ブレイブジェニウスのチームレッド、翔空寺鷲とエミリー=ハートが誘拐された。誘拐犯一味はエミリーを人質に取って鷲に行方不明の寺瀬聖佳を捜索するよう脅迫。一人解放された鷲は、果たして聖佳を探し出すことが出来るのか!?
悪夢
「さて、これからお前の手足の自由を奪わせてもらうぞ!」
「イヤッ、何をするんですか!? やめてください!! キャアアッ!!」
廃墟のような場所で、嫌がる聖佳を無理やりロープで縛り上げ、口にガムテープを貼りつける正体不明の男。
「フハハハハハ!!!!!! こうして縛られた姿もなかなか可愛いぜ、お嬢さん♪」
「んーっ、んんんっ…!!(詩郎!…詩郎助けて!)」
グリーンリーフテニスクラブにて
「姉貴!?💦」
悪夢にうなされていた寺瀬詩郎は、突然ベッドから飛び起きた。
「……ふぅー、何だ夢か。でも俺は今、夢の中に出て来たあの女を姉さんと呼んだか…? もしかしてあの人が俺の生き別れの姉貴――な訳ないか」
ちなみに手元の目覚まし時計の針は、まだ朝の5時を指していた。
「まだ朝の5時じゃねえか…。でもせっかくだから、今日は少し早く起きるか…」
パジャマからテニスウェアに着替えて早朝のウォーミングアップがてらに、一人でテニスの壁打ち練習をする詩郎。ここは安土市郊外のグリーンリーフテニスクラブ。詩郎は、表向きは住み込みの管理人兼コーチとしてここのクラブで働いているのだ。
黙々と一人でボールを壁打ちをしていた詩郎だったが、そこへ一人の謎の少女がコートの中に入り込んでくる。
「楽しそうね? わたしも仲間に入れてよ♪」
突然の来訪者に驚く詩郎だったが――
「悪いな、まだオープン時間前なんだ。時間を潰して9時以降に出直して来てくれ」
「そんなお堅いこと言わないの! さあ始めましょう♪」
「…お、おいっ!?💦」
テニスでラリーを続ける詩郎と少女。
「アンタ、なかなかテニス上手いな。名前は?」
「私は小林陽菜よ、よろしくね、寺瀬詩郎くんっ♪」
「…えっ? どうして俺の名前を…??」
果たして陽菜が詩郎に接触して来た目的とは?
次回に続く!
コメント
いきなり変態っぽい野郎に縛り上げられる聖佳ちゃん…
…って夢を見て飛び起きる詩郎くん、前回からのこの話は詩郎くんの夢だったのか、それとも…?
そんな夢を見て無駄に早起きしてしまった詩郎くんは、セレブの朝のように壁打ちテニスを…
…ってそこへいきなり勝手にずかずかと店の敷地のテニスコートに許可してないのに入ってきて、更にテニス勝負まで仕掛けてくる、なんだかヤバいポニーテール少女、少女は小林陽菜と名乗り、詩郎くんのことも知ってる様子…彼女はいったい…
…って
チームレッドはエミリーちゃんは捕まっちゃって、彼女を人質に聖佳ちゃんの捜索をさせられる鷲くん、
そして詩郎くんと接触するチームブルーの陽菜ちゃん、これは繋がっているのか別々に動いているのか、詩郎くんの夢は正夢なのかただの夢なのか、次のストーリーで明らかになるんでしょうね。
> これは繋がっているのか別々に動いているのか、詩郎くんの夢は正夢なのかただの夢なのか、次のストーリーで明らかになるんでしょうね。
ネタバレになりますが、勿論つながっています。ちなみにブレイブジェニウスは、実は記憶を失う前の寺瀬詩郎と過去に面識があったりするんですよね~。
https://okamenogozen.com/sarabamiragemask-part2/
こうして見るとなかなか素晴らしいテニスユニ・・・
バレユニorバスケユニ一択な大首領JUDOでしたが、こちらにも手を出したくなり・・・
バスケユニも昭和の昔は短パンの丈も短くてよかったのですが、今はテニスウェアやサカユニよりも男女問わず短パンのハーフパンツ化が顕著で、今のバスケユニは管理人にはダサく見えて正直嫌いです。
もしバスケユニを描くとすれば、管理人ならホットパンツ並みに短パンの丈は短くしますね。