悪夢の夏合宿 第6話

TEAM FRIENDSの事件簿
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※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
※掲載されている画像の無断転載を禁じます!
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夏合宿に向かうテニスサークル「TEAM FRIENDS」のメンバー、勢川理人、岸本愛実、平瀬倫生、藤永沙織の4人は、仲の良い後輩の女子高生・星本有理紗を誘って、目的地である鬼哭山きこくさんのキャンプ場にやって来たのだが……。

援軍

キャンプ場を襲撃した凶悪スキンヘッド男に捕まり窮地に陥った理人だったが、そんな囚われの身の彼の目の前に現れたのは、難を逃れて森に身を隠していた他のキャンプ客たちやキャンプ場の従業員だった。

「あ、あなたは…!?」
「待っててください。今縄を解きます!」

彼らは身を潜めつつ一致団結して、凶悪犯に対して反撃の機会を虎視眈々と伺っていたのだ。そして岩山で捕まっていた倫生も、キャンプ場客の仲間たちによって間一髪脱水症状になる寸前のところで救出されていたのだった。

一方その頃、囚われの女の子3人にいよいよ凶悪スキンヘッド男の魔手が伸びようとしていた!

星本有理紗、岸本愛実、藤永沙織イラストは、KazuHanabi様。
凶悪犯の男と洞窟内部背景は、Leonardo.AiのモデルDreamShaper v7で生成しました。

「んんー!!んんんーっ!!!💦💦」
「ぐへへ…さぁて、いよいよお楽しみの時間だ! どっちの服から脱がしてやろうか? このナイフでそのポロシャツをゆっくりと切り刻んでやるのもよさそうだなぁ~!」

その様子を傍で見ている愛実と沙織も「やるなら私から先にやりなさいよ!」「有理紗ちゃんには手を出さないで!」と口々に訴えるが、猿轡を噛まされていては思うように言葉に出せず、ただただ傍観することしかできない。

しかし凶悪犯が油断した隙を突いて、すでにその居場所を突き止めていた理人、倫生をはじめとするキャンプ客たちが各々鉄パイプなどを武器にして現場に突入して奇襲攻撃を敢行した!

「な、なんだ!?てめえらはァァッッ!! ぐっ…ぐわァァッッ!!」

油断して飛び道具を手元から離れた場所に置いていた凶悪犯男は、多勢に無勢であっさりお縄になったのだった。女の子たちも間一髪で全員無事に助け出されたのである。

これで事件解決か?

助かった理人たち5人は、トレーラーハウスで全員医師から簡単な診察を受け、健康に問題なしと診断された。凶悪犯にパンクさせられた車はレッカー車で麓の自動車修理工場まで警察の手で運ばれ、明日には修理も終わって戻って来るとのこと。警察からは「とりあえず今晩一晩はキャンプ場に予定通り止まって過ごすように」と指示を受けた。凶悪犯に破壊された電話線や基地局がまだ復旧していないため、家族への連絡も警察にお願いしてもらった。

その日の夜、理人は倫生にこっそりと一人だけトレーラーハウスの裏に呼び出された。

「何だよ倫生、こんな夜遅い時間に?」
「理人、お前、何かおかしいとは思わないか?」
「何がだよ?」

こういった人質事件では、普通救出された人質は病院まで連れて行かれて経過観察のため一晩入院させられるはずだ。しかし自分たちはわざわざ向こうの方からやって来たという医師と称する人間から簡単な診察を受けただけ。それに自分たち以外のキャンプ客たちが、なぜ凶悪犯の襲来を事前に察知して避難できたのか? 電話の復旧の遅さやその後のレッカー車等の警察の対応にしても、どうも自分たちを意図的にキャンプ場から出さないようにしているとしか思えない。話が出来過ぎているのだ。

「まさかお前…?」
「俺だって助けてくれた人たちのことを疑いたくはないよ。でもどうしてもさっきから疑念が晴れないんだ」
「分かった。明日になったら隙を見て鬼哭山から歩いて下山しよう。愛実たちには俺から話しておく」

果たして理人たちは他のキャンプ客たちから監視され、気づかれないうちに鬼哭山キャンプ場に隔離されているのだろうか!?

つづく。


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TEAM FRIENDSの事件簿
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コメント

  1. JUDO より:

    これは、「事件はまだ終わっていなかった・・・」パターン?
    そうすると、救助隊と名無しの凶悪犯はグル・・・!?

    • その名無しの凶悪犯は、用済みとして始末されてしまったようです。
      果たして救助隊やキャンプ客たちの正体は何者なのでしょうか!?

  2. 旅鴉 より:

    >「んんー!!んんんーっ!!!💦💦」
    >「ぐへへ…さぁて、いよいよお楽しみの時間だ! どっちの服から脱がしてやろうか? このナイフでそのポロシャツをゆっくりと切り刻んでやるのもよさそうだなぁ~!」

    これは良質なぐへへシーンですね~、

    >その様子を傍で見ている愛実と沙織も「やるなら私から先にやりなさいよ!」「有理紗ちゃんには手を出さないで!」と口々に訴える

    こうゆう時はやっぱりお姉さんですね、一番若い有理紗ちゃんをなんとか守ろうとする姿がまた健気ですね~

    さて、そこへ空気を読まず…失礼、身を隠していた他のキャンプ客たちとキャンプ場の従業員と彼らに助け出された理人くんと倫生くんが強襲、数の暴力で見事に凶悪スキンヘッドを無力化し、見事に女の子達を助け出したのでした、めでたしめでたし…

    いや~、まあ飛び道具持ってたから手を出せなかった…だから隙をついて今回はスキンヘッドを倒すことが出来た…っとでも言いたいんでしょうけど…現れるタイミングからして色々と胡散臭いんですよねこいつら…

    この後の対応のおかしさ(事件が起きた場所でもう一度一晩過ごせとか、普通はありえない、しかも医者が往診など)から、流石に怪しさを感じた倫生くん、たしかに最初から不自然なことばかりでしたね、ピンポイントにこのメンバーが狙われたことなど…

    おもしろくなってきましたね~、こうゆう怪しげな空気って大好きですね、実は何もかも仕組まれてたみたいな、
    ところで…また女の子達から目を離しちゃってますが、大丈夫ですかね?

    • > これは良質なぐへへシーンですね~、

      当ブログでやれるぐへへシーンはここまでが精一杯ですが(これ以上やると18禁になってしまいます(;^_^A アセアセ・・・)、少しでもお楽しみいただけたのであれば幸いです。

      > おもしろくなってきましたね~、こうゆう怪しげな空気って大好きですね、実は何もかも仕組まれてたみたいな、

      今までは私服姿での緊縛でしたが、次回からテニスウェア緊縛編に入ります。お楽しみに!

  3. bakubond より:

     いよいよ伏線回収ですね。流石に救出した連中が実は凶悪スキンヘッドが売ろうとしていた相手でグへヘな欲望を出してしまったために始末されたということはないでしょうが…。いや、もしかするともっとヤバい集団かも…、なんてことも考えてしまいます。

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