サバゲ―サークル「DRYADES」の新規加入メンバーである上江洲紗樹は、夜に自宅近くで変質者に襲われたところを星彩のルミナに救われた。それ以来、紗樹はルミナの熱烈なファンとなる。
しかしその後、女子大生を狙った新たな拉致監禁事件が発生。アスカロン財団の加藤段十郎も喫茶店Lilyに姿を現し、事態は俄かに動き出す…。
※chatGPTで生成した文章に、一部編集を加えております。
実戦テスト
深い山々に囲まれた、人の気配のない演習エリア。
澄んだ空気の中、結界で外界と隔てられたその場所に、二人の兄妹と一人の女性が立っていた。
「行くわよ、お兄ちゃん! 容赦しないから!」
気合十分に拳を握る柏葉美佳に、兄の柏葉章介は豪快に笑って応じる。
「おう! どんと来い!!」
少し離れた岩場では、アスカロン財団の「星彩のルミナ」担当管理官――神向寺冴佳が腕を組み、冷静な視線で二人を見据えていた。
「では始めるわ。今回は新型補助魔法兵器《エトワール・ブレイザー》の実戦テストよ。双方、全力で」
その言葉を合図に、美佳が一歩前へ出る。
「――星よ、輝きを! 私に力を!
スターライト・アセンション!」
まばゆい星光が弾け、美佳の姿は一瞬で魔法少女**「星彩のルミナ」**へと変わる。
夜空を思わせる輝きが彼女の周囲に舞い、背後には小さな星の光点が次々と生まれ始めた。
同時に章介も腕を振り上げる。
「行くぜ! エターナルチェンジ!!」
黒い光が渦を巻き、現れたのは黒のシルクハットにマスカレードマスク、黒いタキシードを纏った怪盗紳士――
正義の怪盗・エターナルフレンド。
「フフッ、今日も決まってるだろ?」
彼は帽子のつばを軽く押さえ、余裕たっぷりに笑ってみせた。

ルミナが魔法のステッキを掲げる。
「行って!」
その瞬間――
彼女の周囲を浮遊していた星型の魔導兵器群、《エトワール・ブレイザー》が一斉に展開した。
キィン……と澄んだ音を立て、複数の星が宙を滑るように広がる。
宇宙魔術と感情波動を融合させた魔力結晶体。自律飛行し、まるで意思を持つかのように動くその様は、まさに“星の群れ”だった。
「おっ、ファ○ネル的なやつか?」
エターナルフレンドはニヤリと笑い、軽やかに跳躍する。
――ビュッ!
――シュパァン!
星々から放たれる魔力ビームを、彼は宙返りと壁蹴りで次々と回避。
「フッ、ちょろいぜww」
華麗に着地し、勝ち誇ったようにポーズを決めた――その瞬間。
ふと横を向くと。
――じーっ。
目の前、至近距離で一機のエトワール・ブレイザーが、静かに浮かびながらこちらを“見て”いた。
「わぁーっ!? ちょ、ちょっとタンマ!!💦
近い近い近いって!!」
次の瞬間、星がピカッと光る。
「待っ――」
――ズドンッ!!
「ひぃぃぃっ!!!!」
悲鳴と同時に、エターナルフレンドは地面を転がるように逃走。
だがそれを合図にしたかのように、他のエトワール・ブレイザーたちも一斉に動き出す。
――ビビビッ!
――シュルルル!

「うぎゃああッ!!」
「ぎょえェェェッッッ!!」
左右上下、全方向から飛び交う星の猛攻。
エターナルフレンドは完全に追われる立場だった。
「待て待て待て待て!!
俺、今回“敵役”だけど“悪役”じゃないからね!?
話し合いとか! 手加減とか!!」
だが星たちは容赦しない。
封印術式が展開され、足元の地面に魔法陣が浮かび上がる。
「うわっ!? 足取られ――」
――ドテーン!
「ひどい! ひどすぎる!!
妹の兵器が兄に牙を剥く世界線とか聞いてない!!」
必死に立ち上がり、木の陰に隠れようとするも――
上から覗き込むように星が一機。
――じーっ。
「見んな!!
そんな無言で見つめんな!!」
――ピカァン。
「うわぁぁぁぁぁっ!!」
泣き叫びながら逃げ回る怪盗紳士。その様子を見て、ルミナは思わず吹き出す。
「……ちょっとやりすぎたかしら?」
「いいえ」
冴佳はタブレット端末を手にしたまま頷いた。「データは十分取れたわ」
そして、手を上げて宣言する。
「よしっ、テスト終了よ!」
その声に応じ、エトワール・ブレイザーは一斉に光を落とし、静止。
まるで何事もなかったかのように、ルミナの背後へと戻っていった。
「……」
しばしの静寂。
「……ふぅー……」
地面に大の字になり、仮面をずらしたエターナルフレンドが、かすれた声を漏らす。
「し、死ぬかと思った……💦
あれ、完全に兵器じゃん……星ってレベルじゃねぇ……」
ルミナは変身を解き、美佳の姿に戻りながら、ぺこりと頭を下げた。
「ごめんね、お兄ちゃん。でもデータはばっちりだと思う」
「次からは……事前に“本気”って言ってくれ……」
へたり込んだ兄と、きらきらと輝く新兵器。
こうして《エトワール・ブレイザー》の初実戦テストは、笑いと悲鳴に満ちた形で無事(?)終了したのだった。
悪い虫?
演習場に静けさが戻り、星の残光だけが空気に淡く溶けていた。

「見事だ。初の実戦テストは成功だ」
神向寺冴佳の隣で、黒髪に黄色いシャツを着た青年が、満足そうにそう呟いた。
その声に、まだ高揚の残る美佳がぱっと振り向き、ぱたぱたと駆け寄る。
「ありがとう。あなたのおかげだよ」
屈託のない笑顔でそう言う美佳。
それを見た瞬間――
(……誰だ、あの男)
地面に座り込んだままの章介の中で、警報が全力で鳴り響いた。
初対面だ。
しかも、妹とやけに親しげ。
年上。
山奥。
秘密施設。
(条件が揃いすぎだろ!!)
章介はよろよろと立ち上がり、露骨に警戒した視線を青年に向けた。
「あのー……どちら様ですか?
うちの妹とは、どういうご関係で?」
空気が一瞬、ぴしっと張り詰める。
青年は穏やかに微笑み、軽く頭を下げた。
「これは失礼した。
私の名は黒瀬律。鷺島国際大学教育学部の3年生で、今は美佳が通う中学校に教育実習生として赴任している」
「……教育実習生?」
章介の眉がぴくりと跳ねる。
「その教育実習生が、どうしてこんな場所にいるんですか?
ここ、アスカロン財団の秘密訓練場ですよね。
部外者がいるなんておかしいだろ」
さらに一歩踏み込む。
「そもそも――
本当に妹とは、それだけの関係なんですか?」
疑念全開、小舅感100%。
律は少し考えるように顎に手を当て、あっさりと言った。
「う~ん……
あえて言うならば、私と美佳は特別な絆で結ばれているな」
「なっ!?」
章介の目が見開かれる。
「み、美佳ぁぁっ!!
お前まだ中学生だろ!?
その歳で大学生と不純異性交遊だなんて――
お兄ちゃんは悲しいぞ!!
このスカした野郎とは今すぐ別れなさい!!」
「ハァ?」
美佳は心底呆れた顔で兄を見る。
「何言ってるのお兄ちゃん」
律も困惑気味に首を傾げた。
「……君は何か、大きな勘違いをしているのではないのか?」
その横で、冴佳は口元を押さえ、必死に笑いをこらえている。
肩が小刻みに揺れていた。
美佳はため息をつき、気まずそうに章介の胸を肘でつんつんと突く。
「お兄ちゃん……
この人はね――」
一瞬、言いづらそうに視線を逸らし、
「クロエルよ」
「……えっ?」
次の瞬間。
――ぽんっ。
律の身体が、どろんと煙を上げて消えた。
「え?」
章介が瞬きをした、その視界の先。
そこにいたのは――
長い耳を持ち、リスにもウサギにもキツネにも見える謎の小動物。
漆黒の体毛、額には角のように赤い宝石。
ブラックカーバンクル――クロエル。
章介の脳裏に、懐かしい声が直接響く。
『ハハハ、驚かせてしまったかな?』
「……」
数秒の沈黙。
「えェェェッッッ!?」
章介の絶叫が、山々に反響し、鳥たちが一斉に飛び立った。
「ク、クロエル!?
お前、いつの間にそんな人間フォームを!?
ていうか教育実習生!?
大学生!?
妹と特別な絆!?!?」
『言葉の選び方は、少々刺激が強すぎたかもしれないな』
クロエルは悪びれもせず、くるんと尻尾を揺らす。
美佳は頬を膨らませた。
「もう……だから言ったじゃん。
お兄ちゃん、すぐ変な想像するんだから」
「するに決まってるだろ!!」
章介は頭を抱えた。
「心臓に悪いにもほどがある……
妹に悪い虫がついたと思った俺の心配を返せ……」
冴佳はとうとう声を出して笑った。
「ふふっ……
今日一番のデータは、章介くんの反応かもしれないわね」
こうして、
新兵器のテストは成功し、
兄の精神耐久テストだけが、致命的なダメージを受けて終了したのだった。
誘拐帝国建国の陰謀
冷気が、骨の奥まで染み渡る。
四方を打ち放しのコンクリートに囲まれた、広大な地下空間。
天井から垂れ下がる裸電球が、弱々しく明滅するたび、床に集まった無数の影が不気味に蠢いた。
集められているのは、闇の仕事に身を落とした者たち――
拉致、誘拐、暴行、強盗、性犯罪。
その多くが、すでに社会から爪弾きにされた“前科者”だった。
ざわつく空気を切り裂くように、壇上に一つの影が立つ。

クラゲを思わせる半透明の装甲。
しなやかに波打つ触手状の武装。
冷気を纏ったかのような青白い光沢。
女怪人――フロストリア。
彼女が一歩踏み出した瞬間、空間の温度が一段階下がったかのように感じられた。
「今ここにお集まりの皆さんの中に――」
機械じみた、しかし女の声で。
「捕らえた人質を
“殺したり、傷つけたりしてはならない”
“犯してはならない”
――という、鉄の掟を破ろうとした者がいます!」
その言葉に、闇バイトたちは一斉にざわめいた。
「誰だよ!?」
「まさかお前じゃねえよな!?」
「おい、疑うなよ!」
疑心暗鬼が、油のように広がっていく。
「静粛に!」
フロストリアの一喝。
氷点下の刃のような声が空気を切り裂き、ざわめきは一瞬で凍りついた。
「……して、その者とは――」
ゆっくりと。
あまりにもゆっくりと。
フロストリアの視線が、聴衆の一角に注がれる。
そこにいた男が、息を呑んだ。
「……っ!」
自分だ、と悟った瞬間。
男は踵を返し、必死に走り出そうとする。
「や、やめろ! 俺じゃねえ! 俺は――」
だが、その足は一歩も前に進めなかった。
フロストリアの手の先から、ぬるりと伸びるクラゲの触手。
氷のように冷たく、しかし鋼鉄よりも強靭なそれが、男の首に巻き付く。
「……ぐっ……ぐわあァァッッ!!」
空気が喉から押し出され、男の悲鳴は掠れた音に変わる。
触手が締まり、締まり、さらに締まる。
――ポキッ。
乾いた音。
次の瞬間、触手は男を放した。
床に叩きつけられた身体は、ぴくりとも動かない。
「……愚か者めが」
フロストリアは、氷のような無感情で言い放つ。
「片付けなさい」
「キキ――ッ!!」
奇声とともに現れたのは、胸部に蝙蝠の意匠を持つ戦闘員たち。
臙脂色の全身タイツに身を包み、獲物を扱う獣のような動きで男の亡骸を引きずっていく。
血の跡だけが、床に細く残った。
フロストリアは再び、聴衆を見下ろす。
「ではこれより、次の捕獲ターゲットをお伝えします」
闇バイトたちが、ごくりと喉を鳴らす。
「我が組織――ネオブラックマフィアの
デスクローン総統閣下に捧げる、大事な生贄です」
その声には、微かな陶酔が滲んでいた。
「見事捕らえた者には、報酬は思いのまま。
金、地位、快楽……望むがいい」
しかし、次の言葉は氷よりも冷たい。
「ただし――
今の男のようになりたくなければ、
事前にお伝えしてある“鉄の掟”は、必ず遵守すること」
フロストリアの視線が、闇バイト一人一人を刺し貫く。
「……いいですね、皆さん?」
誰一人、声を発する者はいなかった。
ここは、慈悲も救いも存在しない地下の闇。
クラゲの女怪人フロストリアは、
ネオブラックマフィアが鷺島市に築こうとする――
誘拐帝国の、冷酷な先兵だった。
(つづく)

コメント
新型補助魔法兵器《エトワール・ブレイザー》の実戦テスト開始、テスト相手として選ばれたのは…実兄…
エターナルチェンジして(変身バンクあったんかお前…)エターナルフレンドに変身した章介くん、新兵器相手に最初は余裕ぶっこいてた章介くんだが…
まさに自律型AIの上位互換とも言える魔法兵器《エトワール・ブレイザー》、獲物を狙う猟犬のごとく章介くんを追い詰める、しかも魔法まで使ってくる、抵抗虚しくあっという間に詰んでしまう章介くん…
>「ひどい! ひどすぎる!!
妹の兵器が兄に牙を剥く世界線とか聞いてない!!」
それは尊敬される兄になってから言え…
そしてエターナルフレンドの尊い犠牲により良いデータがとれた、冴佳さんとともにタブレットに映るデータを満足げに見ている黄色いシャツを着た男…
彼の名前は黒瀬律、鷺島国際大学教育学部の3年生で、美佳ちゃんが通う中学校に教育実習生で…話を聞くと何やら美佳ちゃんと特別な絆で結ばれた間柄…兄としてはそんな怪しげな大学生と関係を持つなど許すわけには…しかもまだJCなのに大学生とだなんて…
…残念、クロエルでした!
やっと出ましたね人間型クロエル、これも星彩のルミナの魔法の1つかな、なにはともあれ、これで美佳ちゃんの傍にいて違和感なく見守れますね、ブラックカーバンクル状態だと謎の珍獣ですからね。
さてところ変わって…姿を現した謎のクラゲ怪人――フロストリア、やっぱりこの事件の裏にいたのはネオブラックマフィアだった!!
そして変質者達は闇バイトで集められた連中だった…って絶対趣味も入ってんだろお前ら…
案の定我欲に走り当初の約束を破る奴が出てきましたね…
「捕らえた人質を
“殺したり、傷つけたりしてはならない”
“犯してはならない”」
まさにデスクローン総統の中の人の信念そのものですね、それを破る不届きものは…クラゲ怪人フロストリアの触手によって、首ポッキンされご臨終…えっと…確かフロストリアの中の人って…あの亡八者様の所で生まれた、ヴァネッサ女史とイチャコラしてたあの後輩ちゃんですよね…あの癒し系から想像出来ねぇ…被り物したら人が変わるタイプか…?
ブラックマフィアの時よりは殺生しなくなったとはいえ、モブにやっぱり容赦なしですね…
>ネオブラックマフィアが鷺島市に築こうとする――
誘拐帝国
ん…誘拐帝国…このキーワードどこかで…ああ、これが例の遺産絡みのやつですね。
モルモットおじさんならぬモルモットお兄ちゃんの章介君、新型補助魔法兵器《エトワール・ブレイザー》の実戦テストで最初のうちこそ余裕こいていたもののエルメス張りのオールレンジ攻撃にいつもの姿…。さらに初登場の黒瀬律から衝撃の告白‼パニック状態の中正体をクロエルとしての正体を披露、
>『ハハハ、驚かせてしまったかな?』
>『言葉の選び方は、少々刺激が強すぎたかもしれないな』
じゃねーだろ‼ただでさえ新兵器の攻撃でズタボロなのに一人相撲まで…。完全にサンドバッグですよこれじゃ…。
>「ふふっ……
今日一番のデータは、章介くんの反応かもしれないわね」
冴佳さんからとどめの一言、当分立ち直れませんね章介君…。
事件の背後にはやはりネオブラックマフィア、前科者の闇バイトと来れば掟に背く不届き者が出てくるのは避けられないようでそういう奴に待っているのは死の制裁‼雑魚キャラの宿命ですね…。
エターナルフレンドの貴重なテンパる姿ですね(⌒∇⌒)
誘拐帝国・・・これは素晴らしい方々の登場のようで・・・是非とも我々と同盟を・・・(* ̄▽ ̄)フフフッ♪