香港マフィア「竜門会」に捕まってしまった獅場楓花、獅場俊一、稲垣千秋、クリストフォロ=エヴァルド=コルティノーヴィス3世(クリス)の4人は、アルマ=ブラックバーンの機転で脱出に成功するが、そのアルマにも危機が迫っていた。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
激突!ハティVS蒲牢
ハティは低く唸りながら、王有才──いや、怪人体・蒲牢へと鋭く跳びかかる。
夜間戦闘用に最適化されたハティのボディは、スコルよりも一回り小型で俊敏だ。
その身体を活かして蒲牢の死角へ回り込み、肩部マウントから発射されるマイクロミサイルが炸裂音を連続で響かせた。
「クッ……!」
蒲牢の分厚い鱗の装甲でも、連続爆撃は無視できない。
肩を後ろに引き、素早く間合いを取ろうとするが──すでにハティは空中から跳躍射撃でプレッシャーをかけていた。
ハティの前脚が蒲牢の腕を弾き、胴体を一撃。衝撃で蒲牢の身体が後ろへよろめく。
「……ほう、なるほどな。夜間対応と機動力に特化した設計か……やるではないか」
金色の瞳がギラリと光る。
蒲牢はすぐに態勢を立て直すと、口元に獰猛な笑みを浮かべた。
「だが──」
その身体が、まるでカタパルトから射出されたかのようにハティへ突撃する。
ハティも即座に横へ跳び、回避機動を取ったが──地面を抉る蒲牢の拳が、まるで地雷のように衝撃波を叩きつけた。
「──速さだけでは、我を倒せぬ!」
咄嗟に跳び退くハティの後脚に、蒲牢の尻尾が鞭のように巻き付き、地面へと叩きつける!
ドガァァンッ!
ハティの軽量装甲が軋む音が響く。機体が大きく損傷を受けた。
それでもハティはすぐに起き上がり、左肩のパーツを開いて内部の小型ガトリングを展開。
超速射モードに移行し、蒲牢の関節部をピンポイントで狙って射撃を浴びせる!
バリバリバリバリッ!!
「くっ……!」
その狙いは的確だった。分厚い装甲を貫けずとも、関節部を破壊すれば戦闘能力を奪える。
蒲牢は左膝を撃たれ、一瞬膝をつく。
──その瞬間を逃さず、ハティが跳躍。上空から鋭利な爪で首元を狙い、必殺の斬撃を見舞おうとした!
だが──。
「甘いわッ!」
蒲牢の右腕が、巨木のように振り上げられた。
全身の筋肉が膨張し、瞬間的に出力が跳ね上がる。それは人間離れした反応速度──否、もはや人ではない。
ガギャァァァン!!
蒲牢の槍が、空中のハティを捉えた。
蒲牢がその手に持つ、黒鉄の双刃槍──「黒牙双戟(こくがそうげき)」と呼ばれる得物。斬り裂くも突くも自在、柄の両端に刃が付いたそれを、まるで軽々と振るうその姿はまさに「龍」。その刃がハティの胸部を貫き、内部ユニットが火花を散らす。
空中で体勢を崩したハティを、さらに蒲牢が地面へと叩きつけた。
「これで……終いだ!!」
背中の突起から、エネルギーを収束する光がほとばしる。
蒲牢はハティの頭部を掴み、そのまま一気に収束波動を解放──零距離のエネルギー炸裂!
ドォォォン!!
爆音と共に、地面がクレーターのようにえぐれ、ハティのボディが火花を散らしながら沈黙した。
黒煙が立ち昇る中、蒲牢は肩で息をしながらゆっくりと立ち上がる。
「──ハティ!!」
悲鳴のような声を上げて、アルマが駆け寄ろうとするが、蒲牢がゆっくりと顔を向けた。
「天才だろうが何だろうが──所詮は非戦闘員。君に選択肢などない。……来てもらうぞ、アルマ=ブラックバーン」
蒲牢が一歩、また一歩とアルマに近づいてくる。
背後には沈黙したハティ。
援軍もなく、今この場に立っているのは彼女ただ一人だった。
逃げ場はない。
アルマ=ブラックバーン、絶体絶命の危機──!
「大分……手こずらせてくれたが──」
沈黙したハティの残骸を一瞥しながら、蒲牢が槍を肩に担いでアルマへとにじり寄る。
「これまでだな? アルマ=ブラックバーン」
その瞳には、もはや逃げ場のない獲物を見据える捕食者の色が宿っていた。
だが、アルマは臆することなく一歩も引かない。
「……さあ、それはどうかな?」
その瞬間だった──!
ギィィンッ!
鋭い風切り音とともに、空から煌めく光が一直線に飛来し、蒲牢の前に立ちはだかる。
紅の装甲に白銀の獣面を持つ重装戦士──ライオンレギウス!
「アルマを離れろ、怪物──!」
続いて、上空を旋回するように蒼い翼が舞う。
スワローレギウスが高速飛翔からの急降下で蒲牢の槍を狙い撃ち、刃を逸らした。
「くっ……! このタイミング……!」
蒲牢が後退し、戦況を見極めるように目を細めた。
「まさか仲間が救援に来る時間まで……計算に入れていたというのか……!?」
その言葉に、アルマはニヤリと笑って応じた。
「フフッ、そういうことだよ。私を狙うってことは──当然、対処くらいは考えてあるさ」
今までの淡々とした口調とは異なり、どこか得意げな響きがあった。
数秒の沈黙の後、蒲牢は槍を大きく回し、そのまま背に収めた。
そして、黒い鱗が剥がれるように崩れ──人の姿、王有才へと戻る。
細身のスーツに、黒縁の眼鏡。
だが、その眼光だけは獣のまま。
「……なるほどな。アルマ=ブラックバーン、やはり天才の名は伊達ではなかったようだ」
王有才は、スーツの袖口についた塵を払うようにして立ち上がる。
「いいだろう。狩りの楽しみは……後まで取っておいた方がいい。今日はこれで引き上げてやる。だが、次はそう甘くはいかんぞ」
そう言い残し、王有才は草叢の影へと身を滑らせるように姿を消した。
遠ざかっていく足音は、戦意の残滓を引きずるように乾いた音を響かせていた。
──静寂が戻る。
俊一が急いでアルマに駆け寄った。
「アルマ、大丈夫か!?」
その声を聞いた瞬間、それまで背筋を伸ばしていたアルマの身体から、一気に力が抜ける。
「ふーっ……遅かったじゃないか……」
どさりとその場にへたり込んで、アルマは頬をふくらませて文句を言った。
「実を言うと、間に合わないんじゃないかって、ヒヤヒヤしてたんだからな……!💦」
その言葉に、俊一も千秋も思わず顔を見合わせ、苦笑を漏らす。
「いや……間に合って、よかったよ。本当に」
俊一が優しく肩を支え、千秋は残骸と化したハティを見つめて小さく呟いた。
「……でも、このタイミングまでよく持ちこたえたわよ。あなたも、あの子も」
アルマは小さく「だろ?」と返しつつも、「ハティもすぐに修理してやらないと…」と呟きながら、どこか恥ずかしそうに視線を逸らした。
獣型メカの一体を失い、敵の本性を垣間見たブレイバーズ。
戦いは、まだ続く。だが、少なくとも今は──
仲間が守った、小さな勝利だった。
恋のキューピット
戦場に吹きすさぶ風が、ようやく静まった頃。少し遅れて一台の獣型メカ──漆黒の狼型機体「スコル」が駆けつけてきた。
その背には、金髪と整った顔立ちを持つ少年──クリストフォロ=エヴァルド=コルティノーヴィス三世、通称クリス。そして彼の隣には、赤らんだ顔で無言を貫く少女、獅場楓花が乗っていた。
「アルマさん、無事でよかった……!」
クリスがスコルから飛び降りるや否や駆け寄り、安堵の表情で笑みを浮かべた。その眼差しには、心からの心配と尊敬が混じっている。
だが、クリスの後ろにいた楓花はというと──
「…………」
ずっと口をつぐみ、何か言いたげな様子でモジモジしている。視線を上げようとしてはすぐ逸らし、手元で指を絡めて落ち着きなく揺れている姿に、アルマは思わず眉をひそめた。
「……おい、お前!」
苛立ちを隠さずに、アルマは楓花に詰め寄る。
「まだ何か勘違いしてるのか!? 私とクリストフォロは、お前が想像してるような関係じゃない!」
予想外の怒号に楓花がびくりと肩を跳ね上げる。
だが、次に口を開いた楓花の声は、どこか震えていた。
「……違うんです。それは分かってました……最初から」
ぽつりと、弱々しく。
「それでも、アルマさんがクリスくんと仲良さそうにしてるのを見ると……自然と身体が熱くなって……勝手にやきもちを妬いて……そんな自分にまた腹が立って……つい……クリスくんにも当たってしまって……」
最後の方は俯いてしまって、声がかすれて聞こえなくなる。
アルマは呆れ顔で腕を組み、深いため息をついた。
「……やれやれ、お前、面倒くさい女だな」
「本当に……ごめんなさい……」
「もう少し、彼氏のことを信用してやれよ」
「えっ……あ、いえ……その……クリスくんは……私の彼氏ってわけじゃ……」
「……はぁ!?」
アルマが盛大に目を見開いた。
その叫びに、周囲の空気がピタリと静止する。
「……おい、待て。じゃあ何だ? さっきの泣き言は……“彼女ヅラ”しておきながら、実際は付き合ってすらいないってのか!?」
「……はい……」
楓花が小さくうなずくと、アルマは頭を抱え、天を仰いでから──
「えーい、もうじれったい!! こうなったらお前ら、今ここで正式に付き合え!!」
「えぇーっ!?!?」
驚愕の声をあげるクリスと楓花が、まるで打ち合わせたかのようにハモった。
クリスが慌てて手を振る。
「そ、そんな……いくらなんでも乱暴すぎますよ! 僕だって、心の準備とか……!」
「問答無用だ!」
ぴしゃりと言い放つアルマ。その迫力に、あの王有才すら怯んだことを思えば、クリスに抗う術などなかった。
そんなやりとりを見ていた俊一が、楽しそうにニコニコ笑いながら肩をすくめる。
「クリス、そろそろ年貢の納め時だな?」
「年貢の納め時って何ですか……!」
動揺を隠せないまま、クリスが眉を下げた。
その隣で、千秋が微笑んで楓花の背中をそっと押す。
「さあ、楓花ちゃん。勇気を出して!」
「……は、はいっ!」
楓花が一歩、前に出る。クリスもそれに応じて向き合い、ふたりの視線が交差する。
沈黙が数秒、続いた。
その後──クリスは深呼吸を一つして、緊張に震える唇を開いた。
「……楓花さん。その……こんな僕ですが、付き合ってもらえますか?」
楓花の瞳に、一瞬、潤んだ光が走る。
そして、彼女はぱっと花が咲くような笑顔で、しっかりと答えた。
「はい、喜んで!」
――間髪入れず、俊一が「ひゅーひゅー!」と口笛を鳴らし、千秋が拍手を送る。
「よっ! お似合いカップル!」
「おめでとー!」
その祝福に、クリスと楓花は顔を真っ赤にしてうつむいたまま、それでもしっかりと手を取り合っていた。
アルマは腕を組んで、少し照れくさそうにそっぽを向きながら、ひと言だけ付け加えた。
「……まったく。面倒な連中だ」
だが、その頬は、ほんのわずかに緩んでいた。
こうして、アルマ=ブラックバーンの見事なキューピット役によって、クリスと楓花は正式な恋人同士になったのだった。
旅立ちの日

その日、ブレイバーズ本部──セントリネル・ハブの中枢区画には、少しばかりいつもとは違う空気が流れていた。
長官室の扉が開かれ、白衣に身を包んだ一人の少女が姿を現す。
アルマ=ブラックバーン。今はアスカロン財団からブレイバーズに研修として派遣されていた彼女が、予定より早くここを去ることになったのだ。
「まったく……こっちの都合なんてお構いなしだな、あの本部連中は」
小さくぼやきながらも、アルマの表情に悲壮感はなかった。目の前には、長官の牧村光平、隊員の獅場俊一と稲垣千秋、そして彼女が「面倒くさいカップル」と呼んだ美少年──クリストフォロ=エヴァルド=コルティノーヴィス三世が並んでいる。
「今までご苦労さん、アルマ。短い間だったけど、君の手腕には助けられたよ」
牧村長官が握手を求めると、アルマは飄々とした笑みを浮かべてそれに応じた。
「まあ、あんたの理想主義につきあうのも悪くなかったよ」
「いつでも戻って来てくれよ」
俊一が冗談めかしてウインクを飛ばせば、千秋も「今度はちゃんと女子会参加してくださいね」と続く。
「そのときは……考えとくよ」
そんな軽口を交わしていたまさにそのとき──
「アルマさんッ!!」
廊下の奥から、息を切らせた少女の声が響いた。
獅場楓花だった。
長官室へ飛び込むように現れた彼女は、顔を真っ赤にし、目元を潤ませていた。
アルマが少し驚いたように眉を上げる。
「どうした、獅場楓花? そんなに息を切らせて……」
楓花は立ち止まるやいなや、深く頭を下げた。
「ごめんなさい、アルマさん! もしかして、私のせいで……ブレイバーズから出て行くことになったんじゃないんですか!?」
室内の空気が、一瞬静まる。
アルマは呆れたように、しかしどこか優しげに肩をすくめた。
「……ハハ、そんなことか」
そして、きっぱりと答えた。
「心配するな。予定が急に早まってアスカロン財団に戻るのは、あくまで上の都合だ。お前は関係ないよ」
「……でも……」
「いいか、私は自分の意思でここに来て、自分の仕事をした。それだけの話だ。誰かのせいでどうこう、ってのはガラじゃない」
その言葉に、楓花の目に浮かんでいた涙が、安堵と共に消えていく。
「……よかった……」
クリスが、楓花の肩にそっと手を置き、言った。
「アルマさん、是非また遊びに来てください。今度は、僕たちの成長した姿を見せられるようにしますから」
「ふん、言うようになったな、坊ちゃん」
アルマは口元を歪めて笑い──
「まあ、また気が向いたら来てやるよ。そのときまでに、お前と楓花も上手くやってろよな」
そう言って、くるりと背を向けた。
長く伸びた茶髪が揺れ、背中越しに手をひらひらと振る。
その姿はまるで、何かを終わらせるのではなく、何かの“続きを”託すような余韻を残していた。
クリスがぽつりとつぶやいた。
「……やっぱり、かっこいい人ですね」
「ええ……本当に」
クリスの言葉に、楓花は小さくうなずいた。
扉が静かに閉まり、アルマの姿が消える。
だが、その背中に込められた思いは、確かに残された者たちの胸に息づいていた。
──こうして、アルマ=ブラックバーンはセントリネル・ハブを後にし、それぞれの新たな一歩が、静かに始まった。
エピローグ:オメガ・タワーズの影

高層ビル群の中心、摩天楼の頂に聳えるひときわ異彩を放つツインタワーの建造物──それが、**アスカロン財団本部「オメガ・タワーズ」**である。
その最上階。天井が高く、重厚なカーテンに囲まれた部屋には、無駄のない黒と銀のインテリアが整然と配置されていた。
会長室。
この国際巨大組織の頂点に立つ男、アーロン=A=ギブソンは、巨大な執務デスクの奥に背を預け、眼鏡の奥から鋭い光を放っていた。
その前に立つのは、財団の実務を束ねる本部長レイチェル=アスカロン。純白のスーツを身にまとい、整った眉を僅かに吊り上げている。
「……本部長である私を通さず、アルマ=ブラックバーンを勝手に呼び戻した件。いかなるご説明を頂けるのですか、会長」
レイチェルの口調は丁寧だが、内に秘めた怒気は隠しきれない。
アーロンは無言のまま、デスクの上の書類を片付け、ゆっくりと立ち上がった。
「レイチェル……お前も、要らん小細工はやめることだ」
静かだが、冷たく重い言葉が室内を満たす。レイチェルの口元がわずかに引きつった。
「小細工、とは?」
「アルマの出向。その人事が“偶然”だったとは、私には到底思えん。お前がブレイバーズ内部に干渉しようとする私の動きを牽制する意図があった──そう見做している」
「ほぉ……妄想力が豊かになられたようで。お疲れなのでは?」
涼しい顔で、レイチェルは小さく笑った。
するとアーロンはレイチェルを睨むように見つめ、やがて一歩、彼女に近づいた。
「──ブレイバーズは、このままでは国際秩序にとって“野良犬”になる」
低い声で呟く。
「その歯車を正すのは、この私の義務だ。いつまでも牧村光平のような理想主義者に、世界の命運を託すのはもう限界だろう」
「貴方の正義が、果たして誰の幸福のためにあるのか……私は今でも疑念を拭えません」
「私の正義は、私の信じる“世界の安定”のためにある」
アーロンの声には微塵の揺らぎもなかった。強固な信念が、鋼のようにそこにあった。
レイチェルは一瞬だけ視線を落とし──再びアーロンを見上げた。
「アルマを呼び戻して何をさせるおつもりです? まさか彼女を使って、ブレイバーズを内部から──」
「それ以上は聞かない方がいい」
アーロンは遮るように言い、背を向けると、壁に埋め込まれた大型モニターを起動した。
そこには、現在進行中の各国治安機構、民間武装組織の配置と、ブレイバーズの作戦行動の記録が表示される。
「いずれ、お前にも理解できる日が来る。これは“必要な統合”だ。秩序の再構築に過ぎん」
レイチェルはしばしその背中を見つめた。口元に微笑を浮かべながら。
「ふふ……なるほど。では、せいぜいお気をつけて」
そう言って、踵を返した。
その足取りには迷いも躊躇もない。ただし、背中には確かな警戒と、そして──戦う意思が潜んでいた。
扉が閉まる。
残されたアーロンは、モニターに映る一つの顔に視線を落とす。
──アルマ=ブラックバーン。
「さて、お前がどちらの駒になるか……見せてもらおうか」
誰に聞かせるでもなく、そう呟く声は、ひどく静かで、そして冷たかった。
完
コメント
途中までは、あわよくばアルマちゃんの誘拐が見られそうな展開だったのに・・・(;O;)
王有才・・・逃げ足だけはそれまでのダメージが嘘のように神速になるのは、お約束のパターンですね(⌒∇⌒)
どことなくユグドラシル・タワー感のあるセントリネル・ハブ。
まだまだ一筋縄では行きそうのないアスカロン財団など目が離せないですね・
ハティも頑張りましたが、この手のメカってのはやっぱり強敵にやられてしまう運命なわけですし…やはり、蒲牢/王有才の方が上手でしたか。
頼みのハティもやられてしまい、万事休すなアルマちゃん、このままお持ち帰りされてしまうのか!?
だが、そこに現れたのはレギウスカップルの俊一くんと千秋ちゃん!
やっぱり最初から勝つ気はなかったようですね、なんとか時間稼ぎに成功したようで。
流石にハティとの対決で無傷とはいかなかった王有才、手負いの状態でレギウス2人は流石に分が悪いと考えたのかここで退散、引き際をわきまえているだけプロですね。
でもここでまた新たなヴィラン組織との因縁が残ってしまったようで。
さて…まだ残っている、クリス氏と楓花ちゃん問題。
だがそれもサクッと解決アルマちゃん!
なんかもじもじグダグダ言ってる楓花ちゃんに喝!
>「えーい、もうじれったい!! こうなったらお前ら、今ここで正式に付き合え!!」
良く言ったアルマちゃん!本当に煮え切らない2人でこっちも僧侶アゴヒゲ気分でしたからね。
そしてこれにより引き下がれなくなったクリス氏、女の子から告らすわけにもいかないので、クリス氏から初々しい告白を、そして勿論断る筈もない楓花ちゃん、ここで見事カップル成立!
今回はアルマちゃんファインプレー多いですね。
そして別れの日、このクソガキがブレイバーズをどんな風にかき回すのか心配してましたが、クリス氏の人間性もあってか上手くやれたようで、なんだかつまんねーので加藤とテリーサの猛毒コンビをぶちこんでやろうか(おい、やめろ!
クリス氏と楓花ちゃんを祝福しながら、なんだか男前な感じでブレイバーズを去り、アスカロン財団へと戻るアルマちゃん…だが…
なんだかそのアスカロン財団の空気がとても悪い。
アーロン会長とレイチェル本部長との間に漂う空気がなんだかピリついてる…
どうでも良い事ですが、アーロン会長って眼鏡キャラだったんですね。
平和に別れたブレイバーズとアルマちゃん、その裏で大人の策謀が渦巻き、なんだかそれにアルマちゃんが巻き込まれそうな予感が…レイチェルさんがどこまで頑張れるか…?
>「さて、お前がどちらの駒になるか……見せてもらおうか」
いや、アンタこそどっちサイドだよ…?