牧村光平こと天凰輝シグフェルと獅場俊一ことライオンレギウス・パワードモードの活躍によって、敵にジャックされていたドラゴンファイヤーX1は無事奪還された。いよいよブレイバーズ側の反撃が始まる!
※文章は、chatGPTで生成しております。
奇襲作戦
闇夜を裂くように、巨影が森の中に静かに降り立った。
――ドラゴンファイヤーX1。奪還されたばかりの超大型戦闘機が、その巨体を密林の陰に潜めて待機モードへと移行していく。
「ここから先は、俺たちが行く」
天凰輝シグフェルが静かに呟くと、その隣には金色のたてがみを風に揺らす、頼れる獣戦士――ライオンレギウス・パワードモードが並んで立っていた。
シグフェルの背中の翼が、光と共に広がる。
「スワローレギウス、準備は?」
『いつでも飛べます!』
無線越しに応えるのは、空中機動戦に長けた俊敏なる仲間、スワローレギウス・パワードモード。彼もまた、今この瞬間に備えて高度から急降下のスタンバイを整えていた。
彼らの目的は、ホテル屋上に囚われた三人――紫城心翔、美濃本敦、瀬尾梨帆の救出。
その作戦は、事前に綿密な打ち合わせのもと、いままさに実行の刻を迎えようとしていた。
「行くぞ、ライオンレギウス!」
「背中は任せてください!」
風が鳴った。
二条の光が、夜空を駆けて一直線にホテルへと飛翔する――。
ちょうどその瞬間。ホテルの別方向から、重低音のような咆哮が轟く。
「イビルシフト――コブラレギウス、パワードモード!」
現れたのは、寺瀬詩郎。しかしその変身した姿は、我々のよく知るサーベルタイガーレギウスではなかった。唸るような変身エネルギーが周囲を走り、全身を漆黒と紫毒蛇の紋様が覆い尽くす。

背景は、Stable Diffusion Onlineで生成しました。
「奴らを驚かせるには、毒を使うのが一番さ」
詩郎は静かに笑うと、すぐさま屋上へと強襲を開始した。
屋上には、心翔たち三人を囲むように妖魔結社ザイザムの戦闘員たちが配備されていたが――。
「上から来るぞ!」
「何だあの光は――」
突如、頭上から轟く雷鳴のごときエネルギーと共に、シグフェルが急襲。剣に雷光を纏わせ、敵の中心へと真っ直ぐに突撃する。
「薩摩示現流、凰雷閃破(おうらいせんは)ッ!!」
眩い一閃が、闇を貫いた。

その間に、スワローレギウスが屋上の後方から音もなく滑空し、戦闘員たちの無線装置を次々と切断。指揮系統を混乱させる。
さらに、コブラレギウスが左右から毒のようにしなやかに動き回り、手練の格闘術で敵を一体ずつ沈黙させていく。
「な、なんだこいつら……!」
「数が違う!? いや、速すぎる――!」
抵抗は無意味だった。
三者三様の戦闘スタイルが、まるで計算された演舞のように絶妙に噛み合い、わずか数分で敵は全滅状態に陥った。
「心翔くん、無事か!」
「んんっ、んむぐぐっ!!」
杭に鎖で縛り付けられている紫城心翔が、猿轡をされているまま顔を上げる。そしてその隣には、美濃本敦と瀬尾梨帆もいる。いずれも拘束はされていたが、怪我はない。
ライオンレギウスがすぐに近づき、鋭い爪で拘束具を切り裂いた。
「よし、これで全員救出完了だ!」
「ありがとう……本当に助かったよ……!」
心翔が手を握り返し、笑顔を浮かべた。その一方でスワローレギウスは、初めて見る詩郎の異形の姿――コブラレギウス・パワードモードに茫然としていた。
「詩郎くん、その姿はいったい…?」
「フフフッ…驚いたか千秋?」
蛇型のフルフェイスヘルメットに覆われて外からは見えない筈のコブラレギウス=詩郎の表情が、千秋には一瞬ニヤリと笑ったかのように見えた。その瞬間、救出部隊の通信機に磯崎詩歩の声が入る。
『こちらドラゴンファイヤーX1。現状を確認。現在、未救出の人質は沢渡優香、錦織佳代、クリストフォロ=エヴァルド=コルティノーヴィス3世の三名のみです』
シグフェルは頷いた。
「了解。…千秋、云いたいことは分かるが、ひとまず詳しい話は後だ。先に残る人質を取り戻す。」
「わ、分かりました…」
「……さあ、最後の仕上げと行くか!」
夜の帳が濃くなるなか、戦士たちは再び翼を広げた。
仲間を救い出すため、正義の光が再び闇を切り裂こうとしていた。
仲間割れ
ホテル地下――そこは重苦しい湿気とコンクリートの冷気に支配された閉鎖空間だった。
無機質な照明の下、妖魔結社ザイザムの戦略諜報参謀ビオベミラの艶やかな影が、地面に細長く伸びている。
彼女の冷ややかな視線の先には、黒いライダースーツに身を包んだ妖艶な女――黒百合が、縛られている二人の女性を伴って立っていた。

百合鴉は、Leonardo.AiのモデルLeonardo Anime XL(Anime General)で生成しました。
黒百合と背景は、Stable Diffusion Onlineで生成しました。
「んんっ‼ んんむぅ~~っ‼」
「んむむぅ!んむぅううッッ‼」
一人は、辛うじて意識を保っている様子の沢渡優香。
もう一人は、気丈な瞳で睨み返す錦織佳代。
彼女たちは黒百合に拘束され、そのまま地下通路の奥へと連れ出されようとしていた。
「――待て」
乾いた声が、地下に反響した。
ビオベミラのマントがふわりと舞うように揺れた。
その気配に、黒百合の眉がぴくりと動く。
「その女たちを……勝手にどこへ連れて行く気だ?」
「……あら、まだ気づいてなかったのね」
黒百合は振り返り、艶やかに微笑んだ。「もう潮時よ、ビオベミラ。あなたの計画は失敗したわ。戦局はすでに傾いた……だから、この娘たちは私が頂いていくわ」
ビオベミラの目が吊り上がる。
その瞳は、冷たい怒りに燃えていた。
「おのれ……この期に及んで裏切りとは、許しがたい!」
「裏切り? ふふっ、違うわ。見切ったのよ、あなたの器を」
黒百合は自らの細い手首を見せつけるように掲げる。そこには脈拍計と、光を帯びた信号装置が装着されていた。
「忘れたとは言わせない。……さっき言ったでしょう?
このホテルのあちこちに“打ち上げ花火”を仕掛けておいたって。――私の心臓が止まれば、それが信号となって爆発するのよ。貴女諸共、火の海に包まれて吹き飛ぶってわけ」
ビオベミラは鼻を鳴らした。
「……ハッタリだな。そんな小細工で、この私を止められるとでも?」
その言葉に、黒百合の笑みが引きつった。
わずかながら焦燥が滲み出る。
「くっ……本当に爆発するのよ!? 信じないなら、試してみる?」
次の瞬間、黒百合の背後にいた腹心の女――百合鴉が一歩前へ踏み出し、怒気を露わにした。
「黒百合様に気安く触れるな! この妖魔の化け物が!」
彼女の瞳は怒りで赤く燃えていた。
忠義に厚く、主を侮辱された怒りが全身を突き動かしていた。
ビオベミラと黒百合は、事ここに至って仲間割れを始める気なのであろうか!?
つづく。
コメント
反撃開始、見事な連携によりジブリックオーダーの主力3人を助けることに成功したブレイバーズチーム…ってここで何かいつもと違う奴がいる!?
>「イビルシフト――コブラレギウス、パワードモード!」
牙の形は似ているが、似て非なるレギウス、黒詩郎くんのレギウスはまさかのコブラ、そういえば中に入れた邪神ってそんな感じでしたからね、あの邪神はまだ詩郎くんの中にいるってことですよね?
いつもと違う詩郎くんの姿に驚く千秋ちゃん、そう言えば俊一くんと千秋ちゃんって黒詩郎くんの存在って知ってましたっけ?
これが初顔合わせなら、黒詩郎くんの存在を知ってはたして今まで通り詩郎くんと接することが出来るでしょうか?
さて、一気に形勢は変わり、それを察した黒百合姐様と百合鴉嬢は人質2人を連れてそそくさ退散…って逃がすわけねーだろと立ち塞がるはビオベミラ様!
ここに来て仲間割れ、黒百合姐様が爆弾スイッチの脈拍計をチラつかせ脅しにかかるが、何だかやっぱりハッタリ臭く、ビオベミラ様に見抜かれそうな感じ、そしてここで姐様を守るように進み出る百合鴉嬢、何だか一触即発な状況…ここで漁夫の利されなきゃいいですが…確かフリー状態の奴が数人いたような…
薩摩示現流・・・なんか飛天御剣(三剣)流並みにチートな技を・・・(;^_^A
傍らに素敵な姿の子たち抱えた黒百合様&百合鴉姐さんがお美しいというかお羨ましいというか・・・
やはり、仲間割れをしてしまいましたか( ´艸`)
こちらの黒百合様にはキツく厳命して大首領や某社長との間に血判状でも押させようかしら?(* ̄▽ ̄)フフフッ♪