ミラージュ星にいる上司から最後通牒を突きつけられた大宇宙の大いなる正義の使者ミラージュマスクは、悪の組織おかめ党最高幹部・寺瀬聖佳を誘拐。大胆不敵にもおかめ党に囚われている少女・津雲露華との人質交換を要求して来たのだった!
数日前の出来事…。
人質交換が行われる数日前、ミラージュマスクは同業者である秘密組織ブレイブジェニウスの本拠地であるシャドウホール城を極秘に訪れていた。
「かくかくしかじかこういう訳なので、手を貸してくれ」
ミラージュマスクから協力要請を受けたブレイブジェニウスのチームメンバーたちだが、リーダー格の翔空寺 鷲は、こちらも人質を取っている上に相手を騙し討ちするという卑怯ともいえるやり方に些か難色を示す。
「どうも乗り気になれないなぁ…💦」
「固いこと言うなよ~。おかめ党を壊滅させる千載一遇の機会なんだぞ!」
「鷲、やろう! 悪の組織を倒すためには手段なんか選んではいられない!」
「わたしも賛成だわ。やりましょう鷲!」
「……分かったよ。天斗やリーナがそう言うなら、僕も反対はしない」
「よしっ! 話は決まったな!」
蒼煌天斗やウェン=リーナの賛成意見に押し切られ、若干の不安はあるものの鷲も渋々作戦内容に同意。早急に話を取りまとめたミラージュマスクは、すぐさま次の目的地、日本の京都へと向かった。
「なんやて!? 京都検非違使事件帖がリストラされるぅ!?」
検非違使の孝森祐宜に接触したミラージュマスクは、彼の耳に「ブログ管理人が当企画を終了させようとしている」情報をいろいろあることないこと絡めて吹き込んだのだ。
「いつも管理人は新企画を作るだけ作っておいて、飽きたら途中で放り投げる。そしてそのまま闇に葬り、自身は素知らぬ顔。それがアイツのやり口なのさww」
確かに祐宜には心当たりがあった。ここ最近『京都検非違使事件帖』関係の新規イラストもストーリーも全く更新されていない。挿絵イラストの制作依頼が出されている気配もない。このまま『京都検非違使事件帖』の物語は闇に埋もれたままフェードアウトしてしまうのではないか? 祐宜の脳裏に不安がよぎる。…となれば、もはや彼に残された選択肢は一つしかなかった。
「そりゃ確かに偉いこっちゃわ! ミラージュマスクはん、協力させてもらうで!」
人質交換
「お~い、約束通り津雲露華を連れて来てやったぞ! 姿を見せろ!!」
「ん~ッ!! んん~ッ!!」
ミラージュマスクから指定された廃工場へと時間通りに現れたおかめ党幹部・寺瀬詩郎と人質の津雲露華。
「フフフッ…待たせたな」( ̄ー ̄)ニヤリ
詩郎と露華の前に姿を現すミラージュマスク。
「人質の津雲露華嬢は無事のようだな。ご苦労」
「姉貴はどうした? 津雲露華は姉貴と交換の約束の筈だ」
「ああ、会わせてやるとも。ただし…こちらの用心棒の先生方に勝てたらな!」
ミラージュマスクが指パッチンで合図をすると、隠れていたブレイブジェニウスの蒼煌天斗とウェン=リーナ、そして検非違使の孝森祐宜、椿姫絢那、楓子が詩郎を包囲するように取り囲んだ!
「貴方に恨みはございません。ですが、ここで仕留めさせていただきます!」
詩郎に弓矢を向ける絢那。刀を抜いた祐宜と鋭い爪を研ぎ澄ませる楓子も臨戦態勢だ!
そして反対側も天斗とリーナが完全に逃げ道を塞いでいる。
「おかめ党の最高幹部、寺瀬詩郎だな! もうお前は完全に包囲されているぞ!」
「大人しく投降しなさい!」
完全に多勢に無勢の状態で窮地に陥ったかに見えた詩郎だが、彼は全く動じる様子すら見せず、むしろ不敵な笑みを浮かべる。
「フン、どうせそんなこったろうと思ったぜ。いいぜ、まとめて相手をしてやるよ。どこからでもかかって来な!!」
詩郎は羽織っていた上着を脱ぎ捨てると、その姿は戦闘モードへと切り替わった!
果たしてこの勝負に勝つのは、
ミラージュマスクが即席で作り上げた正義の味方混成チームか?
それともおかめ党の寺瀬詩郎か?
この勝負の行方や如何に!?
その頃、聖佳は…?
一方、その頃…。
「んっ…んぐぅっ!?(…あ、あなたは!?)」
ミラージュマスクの秘密アジトで拘束されていて身動きの取れない寺瀬聖佳の目の前に、正体不明の何者かが現れた模様。果たしてそれは敵か味方か!?
つづく。
コメント
ついに”管理人”という言わば神の領域にまで踏み込んでしまったミラージュマスク。その先に待つのは、無限地獄か極楽浄土か・・・すいません、当方も”検非違使編”完全に失念しておりました(‘◇’)ゞ
次はいよいよバトルパートですかね(^▽^)/?当方もバトルパート編のときは、骨折ってます(;^_^A色々とキャラ立たせなきゃいけなかったり、独自解釈や史観なんかも入り込んでしまいますので・・・・
詩郎くん、やはり悪役には見えない!右手がクリーチャーの如く完全な異生物感溢れる形態になっていたら、話は別だったかもですが(;^_^A
はっきりと確認はできないですが、きっと聖佳ちゃんは手を伸ばして口のガムテをはがせないくらいに、両手を厳重に拘束されてるんでしょうね( ̄▽ ̄)
> 次はいよいよバトルパートですかね(^▽^)/?当方もバトルパート編のときは、骨折ってます(;^_^A
管理人も戦闘シーンは簡単な説明だけで済まして端折るか、chatGPTに丸投げして代筆させてます(;^_^A アセアセ・・・
> はっきりと確認はできないですが、きっと聖佳ちゃんは手を伸ばして口のガムテをはがせないくらいに、両手を厳重に拘束されてるんでしょうね( ̄▽ ̄)
そう解釈して頂ければ助かります。なかなか後ろ手のイラストを生成するのが難しいものでして(;^_^A アセアセ・・・
随分と1人で大それたことをやったもんだと思ったら…やっぱり他力本願かよ…
結局1人でおかめ党に立ち向かうつもりはなく、プライドもくそもなく秘密組織ブレイブジェニウスに助けを求めるミラージュマスク、まあ人質とってるところで既にプライドもありゃしませんが…
それにしても、口だけは上手いことで…
そしてミラージュマスクが助けを求めたもう1つの組織は…
>「なんやて!? 京都検非違使事件帖がリストラされるぅ!?」
これは自分も心配してました、これはあくまでも自分の意見ではありますが…
北面武士の血を引く家系の孝森祐宜くんはまだしも、陰陽師の家系の椿姫絢那ちゃんはハイテク兵器を使う悪の組織とは相性が悪い気がします、これは露華ちゃんでもちょっとやっちゃった感はあるんですよね…
相性良い相手は、やはり呪術師、呪い、怨霊妖怪類になりますね、おかめ党もハント星人もハイテク系ですからね、ちょっと相手させ辛そうでしたね…
だが…自分は黒髪巫女好きでありますから、絢那ちゃんには消えて欲しくないです!
ここはミラージュマスクの口車に乗っかる形でもいいから、絢那ちゃんをリストラされない為に(ここが一番重要)頑張れ祐宜くん、この際なんかパワーに目覚めろ!
これ以上大和撫子女子には消えて欲しくはないんですよ(泣
さて約束通り指定された廃工場に露華ちゃんを連れてきた詩郎くん、
だがそこに待っていたのはミラージュマスクだけではなく、ブレイブジェニウスと京都検非違使の連合軍!?
先生方ってお前…番組終了20分前ぐらいの主人公にやられる寸前の時代劇の悪役じゃねーか…
「さらば、ミラージュマスク!」この題名のごとく綺麗に消えると思ったのですが…とことん落ちるところまで落ちましたねコイツ…
多対1、戦隊ものならありですね、でもこれだとまるで詩郎くんがヒーローサイドっぽいですよね、どっち応援して良いんだこれ…?
もう後がなさげで存在アピールに躍起になってる京都検非違使…まんまとミラージュマスクに乗せられてるお子ちゃま達のブレイブジェニウス…この世界の平和は大丈夫か…?
その頃…捕らわれの聖佳ちゃんの前に現れた謎の人物…いったい何者なのか、あの馬鹿どもよりもこっちの方が気になってきましたね。
> だが…自分は黒髪巫女好きでありますから、絢那ちゃんには消えて欲しくないです!
> これ以上大和撫子女子には消えて欲しくはないんですよ(泣
恥ずかしながら、旅鴉様がそれほどまでに絢那ちゃんのことを思っていてくださっていたとは気づきませんでした💦
「いつも管理人は新企画を作るだけ作っておいて、飽きたら途中で放り投げる。そしてそのまま闇に葬り、自身は素知らぬ顔。それがアイツのやり口なのさww」というミラージュマスクの台詞は、実は8割方真実なのですが(;^_^A アセアセ・・・そこまで絢那ちゃんを応援してくださるのであれば分かりました。現在進めている新キャラの準備が終わりましたら、次は絢那ちゃんに重点的にイラスト予算を割けるように検討させていただきます。
> 「さらば、ミラージュマスク!」この題名のごとく綺麗に消えると思ったのですが…とことん落ちるところまで落ちましたねコイツ…
シブルリックオーダーの瀬尾梨帆ちゃんがこの醜態を見たら、きっと彼女も悲しむことでしょう。でも管理人はそんなこと知らんし責任も取らん!(←オイオイ)
> その頃…捕らわれの聖佳ちゃんの前に現れた謎の人物…いったい何者なのか、あの馬鹿どもよりもこっちの方が気になってきましたね。
聖佳ちゃんに因縁のある人物と言うと、きっとあの人じゃないですかね…?