか?」

    その言葉を聞き、アレクシアが優姫の咽喉元にナイフの刃を近付ける。

    『んー!んんー!んむぅー!』

    必死に首を振り、刃から逃れようともがく優姫。

    『はいはい大人しくしましょうね、痛みを感じることなくすぐに終わりますから』

    まるで注射を嫌がる子供を宥めるように、優姫に囁きかけるアレクシア。

    「待ってください」

    Mr.unknounが制止の声を上げる。

    「彼女は〇さず連れて帰ってください」

    「宜しいのですか…?」

    Mr.unknounの言葉に、驚いた表情を見せる源城、それを見ながら張が笑みを浮かべながら言った。

    「この方は美女は〇さないんですよ、何があってもね、それに、彼女を捕えるのは初めてじゃないですからね」

    「そうなのですか、まあ御大がそう仰るのでしたら…」

    何だか腑に落ちてない感じで答える源城。

    「申し訳ありませんね、我儘を言ってしまいまして」

    そう言いながら申し訳なさそうな表情を見せるMr.unknounに、制止するように手を挙げて答える源城。

    「いえ、雇い主の要望を出来る限り実行するのが我々の仕事です、まあ帰りの荷物が少し増えるだけですし問題ないですよ」

    そう言って、アレクシアに「丁重にお連れするように」と指示を出す源城。

    『了解しました~、良かったですねお姉さん、命拾いしましたよ』

    そう言いながら、アレクシアは傍に控えるブライアンに指示をだす、ブライアンは静かに頷くと、縛られて動けない優姫の体を肩に担ぎ上げる。

    『んんー!んぐぅー!んんんー!』

    ブライアンの肩の上で懸命にもがく優姫だが、縛られた状態で屈強なサイボーグの腕から逃れること不可能だった。

    『んんー!んんんー!んむぅー!』

    ハント星人のアジトだった空間に、優姫のくぐもった悲痛な叫び声が虚しく響く。

    『元気なお姉さんですね~、ほら着いたら楽しみが待ってるかもしれませんよ、さて…』

    優姫をからかった後、再びカメラに目を向けるアレクシア。

    『ここは誰が襲撃したことにしましょうか?』

    そう訪ねてくるアレクシア、源城はMr.unknounに伺いを立てる。

    「ブラックマフィアにでもしときましょうか?」

    「承知しました、アレクシア、適当に奴らの仕業っぽいようにしといてくれ」

    Mr.unknounの指示をそのままアレクシアに伝える源城。

    『了解しました、それじゃあ通信切りま~す』

    陽気な声と共にモニターの映像が消える。

    「さて、落ち着いたところで、丁度また良いワインが入ったのですよ」

    そう言いながら、紫髪のメイドにワインを持ってくるように指示を出すMr.unknoun。

    「契りの盃のような大げさなものではないですが、これから互いに長い付き合いになるかもしれませんからね」

    そう言いながらワインが注がれたグラスを掲げるMr.unknoun。

    「そうですね、これからも御大ともベラドンナ様とも仲良くやっていきたいですからね、今日の素晴らしき出会いを祝して乾杯としますか」

    そう言って源城もまたワイングラスを掲げ、張の方へと目をやる。

    「そうですね、これからも宜しくお願いしますよ、スパルトイ様」

    そう言いながら張もまたワイングラスを掲げ、そして3人同時にワインを口に含んだ。

    (なるほど…)

    張はワインを口の中で転がしながら、心の中で呟いた。

    (おかめ党が壊滅して、ここぞとばかりにその縄張りを奪おうとウチのボスは動き出していたが、今はそんな浅ましいパイの奪い合いをしている状況じゃないってことだ、ブラックマフィアではクーデターが起きたと言うし、新たな組織も動き出している、正義サイドとやらの組織も合併したり同盟を組んだりと巨大化してきているし、おかめ党が壊滅したことで逆に状況がヤバくなってる、このままベラドンナだけ今まで通りにやってたら、この波に流される、要するに…)

    張はMr.unknounに目をやる、彼もまた柔和な笑みを浮かべながら張を見ていた。

    (今のうちにこっちに付けってことか、小舟が流される前にこっちの大船に乗り込めと…)

    張は注がれたワインを一気に飲み干す。

    (良いでしょう、ウチの組織が生き残る為なら貴方だろうがスパルトイだろうが利用させて頂きますよ)

    「どうやらこのワインがお気に召したようで、もう一杯どうですか?」

    「頂きます」

    Mr.unknounの言葉に、笑ってグラスを掲げる張。

    (問題は、プライドの高いウチの女王様をどう宥めるかだ、そっちの方が難しいかもな…)

    それを考えると、張は本当に酔いたい気分になった。

    今の誘拐帝国のストーリーに支障をきたすようでしたら、これボツでも良いかなって~って思っています。
    もしOKならスパルトイのプロフィールも載せようかと考えています。

    • > 今の誘拐帝国のストーリーに支障をきたすようでしたら、これボツでも良いかなって~って思っています。
      > もしOKならスパルトイのプロフィールも載せようかと考えています。

      旅鴉様の新作SSキタ━━━━。゚+.ヽ (´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!!!!!
      しかし大ボリューム!
      ボツにするだなんてとんでもない!!💦
      鷹松優姫ちゃんも捕まえてくれたことですし、勿論本編ストーリーの正史として正式採用させていただきます🙇
      スパルトイの詳細&プロフィールもよろしくお願いいたします。

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