石鼠たちに捕まり尋問され、ブレイブジェニウスが主導する極秘計画を話してしまった翔空寺鷲とエミリー=ハート。正義のスーパーヒーローたちが一堂に会した大同盟結成の動きを阻止すべく、石鼠一味は次の手に打って出るのであった。
雷戦隊サンダーフォース
ここは雷華大学の工学部棟の正門前付近。講義を終えた学生たちが次々と帰宅の途に就くべく正門から外へ出て来る。その中の一人、白いポロシャツを着てオフホワイトのチノパンを穿いている男子学生に、さっきから車内で待機している石鼠とブラザーズが注目する。
「姐さん、出てきましたぜ!」
「そうみたいね」( ̄ー ̄)ニヤリ
車の後部座席でファイルを手にしながら確認する石鼠。
名前: 橘 拓斗(たちばな たくと)
性別: 男性
国籍: 日本人
年齢: 20歳
雷華大学の工学部に通う優秀な大学生。真面目で責任感の強い性格を持つ。彼は幼い頃から科学や技術に興味を持ち、電気工学を専攻している。
ある日、彼は雷華大学の研究室で偶然にも古代の雷のアーティファクトを発見し、そのアーティファクトから超人的な力を得ることができることを知る。彼はその力を使って、悪を倒し、平和を守る使命を与えられたことを知ると同時に、雷戦隊サンダーフォースのリーダー、サンダーレッドとしての運命を受け入れる決意をする。
橘拓斗は正義感に溢れ、チームのリーダーとしての責任を全うしつつ、彼の熱い心と知識を生かし、サンダーフォースの仲間たちと協力し、悪との戦いに立ち向かう。彼は困難に立ち向かいながらも、絶えず成長し、仲間を導く存在となっている。
鷲の自白によれば、彼こそが今回のスーパーヒーローたちのための新組織設立の重要なカギを握る人物であるとのこと。
「ふ~~~ん……」
「じゃあ姐さん、行って来ますぜ?」
「ああ。しくじるんじゃないよ!」
車の運転席と助手席からそれぞれ降りた毬雄と累児が、ブレイブジェニウスからの使者を装って拓斗に接近する。
「橘拓斗さんですね?」
「そうだけど…あなた方は?」
「ブレイブジェニウスからお迎えに上がりました」
「ブレイブジェニウスだって?? 予定では明日の筈だろ」
「悪の組織に怪しい動きがある為、急に予定が繰り上がったんです」
「まずは車をご用意していますので、急いで乗ってください」
「わ、分かりました…」
こうしてあっさりとサンダーレッドこと橘拓斗の拉致に成功したかに思われたが、そこから少し離れた場所(コンピューターなどの情報機器に囲まれた部屋)では、拓斗の動きを逐一GPSで追跡しているペアルックの青い半袖ポロシャツを着ている少年少女の2人組がいたのであった。
「天斗くん、どうやら上手くいったみたいよ」
「鷲のやつ、奴らに捕まったフリをしながら手筈通りに進めてるみたいだな。よしっ、俺も出る! 陽菜、サポート頼むぜ!」
「OK♪」
廃工場では
ブレイブジェニウスからの使者に扮した石鼠一味によって、郊外の廃工場へと連れて来られた橘拓斗。しかしそこで彼が見たのは驚きの光景だった!
「ンンンーッ!!」
「ンンッ!!ンンン――!!」
「鷲君!? エミリーちゃん!? こ、これは一体どういうことなんだ!?」💦
拓斗の目に映ったのは、縛られて拘束されている翔空寺鷲とエミリー=ハートの姿であった!
「どうも怪しいと思ってたら、やっぱりお前たち偽者だな?」
「あら、今頃気がついたの? 後の祭りというわよww」
「くっ…雷神!サンダーフォース、レディ――」
石鼠たちと変身して戦おうとした拓斗だったが、毬雄と累児がすかさず鷲とエミリーの首筋に刃物をチラつかせる。
「はーいストップ! 変身なんかさせないわよ!」
「ちょっとでも動いてみな。このガキ二人の命はないぜ」
「何だと!? 卑怯だぞ!!」
「何とでもいいな。さぁて、アンタにもこの二人と同じように縛られてもらうぜ♪」
累児がロープを持って、人質を盾にされたせいで変身を阻止され抵抗できない拓斗にじわじわと近づいていく。果たしてサンダーレッドはこのまま悪の手に落ち、囚われの身となってしまうのであろうか!?
つづく。
コメント
まず…AIで描かれたであろう戦隊の絵にツッコミを…
なんで赤が3人おるねん!
スイマセン…昔観てたダウンタウンのごっつええ感じのゴレンジャイを思い出したもので…まあ1人ピンクっぽいですが、これで残りが黄色2人だったら完璧だったんですけど(笑
橘 拓斗(たちばな たくと)
ブレイブジェニウスのプロフィール欄にはなかったようですが、これは雷戦隊サンダーフォースの新たなメンバーとして追加されたキャラクターでしょうか?
おかめの御前様のお考えはわかりませんが、この戦隊が出来るのを阻止しようとお考えなのでしょうか?
なにはともあれ、ブレイブジェニウスのメンバ-を装い、橘 拓斗を騙し連れて行くことに成功する石鼠&ブラザーズ、今度も見事に美男誘拐成功…
…なるほど、鷲くんは端から囮でしたか、見事な名演技に騙されたようですね、子供と思って舐めてると確かに侮れない連中のようで。
拓斗くんが連れて来られた先で見たものは、縛られて拘束されている鷲くんとエミリーちゃんの姿、
騙されたことに気づき、変身して戦おうにも、2人を人質にとられ動くことが出来ず…
そして拓斗くんを捕えようと縄を片手に近づく累児…万事休す、このまま何も出来ずに捕らわれてしまうのか…
AIの絵が随分と余裕面ですね拓斗くん、なんか簡単に捕まりそうにないのですが…
石鼠姐さん、すっかりと小物化しちゃってますね~、もうやられ役が板に付いちゃってますね、
有利に立ってイキってるようなのですが…とある格闘漫画の言葉を引用すれば、オイオイオイ
〇ぬはこいつら なんですが…
> なんで赤が3人おるねん!
StableDiffusionで「Power Rangers」のプロンプトで生成すると、どうしても高確率で赤が二人以上になってしまうようでして💦
まあ本家戦隊でも追加戦士とかで赤い戦士がもう一人来たりすることもありますので、ここは大目に見ていただければと。
ちなみに3人いるレッドのうちの(二人のレッドに挟まれている真ん中の)一人は、よく見ればピンクだと思います。
> おかめの御前様のお考えはわかりませんが、この戦隊が出来るのを阻止しようとお考えなのでしょうか?
いえ、この雷戦隊サンダーフォースがヒーロー連合の新組織の中核となるという情報を石鼠たちが翔空寺鷲から聞き出したので、ならばそのリーダーのレッドならもっと詳しい情報を知っているだろうから、そいつ一人を捕まえておかめ党に突き出し、さっさとミッションをコンプリートさせちまおうというのが石鼠の魂胆です。橘拓斗も今回きりのゲストで、レギュラーとして今後も続投する予定はありません(;^_^A アセアセ・・・
> 石鼠姐さん、すっかりと小物化しちゃってますね~、もうやられ役が板に付いちゃってますね、
> 有利に立ってイキってるようなのですが…とある格闘漫画の言葉を引用すれば、オイオイオイ
> 〇ぬはこいつら なんですが…
ブレイブジェニウスのチームブルーも動き出しておりますので、次回は石鼠たちのアジトに乗り込んで来た蒼煌天斗くんとのガチバトルがメインになると思います。果たしてこれで本当に石鼠姐さんは退場してしまうんでしょうか? 管理人は何か寂しいです( ノД`)シクシク…