エターナルライバル 第2話

イラスト

エターナルライバルのアジトにて

ここはエターナルライバルが拠点兼隠れ家として使っている、廃墟同然の無人の古城である。城へと帰って来たエターナルライバルは、何者かが城内にいる気配を察した。

「誰だ!?」
「私です…」
「何だ、アンタか…」

津雲露華は、Leonardo.AiのモデルAnime Pastel Dreamで生成しました。
背景は、Leonardo.AiのモデルDreamshaper v7で生成しました。

エターナルライバルの帰りを待ち受けていたのは、フリルの付いた黒いオープンショルダーとショートパンツを着用した小柄な黒髪の美少女、津雲露華であった。

「貴方が余計な事をしたせいで、ブラックマフィアの雑魚どもが騒がしく蠢き始めたようです。貴方の役目はブレイバーズに入った寺瀬詩郎の監視だと言っておいたはずですよ」
「綾塚さんたちのピンチを放ってはおけないだろ。それに俺はお前の手下じゃない。指図される謂れはない。そもそも一度おかめ党を裏切っているはずのお前が、どうして行方不明のおかめの御前と俺との間の取り次ぎ役を務めている?」
「質問は許しません。それよりも次なる指令ですよ」
「言われなくても分かっている。ブラックマフィアに連れ去られた被害者たちの救出だろう? 確かに引き受けよう。お前はここで黙って見ていろ」

新たな誘拐が!?

恋中七香イラストと七香にナイフを突きつけている男のシルエットは、りばーさいど様。
背景は、Leonardo.AiのモデルDreamshaper v7で生成しました。

「んぐぐっ、んむむむーっ!!」
「コラッ、ジタバタするんじゃねえッ!! 大人しく車に乗れッ!!」

エターナルライバルをおびき出そうとするブラックマフィアの無差別誘拐作戦は続いていた。そして私服を着て道端を歩いていた恋中七香もその餌食に!
しかしその様子の一部始終は、エターナルライバルがすぐ近くのビルの屋上から監視していた。

「愚かなるブラックマフィアめ、このままアジトまでの道案内をしてもらおうか」

七香を強引に乗せて連れ去った車を、エターナルライバルはハングライダーに乗って上空からコッソリと追跡を開始した!

つづく。


コメント

  1. 旅鴉 より:

    >そしてあのキャラも登場するかも?

    どうせミラージュXあたりだろ…って思ってました、スイマセン…まさか露華ちゃんとは…
    久しぶりですね、新しい立ち絵かなって思ったらAIですか、

    露華ちゃんは特殊なキャラクターですので中々活躍の場がないですからね、もうこの際だから「零シリーズ」のようなガチホラーのSSでも作って活躍させてやろうかとも思ってたところでした、

    まさかおかめの御前様のパシ…取り次ぎ役を務めているとは…
    露華ちゃんはおかめ党に潜入していたスパイでそれがバレて捕まっていたのだと思ってたのですが、おかめの御前様とまだ繋がってたんですね~
    露華ちゃんを使って暗躍しているとは、おかめの御前様はどんな思惑で動いているのか、気になるところですね~

    そして、無差別に誘拐を繰り広げているブラックマフィア、それでもメインキャラの七香ちゃんを誘拐する引きの良さ、いや七香ちゃんが運が悪いのか…
    相変わらずあっさり捕まっちゃうところは強いんだか弱いんだか解らない子ですね。

    >「愚かなるブラックマフィアめ、このままアジトまでの道案内をしてもらおうか」

    >七香を強引に乗せて連れ去った車を、エターナルライバルはハングライダーに乗って上空からコッソリと追跡を開始した!

    いやどこぞの怪盗さんでも真昼間からハングライダーで飛ばないだろ、だから目立つってお前…ほらガキが指さしてるぞ…

    • > 露華ちゃんは特殊なキャラクターですので中々活躍の場がないですからね、もうこの際だから「零シリーズ」のようなガチホラーのSSでも作って活躍させてやろうかとも思ってたところでした、

      それは是非読みたいですね。
      露華ちゃんもヒロインとしての魅力は決して七香ちゃんや音祢ちゃんに劣る訳ではないのですが、仰る通り他のヒロインたちに比べてやや特殊なキャラクターですので管理人には使い勝手が悪い面もあり、どうしても出番が減りがちになっているのは確かです。ここは恥ずかしながら旅鴉様のお力におすがりしたいところです。

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