サバゲ―サークル「DRYADES」の新規加入メンバーである上江洲紗樹は、夜に自宅近くで変質者に襲われたところを星彩のルミナに救われた。それ以来、紗樹はルミナの熱烈なファンとなる。
しかしその後、女子大生を狙った新たな拉致監禁事件が発生。アスカロン財団の加藤段十郎も喫茶店Lilyに姿を現し、またDRYADES代表を務める羽鳥瑠璃華の発案で学生たちによる自発的な夜間パトロールも始まり、事態は俄かに動き出す…。
瑠璃華たちが手分けして鷺島市内を夜間パトロールしている頃、鳳凰院優の親友で拉致監禁事件の被害者でもある鶴牧菜花は再び誘拐されそうになるが、その誘拐犯一味の前に相模路香が颯爽と立ちはだかった。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
路香、窮地に陥る。
路地に響くのは、短く鋭い足音と、空気を裂く気配だけだった。
相模路香は菜花の前に立ち、迷いのない動きで迫る戦闘員たちをいなしていく。
手首を払えば体勢が崩れ、足元を刈れば地面に転がる。
白いパーカーの裾がひるがえり、黒いショートパンツの影が夜に溶ける。
相手が何人いようと関係ない。路香は一人で、完璧に場を制していた。
「ぐっ……こ、こいつ……!」
「ただのガキじゃねぇ……!」
戦闘員たちは次々に後退し、完全に押され始める。
菜花は息を詰め、ただ呆然とその背中を見つめていた。
だが――
「……せ、先生! お願いしますッ!!💦」
追い詰められ、声を裏返らせた戦闘員の叫びに応えるように、重い足音が闇の奥から近づいてきた。
影が現れた瞬間、空気が変わる。
街灯の下に姿を現したのは、異様なほど屈強な体格の南米系の男だった。
エル=カルニセロ。
かつて“ケージの屠殺人” “最終ラウンドの処刑人”と恐れられた元総合格闘家。
ヘビー級で無敗を誇ったが、その裏では反則・暴行・試合後のリンチまがいの行為が常態化していた。ついには対戦相手を死なせてしまいリングから追放された後は、「ルール無用に暴力を振るえる場所」を求め、紛争地帯の傭兵部隊や犯罪組織の用心棒として世界各地を転々とし、今はネオブラックマフィアに雇われた闇バイトの一人。
その身体は、鍛え上げられたという言葉では足りないほど、鈍く、重く、そして不気味な圧を放っていた。
「フフフッ……お嬢ちゃん。俺が相手だ」
低く嗤う声に、路香は一瞬だけ息を飲む。
直感が告げていた――今までの相手とは、まるで違う。

路香は間合いを詰め、一気に攻め込む。
だが、打撃は受け止められ、関節を狙った動きも意に介されない。
「……っ!」
弾かれるように後退する路香。
どれだけ当てても、カルニセロは一歩も退かない。
「どうした? それで終わりか」
拳が振るわれ、路香は辛うじてかわすが、衝撃だけで体勢を崩される。
形勢は、完全に逆転していた。
ルミナ降臨

ネオブラックマフィア戦闘員(左)イラストは、国道16号様。
ネオブラックマフィア戦闘員(右)イラストは、hac84様。
背景は、Leonardo.Ai App – Generate AI Images, Videos & DesignsのモデルLeonardo Anime XL(Anime General)で生成しました。
その隙を突き、残っていた戦闘員たちが菜花に襲いかかる。
「キャアアッ!! イヤァァァッ!! 放してー!!」
必死の抵抗もむなしく、腕を掴まれ、車の方へ引きずられていく菜花。
ドアが開き、押し込まれそうになる、その瞬間――
「くっ、このままじゃ……!!」
路香が歯を食いしばった、その時だった。
夜空が、閃いた。
星が落ちるような光が降り注ぎ、まばゆい魔法の閃光が一気に路地を薙ぎ払う。
カルニセロと戦闘員たちは衝撃に包まれ、思わず距離を取った。
「な、何だ……!?」
光の残滓が消えた先、空中に浮かぶ一つの影。
「あ、あなたは……!?」
路香が目を見開く。

ピンクを基調とした装い、夜空と星を思わせる輝き。
「大丈夫? くノ一さん♪」
柔らかく、けれど頼もしい声で微笑む少女。
その名は――
埼玉県鷺島市のご近所の平和を守る、正義の魔法少女。
「星彩のルミナ」。
絶体絶命だった夜の路地に、希望の光が、確かに降り立った。
(つづく)

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