とある夏休み期間中のお盆の時期、両親と共に祖父母の住む田舎の実家へと帰省した女子大生の藤永沙織さん。実家ではすでに親戚一同が集まっており、沙織さんは着いた早々年少の従弟たち(主に幼稚園児や小学校低学年)に「一緒に遊んで!」とせがまれます。親戚の伯母さんからも「子供たちの面倒を見てほしい」と頼まれたこともあって、快諾する沙織さん。しかしその遊びというのは、刑事ドラマごっこであり、沙織さんが宛がわれた役割は、誘拐された人質のヒロイン役でした。
実家の庭にある土蔵が誘拐犯のアジトに見立てられ、従弟たちにロープで縛られた沙織は、とりあえず土蔵の中で大人しくしてることに。
「いいかい、沙織おねえちゃん。ぼくたちが助けに来るまで、勝手に外に出ちゃだめだからね!」
「はいはい、分かりましたよーだ♪ それより、みんなも遊んでいる間は絶対に怪我をしないように気をつけてね」
「ダメじゃないか!沙織ねえちゃん! 人質はビクビク震えて怖がってなきゃ!」
「え? あ、うん…分かった。キャー助けて―!!(←棒読み)」
土蔵の外からは、親戚の子供たちがおもちゃのピストルを使って元気よく銃撃戦ごっこをしている明るい声が聞こえてきます。その間、ずっと暗い土蔵の中でじっとしている沙織さんがここで一言。
「暇だな……」(*´Д`)=3ハァ・・・
ようやく刑事ごっこも終わって人質役から解放されたと思ったのも束の間、今度は子供たちから特撮ヒーローごっこに付き合ってくれるように懇願されます。長い時間縛られたまま土蔵の中にいて疲れてはいましたが、ここで断って泣き出されたりでもしたら困るので、元々子供にも優しくて面倒見もいい沙織さんは、渋々ながら引き続き遊びに付き合ってあげることにします。そして今度もまたどういう訳か、彼女の役割は悪の組織の怪人に捕まった人質のヒロイン役でした。
「んーんむむぅぅー!!」
2階の普段は使われていない畳の部屋へと移動。今度は縛られるだけではなくて猿轡までされるという念の入れよう。尤も口の中に詰め物をされている訳でも、猿轡に使われている布に結び目の瘤がある訳でもないので、実は普通に喋れちゃったりするのですが、ここは遊んでいる子供の夢を壊したりしないように、苦しそうな呻き声を上げたりもがいたりして、人質らしく芝居を続ける律儀な沙織さんでしたww
コメント
沙織ちゃん、随分子供の相手が上手ですね~、将来は保母さんか小学校の先生って展開もありかもですね、でもこんな過激な遊びしちゃったら保護者から怒られそうですが…
でも、こんな子供の頃からDIDに目覚めちゃってるなんて…って、自分もそうだったような気が…小学校ぐらいから人質になってるお姉さん見るとドキドキと…ってまた変態アピールしちゃってましたね自分…
> 沙織ちゃん、随分子供の相手が上手ですね~、将来は保母さんか小学校の先生って展開もありかもですね、
沙織ちゃんの性格が子供好きという設定はオフィシャルに採用してもよさそうです。彼女の将来の進路が「保母さんか小学校の先生」というのもピッタリだと思います。尤も当ブログのヒロインたちは皆、小さな幼い子供たちに対しては優しく接してくれる娘ばかりではあるのですが(;^_^A アセアセ・・・
やはり囚われのヒロイン属性を持つ女子たる者、全員が子供にも好かれるタイプの心清らかな美少女たちであることが望ましいですね(^^)
す、素晴らしい…!
思った通り、沙織さんはこういう役回りが実に良く似合います!
いいですよね、縛らせてあげてる、というユル~い感じが。
今はなき、縄のファンタジーが掲げていた世界観です。
縄ファンBBSに入り浸っていた、あの当時を思い出しました。
私の場合、いつDIDに目覚めたかと聞かれたら、生まれつき、ですね。
幼〇園のとき担任だった先生とか、妄想の中で通算5000回くらい縛られてます。
あと、よく家に遊びに来ていた兄の友人の妹さん(自分より2~3つ年上)とか、毎日のように悪い奴に捕まって縛られてましたねぇ……妄想の中で。
まあ、ろくでもないクソガキでした(笑)。
> す、素晴らしい…!
> 思った通り、沙織さんはこういう役回りが実に良く似合います!
https://okamenogozen.com/1st-heroine-popularity-poll-semifinal-block-a/#comment-699
上記コメント欄での亡八者様のご意見を参考にしてみました。喜んでいただけたようで嬉しいです。今後も何かリクエストがございましたら、(当ブログを今後盛り上げていくためにも)遠慮なくお寄せください。
> 今はなき、縄のファンタジーが掲げていた世界観です。
> 縄ファンBBSに入り浸っていた、あの当時を思い出しました。
「縄のファンタジー」……確か昔そんな名前のサイトがあったような朧げな記憶がありますが、ごめんなさい。どんな内容のサイトだったかよく覚えておりませんm(_ _)m
昔と違って今はDIDやGIDの愛好家が存分に語り合えるようなネット上の場所が少なくなったような気がいたします。
よろしければ当ブログの各記事コメント欄を、掲示板代わりにお好きなだけご活用いただければ幸いです。
> 私の場合、いつDIDに目覚めたかと聞かれたら、生まれつき、ですね。
管理人(おかめの御前)がDID、GID、CID、そして白ボトムフェチや半ズボンフェチに目覚めたのは、やはり子供の頃に見たテレビ(刑事ドラマや特撮ヒーロー物、アニメ等)の影響が大きいと思います。
昭和期の東映特撮ヒロインや半ズボン少年が悪の組織の怪人に捕らわれるオリジナルシナリオを頭の中で妄想しながら、夜にお布団に入って就寝した事は数知れず……。
>でもこんな過激な遊びしちゃったら保護者から怒られそうですが…
最近は親御さんがお子様以上にヒーロー物にはまっているということが多いので、むしろノリノリで悪の組織の幹部役で参加しそうな気がします。ましてやDIDシーンにこだわりを持っていたらなんて考えるとその先を想像するのがちょっと怖いような…。
そのパターンでもお話の続きが書けそうですが、突然「親戚の中年の叔父(伯父)さん(実はDIDマニア)が飛び入り参加!」だと、逆に沙織ちゃんが感付いてドン引きしちゃいそうな気がします…(;^_^A アセアセ・・・
ここは従兄弟達の中にちょっと年齢高めの(思春期に差し掛かったような)男子中高生がいて、その男の子が実はDIDにも並々ならぬ拘りを持っていて、「従姉の沙織を手伝うために自分も一緒に子供たちの遊びに付き合ってやる」という大義名分の下に、本当は仄かな好意を抱いている憧れの存在である沙織ちゃんの縛られている姿見たさという本心を隠して、ごっこ遊びに介入して来るというストーリーもあり得ると思います。