暗黒大博士の行方を追い、夜の横浜市街をパトロール中だった我らが重機装士ヴァルダーは謎の銃撃を受け、不良グループ「スラッシュ・ドッグス」の残党に襲撃されるがこれを撃退。その背後には、暗黒大博士配下のエージェント001の影がちらついていた。
その翌日、綾瀬早弥香とルナ=ハートウェルは、恋中七香、耀 瑪愛莉を誘い、それに七香の後輩・楯岡彩葉も加わって、ショッピングモールで買い物を楽しむが、そんな中、瑪愛莉が試着室の中から姿を消してしまい、兄の耀 斗仁威もまた暗黒大博士の秘密基地に捕らえられ、早弥香やルナまで連れ去られてしまった。早弥香とルナを救い出したヴァルダーは、残る耀兄妹を救出すべく敵のアジトへと向かう。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
Aパート
巨大トレーラー型移動基地《ATベースキャリア》の内部。
その扉をくぐった瞬間――
綾瀬早弥香とルナ=ハートウェルの視界に広がったのは、まるで近未来の司令室のような光景だった。

壁一面に並ぶモニター。
絶え間なく流れるデータ。
「……すごい……」
ルナが思わず息を呑む。
「私もお父さんから話は聞いていたけど……」
早弥香も周囲を見回しながら呟く。
「直接見て、中に乗るのは初めてだわ……」
その時。
「早弥香さん、ルナさん!」
元気な声とともに、一人の少女が二人の前に現れた。
「陽莉ちゃん!?」
早弥香が驚く。
「驚いたわ……」
ルナも目を丸くする。
「もしかして、あなたが一人でこれを動かしてるの?」
「ハハハ、まさか!」
陽莉は軽く笑って手を振る。
「運行管理は志穂乃さんから教わってますけど、ちゃんと他にも乗組員はいますから」
そう言いながら、二人をコントロールルームへと案内する。
「ここがメインのコントロールルームです! 衛星リンクや各種センサー、現場との通信は全部ここで管理してます」
「すごいわね……」
早弥香が感心したように頷く。
「まるで映画の中みたい」
「でしょでしょ?」
陽莉が得意げに胸を張る。
「これも全部亜斗夢重工の最新技術の塊なんですから!」
惣司陽莉――皆上遼馬の妹で、海防大学付属高校に通う2年のオタク女子高生。そんな彼女のもう一つの顔こそ、亜斗夢重工スーパーヒーロー事業部でメインオペレーター・西沢志穂乃を補佐するポジションのサブオペレーターなのだ(陽莉本人曰く「アルバイト」とのこと)。
その時。
ピピッ――
コンソールの一つに着信が表示された。
「あっ、遼馬兄ぃからだ!」
陽莉がすぐに反応する。
「ちょっとすみません!」
手際よくヘッドセット型のインカムを装着し、席に着く。
「こちらATベースキャリア、陽莉です!」
通信が繋がる。
『陽莉』
低く、緊張感を帯びた声。
ヴァルダー ―――遼馬だ。
『もうじき奴らのアジトに到着する。目標地点の映像を送ってくれ』
「OK!」
陽莉の指が素早くコンソールを操作する。
「衛星リンク接続……AOS-01《オービタル・スキャン》起動!」
モニターに、上空からの映像が映し出される。
夜の中に浮かび上がる、ひときわ不気味な廃工場群。
「これだね……」
映像を拡大する。
その時――
「……ちょっと待って!」
陽莉の声が鋭くなる。
「建物の外に……誰かいる!」
さらにズーム。
輪郭がはっきりしていく。
そして――
「えっ……!?」
早弥香とルナが同時に声を上げた。
そこに映っていたのは。
久我美輝と、恋中七香の姿だった。
『そんな……!』
ヴァルダーの声にも動揺が混じる。
『どうして美輝と七香ちゃんが……それも俺より先に敵のアジトに着いてるんだ!?』
「そんなの私に聞かれても分かんないよ!💦」
陽莉も困惑する。
そして背後へ振り返り、早弥香とルナの方を見る。
二人はすぐに首を横に振った。
「私たちじゃないわ……」
「場所なんて教えてない……」
否定の意思は明確だった。
(じゃあ……どうやって……?)
疑問が渦巻く。
だが――
問題はそこではない。
あの場所には、暗黒大博士の影がある。
ただの不良やチンピラの類とは訳が違うのだ。
『くそっ……!』
ヴァルダーの声に焦りが滲む。
『どうか……間に合ってくれ!!』
その瞬間。
ヴァルダー・ラプターのエンジン音が、さらに唸りを上げた。
スピードが跳ね上がる。
夜の闇を切り裂くように、一直線に駆ける。
――仲間を救うために。
――すべてを守るために。
Bパート
人気のない廃工場の一角。
かつては作業員たちの休憩室だったのだろう、小さな部屋の中は薄暗く、古びたベッドと壊れかけた棚が置かれているだけだった。
「おらっ、てめえはここで大人しくしていろ!」
乱暴な声とともに――
ドサッ!

耀瑪愛莉の身体が、ベッドの上へと投げ出された。
「んんぐむぅーッッ!!」
口にはガムテープ。
両手両足はロープで固く縛られている。
自由は、どこにもない。
だが――
その瞳は、まだ死んでいなかった。
キッと、見張りの不良を睨みつける。
「フヘヘ……」
男はいやらしく笑った。
「怒った顔もなかなか可愛いじゃねえか」
ベッドの脇に腰を下ろし、顔を覗き込む。
「だがよぉ……あまり舐めた態度取ってっと――」
声を低くする。
「綺麗な身体で帰れなくなるぜ?」
「んんっ……!」
その言葉に、瑪愛莉の身体が強ばる。
恐怖が、じわじわと胸を締めつける。
睨み返す力も、少しずつ揺らいでいく。
やがて――
その瞳に、うっすらと涙が浮かんだ。
(お兄ちゃん……)
心の中で呼ぶ。
(みんな……助けて……!)
その時だった。
コンッ……コンッ……
小さな音。
窓を軽く叩くような、微かな気配。
「……?」
瑪愛莉が、はっと顔を向ける。
部屋の隅にある、ひび割れた窓。
そこに――
人影があった。
そっと覗き込むように現れた顔。
長い黒髪、一本だけぴょんと立ったアホ毛。
「んんんーっ!?(彩葉さん!?)」
驚きに目を見開く瑪愛莉。
楯岡彩葉だった。
「しーっ……」
彩葉はすぐに人差し指を口元に当てる。
声を潜め、慎重に囁く。
「静かに……」
その目は真剣だった。
「必ず助けに来るわ」
短く、しかし確かな言葉。
「だから、もう少しだけ我慢していて」
その一言に――
瑪愛莉の心に灯がともる。
「……!」
声は出せない。
だが、力強く頷いた。
その時。
「おい」
低い声。
見張りの不良が、不審そうに振り返る。
「今、誰かと話してたか?」
足音が近づく。
瑪愛莉の心臓が跳ね上がる。
(まずい……!)
だが――
窓の外には、もう誰もいなかった。
彩葉の姿は、影のように消えている。
瑪愛莉は必死に首を横に振る。
「んんっ……!」
否定の意思を示す。
「チッ……」
男は舌打ちする。
「気のせいか……」
しばらく疑うように睨みつけていたが、やがて興味を失ったように背を向けた。
足音が遠ざかる。
扉の近くへ戻っていく。
――静寂。
張り詰めていた空気が、少しだけ緩む。
(はぁ……)
瑪愛莉は、心の中で安堵の息をついた。
そして――
さっきの言葉を思い出す。
(必ず助けに来る……)
彩葉の声。
その言葉は、確かに届いていた。
恐怖の中に差し込んだ、小さな光。
瑪愛莉は、ぎゅっと目を閉じる。
(……信じる)
助けは、すぐそこまで来ている。
そう信じて――
再び、静かに時が流れ始めた。
Cパート
夜の帳が降りた廃工場地帯。
錆びついた鉄骨と、ひび割れたコンクリートの建物群が、不気味な影を落としている。

その一角――アジトとなっている建物の入口付近で、久我美輝と恋中七香は息を潜めていた。
そこへ。
「恋中先輩!」
軽やかな足音とともに、楯岡彩葉が戻ってくる。
「瑪愛莉ちゃんの居場所が分かりました!」
声は抑えつつも、確信に満ちていた。
「第一工場棟の二階、北東の隅の部屋です。そこに閉じ込められています!」
「本当!?」
七香の目が輝く。
だが、美輝はすぐに別のことを気にした。
「……斗仁威くんは?」
その問いに、彩葉はわずかに首を傾げる。
「私が見た限りでは……見かけなかったなぁ…」
「そっか……」
美輝は小さく息をつく。
「ここに連れて来られてるんじゃないかと思ったんだけど……」
不安が胸をよぎる。
だが――
「瑪愛莉ちゃんの場所が分かったなら!」
七香が力強く言い切る。
「すぐに私たちだけで乗り込みましょう!」
「ちょ、ちょっと待ってよ恋中さん!💦」
美輝が慌てて制止する。
「せめて遼馬さんが到着するまで待とうよ!」
「……で?」
七香がじろりと睨む。
「その遼馬さんは、今どこで何してるのよ?」
鋭い指摘。
「携帯も繋がらないし」
「うっ……それは……」
美輝は言葉に詰まる。
(遼馬さんは……今……)
ついさっき目の当たりにした光景。
重機装士ヴァルダーの正体。
それを――
(話していいのか……?)
迷いが生じる。
言葉が出てこない。
その様子を見て、彩葉がぽつりと呟いた。
「もしかして……その皆上遼馬さんって人も」
二人を見る。
「耀兄と一緒に、スラッシュ・ドッグスの奴らに捕まってるんじゃないですか?」
「……ありえるわね」
七香はあっさりと頷いた。
「そうなら尚更、グズグズしてられないわ!」
決意の表情。
「いいわね? 久我くん!」
「……もう」
美輝は観念したように肩を落とす。
「分かったよ。僕も付き合う」
顔を上げる。
「でも油断は禁物だよ。くれぐれも無茶はしないでね、恋中さん」
「はいはい」
軽く手を振る七香。
そして、くるりと振り返る。
「あ、楯岡はここで待機ね」
「え?」
「警察が来るまで外で見張りお願い」
「はーい! 了解です♪」
にこやかに敬礼する彩葉。
その様子に安心したのか、七香と美輝はそのまま建物の中へと駆け込んでいった。
ギィ……と軋む扉が閉まる。
静寂。
残された彩葉は――
「さてと」
小さく呟いた。
その表情から、先ほどまでの柔らかさが消える。
代わりに浮かぶのは、鋭い集中力。
「それじゃあ……私も行きますか♪」
くすり、と笑う。
彼女には最初から留守番しているつもりなど、更々なかった。
次の瞬間。
その姿が、闇に溶けるように消えた。
音もなく。
気配すら残さず。
――忍の末裔。先輩である七香も知らない、彼女のもう一つの顔。
楯岡彩葉は、誰にも気づかれぬまま、廃工場の内部へと潜入していった。
(つづく)


コメント
とりあえず救出した早弥香ちゃんとルナちゃんはトレーラー型基地《ATベースキャリア》に保護し2人の安全は確保した遼馬くん、中で待ち受けていた陽莉が我がことのように《ATベースキャリア》の説明を始める、とりあえず無免許運転ではないようで何より。
そしてトレーラーは「スラッシュ・ドッグス」のバカどもをシメて吐かせた瑪愛莉ちゃんが捕えられている奴らの拠点へと、その前に衛星を使い目的地の映像を確認すると…なぜか先に七香ちゃんと美輝くんが到着していた!
ここにいる皆は、あの後に忍者の末裔でもある楯岡彩葉ちゃんが、誘拐事件が起こった後で直ぐに奴らのアジトを突き止めていたとは知る筈もなく、一同呆然…
今回の敵が「スラッシュ・ドッグス」だけならまだマシだったのですが、後ろのいるのはあのイカレマッドサイエンティストですからね、急がないとただで済みそうにないですよね…💦
そして、その頃誘拐され監禁されている瑪愛莉ちゃんは、縛られ口にガムテープをされ、汚い部屋のベッドに転がされていた、自分で作っておいて言うのもなんですが、この絵は結構気にってます!
見張りの「スラッシュ・ドッグス」の下っ端に反抗的な態度をとる瑪愛莉ちゃんだが、彼女はまだ中学生の女の子、手足を縛られ抵抗出来ない状態で脅されたら、恐怖には耐えられなくなっちゃいますよね…
そんな時、窓を叩く何者かが…ヒェッ!!
まあ…廃工場っぽいところですから、幽霊ぐらいはいるかもで…ってあれ?なんだか見覚えあるアホ毛が、どうやら彩葉ちゃんのようですね。
とりあえず中の様子が解らない状況で助け出すのは危険でしょうから、まず美輝くんと七香ちゃんと合流してからの救出作戦になるでしょうから、とりあえず瑪愛莉ちゃんを安心させにきただけのようですね、でも瑪愛莉ちゃんの恐怖の心を少しは和らげることができたようですね。
さて、七香ちゃんと美輝くんと合流した彩葉ちゃん、2人の瑪愛莉ちゃんの捕まっている場所を報告、どうやら連絡の取れない斗仁威くんも既に捕まっていることになっている前提のようで、斗仁威くんがこの建物にいないことを心配する美輝くん、まさかパワードスーツ着せられ半分改造人間みたいになってるなんて想像も出来ないでしょうからね…
そして…電源が入っていません状態なのか、遼馬くんとも連絡がとれないことのイラだっている七香ちゃん、その横で美輝くんがソワソワ…
「実は遼馬さんの正体はあの重機装士ヴァルダーなんだよ!」言ってよいものか…下手するとこんな時に馬鹿な冗談言わないでってドツかれかねない…
ここで彩葉ちゃんにスラッシュ・ドッグスの奴らに斗仁威くんと一緒に捕まっていることにされてしまった遼馬くん、それに素直に納得してしまう七香ちゃん、なんだか勝手に遼馬くんのGIDが出来上がっちゃってますね…すいませんが挿絵ないですよ…💦
そして囚われの人間さ3人になったのならと急ぎ廃工場の中へと向かう七香ちゃんと結局それに流される形でついて行く美輝くん、そしてお留守番を任された彩葉ちゃんだが、そんな言いつけを守ることもなく、忍びの顔になった彼女もまた廃工場の中へ…さて、廃工場へ潜入した3人にはどんな運命が待ち受けているのやら…いよいよ物語も中盤を越えてきましたね~